よる☆ドラ
「眠れる森の熟女」

初回放送

2012年9月4日(火)から放送[連続9回]
午後10時55分 総合

ストーリー

離婚調停が平行線をたどる中、千波(草刈民代)は、夫との思い出のホテルで酔いつぶれる。千波を介抱してくれたのは、ホテルの若き総支配人・祐輔(瀬戸康史)だった。

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各回のあらすじ

第1回「数十年遅れの王子様?」
相沢千波(草刈民代)は、大きなショックを受けていた。夫の浩史(羽場裕一)が、別の女性と再婚したいと言いだしたのだ。相手は中学時代の同級生・森山春子(森口瑤子)。離婚調停が平行線をたどるなか、やけになった千波は、夫との思い出のホテルで酒に浸り酔いつぶれた。翌朝、千波を介抱してくれた人物が、匿名でホテルの仕事を世話してくれる。その人物は、実はホテルの若き総支配人・祐輔(瀬戸康史)だった。

第2回「あなたと私が思い描いてたもの」
千波(草刈民代)は、仕事を紹介してくれた匿名の人物に、折にふれて手紙を書くことにした。その手紙を受け取っているのは、実は祐輔(瀬戸康史)。若いながらもホテルの総支配人を務めている。有能で従業員たちにも優しいが、それはうわべだけ。本当の性格は最悪だ。一方、夫の浩史(羽場裕一)との離婚調停は平行線。千波は、近所のアパートを借りて、息子・かける(松岡広大)とともに自分の力で暮らしていくことを決意する。

第3回「王子様は、二重人格」
千波(草刈民代)は仕事にも慣れ、さらに精を出していた。ホテルでは、祐輔(瀬戸康史)が新しく発案した、宿泊客へのサプライズプレゼントのサービスがとても好評だ。ある日、客が誕生日であることを知った千波は、新サービスを生かして客に喜んでもらえるチャンスだと考える。しかし、祐輔が「適当に祝っておけばいいでしょ」と秘書・杉浦(山本圭)に投げやりに命じるのを耳にしてしまう。

第4回「女の人生、やり直せますか?」
千波(草刈民代)は、祐輔(瀬戸康史)が実は最悪の性格の持ち主であることを知り、嫌気がさしていた。夫の不倫相手・春子(森口瑤子)が編集長を務める女性雑誌の企画にあおられ、職探しを考え始める。一方、春子は編集長として活躍しながらも、自分自身の人生と、自分が作る雑誌との内容の違いに疑問を抱き始める。そんなある日、千波は清掃に訪れた客室で、仕事の打ち合わせに来ていた春子とバッタリ遭遇してしまう…。

第5回「鎧(よろい)を脱いで」
祐輔(瀬戸康史)は、弟をホテルの後継者にしようとする継母(横山めぐみ)のたくらみに動揺し、酔い潰れる。偶然介抱した千波(草刈民代)は、祐輔の複雑な家庭の事情を、杉浦(山本圭)から初めて聞く。祐輔の心情を知り、千波は祐輔にもっと素直に生きるようにと諭す。そんなある日、春子(森口瑤子)が千波を訪ねてくる。浩史(羽場裕一)との不倫を謝る春子に、千波は「好きな人がいるから気にしないで」と口走ってしまう。

第6回「千波さんは今、恋をしています」
千波(草刈民代)、春子(森口瑤子)、京子(磯野貴理子)が、千波のアパートで語り合うはめに。千波は、いつも手紙で励ましてくれる見知らぬ人に心が傾き、浩史(羽場裕一)への思いはすっかり冷めたと告白。一方、ホテルグループの後継者としての地位が危うい祐輔(瀬戸康史)は、自分を繕うことが出来なくなり、ホテルのエレベーターで泣き崩れてしまう。偶然その場を見かけた千波は、思わず祐輔を抱きしめる。

第7回「女の勘」
ホテルのエレベーターで祐輔(瀬戸康史)に強く抱きしめられた千波(草刈民代)は、何が起こったのか訳が分からず、京子(磯野貴理子)に相談する。祐輔は、なぜ自分が千波に心を許してしまったのか理解できず、激しく動揺していた。一方、祐輔の机の中に千波からの大量の手紙を発見した麻美(朝倉あき)は、千波とは誰なのかを探ろうとしていた。そしてあるとき、祐輔と千波との衝撃的な場面を目撃してしまう。

第8回「歳は関係ないでしょう」
麻美(朝倉あき)は、千波(草刈民代)に、手紙の相手が祐輔(瀬戸康史)だったことを暴露する。千波は、大きなショックを受ける。千波と祐輔の関係を知った浩史(羽場裕一)は、祐輔に直接会って千波への気持ちを確かめようとする。春子(森口瑤子)は、浩史の気持ちが揺らいでいることを知り、別れを告げる。そんなとき、千波の息子・かける(松岡広大)が、浩史と暮らすと言って、急に家を飛び出してしまう。

第9回「熟女が目覚めるとき」
千波(草刈民代)は、かける(松岡広大)が「浩史(羽場裕一)と暮らす」と家を出たことに、激しいショックをおぼえる。かけるは、自分の存在が、千波の再婚への障害になると考えたのだ。祐輔(瀬戸康史)は、千波への気持ちに整理がつかず、困惑する。そんな折、杉浦(山本圭)から、祐輔の母にまつわる重大な告白を受ける。一人さびしく生活を送る千波のもとに、ある夜、春子(森口瑤子)と京子(磯野貴理子)がやって来る。

キャスト

相沢千波(草刈民代)
高岡祐輔(瀬戸康史)
相沢浩史(羽場裕一)
三島みのり(左時枝)
杉浦はじめ(山本圭)
森山春子(森口瑤子)
ほか

脚本・主題歌など

【作】
篠﨑絵里子

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