よるドラシリーズ
「かるたクイーン」

初回放送

2003年1月6日(月)から放送[連続16回]
毎週月~木曜午後11時 総合

ストーリー

もう一度、自分の輝きを求めて…。百分の一秒で決まる畳の上の格闘技。競技かるたの頂点・クイーンの座をめぐって女同志の激しい火花が散ります。でも、いつかは負けるのが勝負の世界。クイーンの座を陥落したヒロイン(石田ひかり)が、引退の危機に立ちながら、もう一度自分の輝きを求めて再起します。愛と勇気、そして希望をお届けする、大阪発の23時ドラマです。

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各回のあらすじ

第1週(第1回~4回)「しづごころなく 花の散るらむ」
新年早々に行われる、競技かるたのクイーン決定戦が間近に迫っていた。現在のクイーン・倉田春香(石田ひかり)は28歳。東大阪市の町工場街に生まれ、普段は郵便局に勤めている。そんな春香にかるたを教えたのは、祖母である倉田月乃(野際陽子)。春香は月乃と「一度でも負けたらかるたを辞める」という約束をしていた。春香は恋人の亮平(山口達也)に、今年は負けるかも知れないと不安を漏らす。そしてやってきたクイーン戦、春香は彗星の如く勝ち登ってきた23歳の新人・佐伯若菜(真瀬樹里)に、まさかの敗北を喫する。

第2週(第5回~8回)「われても末に 逢むとぞ思ふ」
クイーン戦に敗れた春香(石田ひかり)は、かるたを辞めて亮平(山口達也)との結婚を決意する。しかし、亮平を気に入らない頑固一徹の父親・昭吾(九十九一)は、二人の結婚を認めようとせず、家族は大騒ぎとなる。
 一方、春香を追いかける新聞記者の藤堂博(陣内智則)は、クイーン戦での判定ミスに気づく。藤堂も春香に恋心を抱くようになっていた…。
第3週(第9回~12回)「行方もしらぬ 恋の道かな」
かるたを忘れようとする春香(石田ひかり)は、東京へ行こうという亮平(山口達也)の申し入れを受けて、結婚への準備を進める。月乃(野際陽子)と再会した裕三(神山繁)は、春香の才能を惜しみ、若菜(真瀬樹里)との再戦を打診するが、月乃は断る。何としてでも春香にかるたを続けてほしい藤堂(陣内智則)は、逃げるのかと春香に迫り、思いをぶつける…。

第4週(第13回~16回)「花ぞ昔の 香ににほひける」
春香(石田ひかり)は若菜(真瀬樹里)と再戦し、大差で敗北する。すべてを失い、初めて屈辱を感じた時、そこに亮平(山口達也)が現れる。かるたに賭ける春香が好きだった、と気づいた亮平は、自分も応援するから来年のクイーン戦に挑戦しようと申し出る。リベンジに向けて、二人の戦いがはじまった。そして一年後、春香と若菜はクイーン戦で激突する…。

キャスト

倉田春香(石田ひかり)
山崎亮平(山口達也)
倉田昭吾(九十九 一)
倉田美沙子(紅 萬子)
倉田友也(錦戸 亮)
藤堂 博(陣内智則)
佐伯若菜(真瀬樹里)
木下(植野葉子)
喜和(タイヘイ夢路)
佐伯裕三(神山 繁)
倉田月乃(野際陽子)

脚本・主題歌など

【作】
小松江里子
【主題歌】
今井美樹
【音楽】
加羽沢美濃
【演出】
榎戸崇泰

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