よるドラシリーズ
「ニコニコ日記」

初回放送

2003年8月18日(月)から放送[連続28回]
午後11時 総合

ストーリー

小沢真理原作の少女漫画「ニコニコ日記」をドラマ化。<友達以上母親未満>の主人公が、赤の他人である一人の少女と<家族以上の家族>の関係を築いていていく物語。

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各回のあらすじ

第1週 「春、出会い」
ケイ(木村佳乃)がチャイムに促されてドアをあけると、少女が座っていた。名前は小箱仁子(永井杏)、今をときめく女優・紫野美冬(大塚寧々)の隠し子だった。昔、ケイは美冬の付き人で、極秘出産した秘密を知っているのはケイだけだった。こうして二人の共同生活が始まったが、無口なニコを持て余したケイは交換日記を思いつく。

第2週 「夏、友だち以上母親未満」
夏、ケイがニコのいない生活にようやく慣れ始めたころ、ニコが訪ねてきた。札束を積んでニコをケイの養女にという美冬のマネージャー・猪瀬(大杉漣)の申し出に激怒したケイは、ニコを連れて美冬が仕事しているテレビ局を訪ねてゆく。ケイがニコには美冬さんが必要だと訴えるが、美冬は冷たく引き離す。夜、ケイがニコの日記に目を留め、寂しさとケイへの思いを延々と綴っている文章を読んで、ついにニコを引き取る決心をする。

第3週 「残暑、恋の予感」
ケイとニコの共同生活は改めて始まった。ニコは夏祭りで出会った男の子にときめき、通学路で再会したときお互い自己紹介をした。その頃、ケイの元に別れた晃太郎(沢村一樹)から電話があり、深夜ドラマを書かないかと誘われた。晃太郎は、中途半端な姿勢で仕事にのぞむケイを説教したものの、ケイへの思いを再認識して、二人は再び付き合い始める。その様子を猪瀬が苦々しく注目していた。

第4週 「秋、家族のかたち」
秋、ケイと晃太郎はニコも一緒の形でデートを重ねていた。そんな折、突然ケイの母・こずえ(長山藍子)が上京してきた。こずえは、ここで暮らさない方がいいとニコにずけずけ言っていたが、あるときニコの傷ついた姿からニコの母親が誰か気づき、ニコと湯船につかりながら心をこめて励ます。翌日、晃太郎からの電話で、ケイは今日が授業参観日だと知る。ケイとこずえは急いで学校に駆けつけた。
第5週 「クリスマス、決心」
ケイと晃太郎は将来のことを考え始めていた。珍しく二人きりでフランス料理店でデートしていると、仕事の打合せをしていた美冬と遭遇し、晃太郎はそこで初めてニコの本当の母親を知る。ショックを受けデートを切り上げた晃太郎をケイが追いかけると、二人の仲はかえって深まった。一方、ニコは二人の結婚に自分は邪魔かもしれないと考え、晃太郎が遊びに来たとき二人きりになるよう気を利かせた。そして晃太郎がケイに結婚を申し込む。

第6週 「春、スキャンダル」
ニコが5年生になった。ケイは仕事も恋愛も新たな展開はなかったが、そんなおりに近づいてきたのが、フリーライターの森村勇樹(鳥羽潤)だった。森村は塾の関係者の情報で、ニコの本名から美冬の隠し子かもしれないと接触してきたのだった。ニコは森村が編集部に携帯電話をしている姿を目撃してしまい、晃太郎に助け舟を求める。ケイは久しぶりに晃太郎と再会して自分のふがいなさに悔し涙するが、ニコのことがついに記事になる。

第7週 「夏、幸せの歩き方」<終>
ケイにも取材陣が押し寄せた。スキャンダルが表沙汰になる前にニコは北海道のこずえの家に避難した。美冬は記者会見を開き、父親の名前については一生言うつもりはないと見得を切った。ケイが行く末を案じていたとき、晃太郎は北海道までやってきた。その晩ニコは東京に帰ろうとケイに提案する。ニコは美冬から呼び出され、初めて父親のことを打ち明けられた。そして今度はケイが自ら晃太郎に結婚を申し込む。

キャスト

小鳥遊ケイ(木村佳乃)
小箱ニコ(永井 杏)
高橋晃太郎(沢村一樹)
花名子(ユンソナ)
松本 泉(古田新太)
紫野美冬(小箱美子)(大塚寧々)
猪瀬潤一(大杉漣)
小鳥遊こずえ(長山藍子)

脚本・主題歌など

【脚本】
大森美香
【原作】
小沢真理「ニコニコ日記」より
【主題歌】
「元気を出して」島谷ひとみ
【音楽】
本多俊之

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