時代劇シリーズ
「はんなり菊太郎2」

初回放送

2004年1月9日(金)から放送[連続6回]
毎週金曜午後9時15分  総合

ストーリー

公事宿とは、江戸時代に庶民の訴訟手続きなどの代行を行った、現代の司法書士・弁護士事務所とその宿泊所の役割を果たした旅籠である。公事は、江戸時代の民事事件を指す。これらの裁判・判決のために人々が各地から江戸や京都に出てきた。だが、すぐに裁判が始まり、判決が出るというものではなく、それを待つ間泊まったり、あれやこれやと提出書類を書いてもらったのが公事宿であった。訴訟や犯罪にまつわる人間模様が、日夜この公事宿で繰り広げられていた。
江戸時代の京都を舞台に、正妻の子である弟に家督を譲り出奔した主人公・田村菊太郎が公事宿・鯉屋(こいや)に居候しながら、京都東町奉行所同心組の弟を助け、事件を解決していく。頭も切れれば腕も立ち、義侠心も強く粋な男。菊太郎の推理と刃が人の心の闇に迫る痛快時代劇。平成14年に放送し好評を得た「はんなり菊太郎」のパート2。人気原作の最新作も盛り込んでお届けする、一話読みきりの全6本。

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各回のあらすじ

第1回 「四年目の客」
ケンカに巻き込まれたはずみで酔っ払いを殺してしまい、島流しになっていた瓦職人の藤蔵(平田満)は、4年ぶりに「大和屋」を訪ねる。4年前、雪の中で死にかけていた藤蔵を助けたのが「大和屋」の娘・おふじ(岡本綾)だったのだ。ところが「大和屋」は、闇の金貸しのワナにかかり、乗っ取られていた。4年間温めた藤蔵のおふじに対する深い恋心を知った菊太郎(内藤剛志)は、何とか「大和屋」を、おふじの手に戻そうとする。

第2回 「神隠し」
しにせのろうそく屋・桑野屋の売上金を盗んだ罪で、しじみ売りの少年・武蔵(森田直幸)が捕まえられる。少年の普段の熱心な姿を知る菊太郎(内藤剛志)は、桑野屋に何か事情があるとしてお信(南果歩)を潜り込ませる。お信は桑野屋の入り嫁・お琴(菊池麻衣子)が何者かに脅され、金を持ち出していたことに気がつく。お琴に隠された秘密とは?お琴の後をつける菊太郎。待っていた男は、武蔵の父親・勘助(太川陽介)だった。

第3回 「京のかぞえ唄」
呉服問屋の下男・新兵衛(芦屋小雁)が若旦那の清助(松下哲)を斬りつける事件が起こった。新兵衛は捕まるが、現場に居た菊太郎(内藤剛志)は、ひたすら新兵衛をかばう奉公人の少女・お登勢(柊瑠美)の姿が気になる。やがてお登勢が清助の子供を人質に、包丁を持ってお堂に立て篭もる。幼い頃に母を亡くし、父に捨てられたお登勢は新兵衛を父親のように慕っていた。自らの境遇に重ね、菊太郎は何とかお登勢を助けようとする。
第4回 「いのちの酒」
伏見の造り酒屋・雁金屋嘉兵衛(蟹江敬三)が行き倒れているところをお信(南果歩)が助ける。実は、嘉兵衛は自分を殺そうとした咎で息子の門左衛門(川野太郎)を奉行所に訴えていた。雁金屋に出向いた菊太郎(内藤剛志)は、番頭の清次郎(上杉祥三)という不審な男に気が付く。清次郎は、門左衛門を陰で操り無理な借金をさせ、その金を着服していたのだ。菊太郎の動きを察知した清次郎は、門左衛門に毒酒を呑ませ殺そうとする。

第5回 「ねえちゃん」
公事宿「鯉屋」の手代・喜六(井之上チャル)の姉・お民(中原果南)が、夫殺しの罪で捕まった。ショックで放心状態のお民は、女牢の中で牢名主・お艶(杉田かおる)に詰め寄られても、何も話さず抜け殻状態だった。与力・伊波(佐川満男)は、お民が夫の浮気を許せずに殺したと断定する。源十郎(渡辺徹)らは、鯉屋の暖簾を一時的に下ろすことを決め、お民の無実を信じる喜六のために、菊太郎(内藤剛志)らと立ち上がる。

第6回 「旅立ち」<終>
旗本の側用人・田所甚兵衛(川地民夫)が「鯉屋」にやって来た。菊太郎(内藤剛志)
が京を離れて江戸にいた時の知り合いで、自藩の若殿が身分の違う娘と駆け落ちして困り
果てていると言う。事態を納めることが出来るのは菊太郎しか居らず、何とか江戸に戻って来て欲しいと頼む。しかし、菊太郎はお信(南果歩)のことを考え返事が出来ない。そんな折、見知らぬ女・お絹(川中美幸)に菊太郎が匕首で襲われる事件が起きる。

キャスト

田村菊太郎(内藤剛志)
お信(南 果歩)
鯉屋源十郎(渡辺 徹)
多佳(東ちづる)
田村銕蔵(石本興司)
奈々(星奈優里)
田村次右衛門(田中邦衛)
政江(香川京子)

脚本・主題歌など

【脚本】
古田 求
森脇京子
齋藤雅文
【原作】
澤田ふじ子
【音楽】
野見祐二

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