よるドラシリーズ
「ちょっと待って、神様」

初回放送

2004 年1月5日(月)から放送[連続20回]
毎週月~木曜午後11時 総合

ストーリー

ある日突然、事故でこの世を去らねばならなくなった平凡な主婦。死ぬに死に切れず、なんと偶然その場に居合わせた女子高生の体を借りて地上に舞い降りることに…。  漫画家・大島弓子さんの不朽の名作「秋日子かく語りき」を映像化。家族の胸にかけがえのない思い出として残る自分の姿を発見していく、切なくもハートウォーミングな物語。

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各回のあらすじ

第1週(第1回~4回)
家事に明け暮れる久留竜子(泉ピン子)はある日、高校生・天城秋日子(宮崎あおい)と道ですれ違う時、トラックに跳ねられて死亡。天界で神の使い(京本政樹)に命乞いをし、秋日子の体を1週間だけ借りて地上に舞い降りる。
平然と竜子の死を受け止める家族の姿に秋日子(竜子)は愕然とするが、竜子が大事にしていたベンジャミンに夫の一夫(津嘉山正種)が愛情を示してくれた事で癒される。そんな折、久留家に見知らぬ女があらわれる。

第2週(第5回~8回)
女の正体は息子の春夫(塚本高史)の恋人・米子(安達祐実)。彼女の手料理に喜ぶ家族に秋日子(竜子)はションボリ。そんな折、春夫の留年話しが発覚。秋日子(竜子)は自分のしてやれる事として弁当を作り、春夫のみならず一夫にも渡しに行く。ところが、会社で秋日子(竜子)は一夫が窓際族である事を初めて知る。無理して舞い降りた事を後悔する秋日子(竜子)。そこに娘・リサ(碇由貴子)が行方不明との知らせが…。

第3週(第9回~12回)
リサの行方を捜す秋日子(竜子)は、以前住んだ東京まで出かけて彼女が友達の家に世話になっていることを知る。リサは、専業主婦だった竜子のようになりたくないと芸能界入りを希望。そのために渋谷のスカウトマンと会っていた。秋日子(竜子)の諫めに最初は反発するリサだが、次第に彼女の優しさを実感し、ようやく名古屋に帰ってくる。そんな折、秋日子は突然クラスメートの茂多(勝地涼)から愛を告白される。

第4週(第13回~16回)
茂多が好きなのは竜子だと言う秋日子。一瞬舞い上がった竜子は落ち着きを取り戻そうと一夫に会いに行くが、そこでOLの原田ゆかり(裕木奈江)が一夫に優しくする姿を見る。しかも、一夫はゆかりにだけ自分の夢を語っていた。そんな折、秋日子(竜子)は親友の薬子(鈴木恵理)と茂多から人格の異変について問われる。観念した秋日子(竜子)は彼女たちに事の真相を告白。一方、一夫も秋日子が竜子であるという確信を抱き始める。

第5週(第17回~20回)
秋日子の正体が竜子だと気付きはじめた一夫は、妻への思いをゆかりに語る。竜子は秋日子に人生の素晴らしさを説くが、逆に、入れ替わりの秘密を一夫に明かすよう迫られる。竜子が一夫に秘密を打ち明けたとき、永遠の別れは24時間後に迫っていた。一夫は、かつて何度も夏休みを過ごした思い出の海へ家族を誘う。春夫とリサには母であることを告げぬまま、家族と最後の時間を過ごす竜子。一方、秋日子は、まだ現世に戻る決心ができずにいた。

キャスト

久留竜子(泉ピン子)
天城秋日子(宮崎あおい)
神の使い(京本政樹)
久留一夫(津嘉山正種)
久留春夫(塚本高史)
笠間米子(安達祐実)
原田ゆかり(裕木奈江)
茂多三郎(勝地 涼)

脚本・主題歌など

【脚本】
浅野妙子
【原作】
大島弓子
【音楽】
小六禮次郎
【演出】
西谷真一

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