月曜ドラマシリーズ
「結婚泥棒」

初回放送

2002年9月23日(月)から放送[連続6回]
毎週月曜午後9時15分(※初回放送のみ午後9時) 総合

ストーリー

NHK月曜ドラマシリーズ「結婚泥棒」。結婚詐欺師が最後に「泥棒」したのは、母のハートでした。脚本:ジェームズ三木、出演:橋爪功、富司純子 ほか

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各回のあらすじ

第1回「危険な訪問者」
都内の閑静な住宅街で結婚相談所「辻川ハピネス」を営む辻川小夜子(富司純子)のもとに、一見紳士風の男・板倉英一郎(橋爪功)がやって来た。故郷の老舗旅館の跡を継ぐため、再婚相手を見つけたいのだという。小夜子を手伝う長女の宏美(久我陽子)に次女の清美(榎本加奈子)、古参スタッフの衣笠モヨ子(鷲尾真知子)は早速お見合いをセッティングする。ところが、お相手の片岡真理子(磯野貴理子)を小夜子に紹介された途端、板倉は顔色が変わり、狼狽する。

第2回「愛のテクニック」
板倉(橋爪功)の見合い相手の真理子(磯野貴理子)は、20年前に騙した女の妹だった。結婚詐欺師だとバラす、という真理子をなだめ、板倉は初対面のふりをしてお見合いを続ける。小夜子(富司純子)はお見合いを失敗だと判断するのだが、二人はなぜか交際を申し込んでくる。
 そんな折、板倉の紳士的な人柄に惹かれた小夜子が、思わず悩みを打ち明ける。娘の宏美(久我陽子)が別居中の夫・村井(田辺誠一)と離婚したがっているということ、結婚せずシングルマザーになるという末娘の里美(前田亜季)のこと。何事かひらめいた板倉は、早速行動を開始する…。

第3回「夫婦回復作戦」
村井夫妻を元の鞘に戻すため、板倉(橋爪功)は真理子(磯野貴理子)をストーカーに仕立て、村井(田辺誠一)に一芝居打たせる。それをすっかり信じた小夜子(富司純子)は板倉の助言通りに示談金を払い、宏美(久我陽子)は村井の元に戻って一件落着する。感謝しきりの小夜子に板倉は、実家を助けるためと今後の見合いの中止を申し出る。そんな時、なぜか小夜子と板倉は宣伝パンフレットの表紙にモデルとして登場するハメに。しぶしぶ新郎新婦に扮した二人だったが、板倉は突然小夜子にプロポーズする…。

第4回「お母さんが危ない」
小夜子(富司純子)は板倉(橋爪功)のプロポーズを受け、実家の資金繰りに行き詰まる板倉に、未来の夫のピンチを助けるのは当然と、500万円の小切手を手渡す。娘達にも祝福され、幸福に浸る小夜子だったが、モヨ子(鷲尾真知子)は真理子(磯野貴理子)とストーカー女が同一人物ではないかと疑い始める。そのころ、清美(榎本加奈子)はドライブの途中で立ち寄った温泉旅館で、本物の「板倉英一郎」(山下規介)と対面していた。

第5回「詐欺師ってホント?」
本物の板倉(山下規介)に出会った清美(榎本加奈子)は、宏美(久我陽子)と村井(田辺誠一)に協力を求め、密かに板倉(橋爪功)の素性を調査する。板倉の嘘を知った三人は、小夜子(富司純子)に結婚をやめるよう説得を試みるが、小夜子は全く取り合わない。それどころか、板倉に貸したお金を返して貰うと共に、結婚指輪を渡され至福にひたっている。その矢先、本物の板倉が清美を訪ねてくる…。

第6回「母のプロポーズ」
板倉(橋爪功)のことを怪しいと感じながらも、宏美(久我陽子)たちは何も言わない。それは小夜子(富司純子)が板倉を真剣に愛しているからなのだ…と村井(田辺誠一)に聞かされ、板倉は全てを小夜子に打ち明ける。板倉の告白と謝罪を受け止めた小夜子は、改めて板倉にプロポーズ。娘達の祝福を受け、いよいよ結婚式を迎えるのだが、そこに…。

キャスト

板倉英一郎(橋爪 功)
辻川小夜子(富司純子)
村井宏美(久我陽子)
辻川清美(榎本加奈子)
辻川里美(前田亜季)
村井宗一(田辺誠一)
片岡真理子(磯野貴理子)
衣笠モヨ子(鷲尾真知子)

脚本・主題歌など

【脚本】
ジェームス三木
【主題歌】
鬼束ちひろ
【音楽】
おかもとだいすけ
【演出】
大友啓史
松浦善之助

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