土曜時代劇
「隠密八百八町」

初回放送

2011年1月8日(土)から放送[連続9回]
毎週土曜午後7時30分  総合

ストーリー

文政二年(1819)秋。神谷又十郎(44)は杉崎道場という町道場の師範代をしていた。最近、武衛館からの移籍が多く、その門弟たちとの諍(いさか)いが絶えない。ある日、武衛館の門弟の前で目にも止まらぬ居合いを披露、その一部始終を聞いた楽翁(元老中・松平定信)は、又十郎に興味を持ち、水野忠成の悪政を正す「隠密組」への参加を持ちかけるが・・・。

庶民のささやかな幸せを守るため、江戸八百八町を舞台に、正月時代劇『隠密秘帖(ひちょう)』の主役・神谷庄左衛門の息子・又十郎を中心に結成された「隠密組」が悪事を暴き、華麗に阻止していくエンターテイメント時代劇です。

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各回のあらすじ

第1回「その男、又十郎」文政2(1819)年秋。神谷又十郎(舘ひろし)は、町道場・杉崎道場の師範代。最近、武衛館からの移籍が多く、その門弟たちとのいさかいが絶えない。そんなある日、又十郎は、武衛館の門弟の前で目にも止まらぬ居合いを披露する。その一部始終の報告を聞いた謎の隠居・楽翁(平幹二朗)は、又十郎に興味を持ち、時の老中首座・水野忠成(前田吟)の悪政を正す「隠密組」への参加を持ちかける。又十郎は興味がないと断るが…。第2回「結成!隠密組」ある日、おとき(釈由美子)と春之丞(宝海大空)が顔を出す孤児院が、立ち退きを迫られる。どうやら老中・水野忠成(前田吟)が、側室の保養所を作ろうとしているようだ。又十郎(舘ひろし)、喜八郎(津川雅彦)、おとき、春之丞たちは、孤児を守ろうと立ち上がる。忠成の弱みをつかみ、計画を断念させる。すると、楽翁(平幹二朗)から「わしの望む世直しは、そういう働きじゃ」と言われ、又十郎は「隠密組」結成を決める。第3回「金の亡者たち」江戸から材木が消え、御菓子屋・栄華堂で、ちゅう房工事が中断し、激怒する千景(仁科亜季子)。そんな時、伴内(石倉三郎)が現れ、楽翁(平幹二朗)から「材木の高騰のからくりを調べよ」と指令がでる。同じころ、おとき(釈由美子)たちが出入りする孤児院を支援する材木問屋の主人・政吉(螢雪次朗)が襲われる。この事件の裏に、材木の高騰につながる陰謀があるとみた又十郎(舘ひろし)たち「隠密組」が、探索に乗り出す。。第4回「火におつる涙」おとき(釈由美子)が、材木高騰を操る木曾屋(大和田伸也)のひとり娘・おつる(黒川芽以)のもり役として潜入。そして、ちょう報活動により、木曾屋たちの狙いがわかる。どうやら、裏には作事奉行、さらに水野忠成(前田吟)の影が…。火付けをして高い材木を売り、利ざやを稼ぐ計画だ。また、その金を水野に献上し、己の出世につなげようとしていたのだ。庶民を苦しめる悪に対し、又十郎(舘ひろし)たち「隠密組」が活躍する。第5回「命の氷砂糖」ある日、千代(足立梨花)の友人で、大奥奉公・お小夜(増山加弥乃)が、亡くなる。当時の江戸は砂糖不足だったが、お小夜の袖の中には、氷砂糖が一かけら…。そんな時、伴内(石倉三郎)が現れ、「水野(前田吟)と大奥のつながりを断ち切れ」と楽翁(平幹二朗)からの難題を持ち込む。そこで、奥女中たちが、応命寺への代参を隠れみのに、遊興にふけっているという情報を突破口に、又十郎(舘ひろし)たち「隠密組」が動きだす。
第6回「大奥 鬼退治」奥女中の宴会に潜入した又十郎(舘ひろし)だが、上様のちょう愛を受けるお美根の方(三津谷葉子)への“貢物”として、長持ちに入れられ、連れて行かれる。予想外の展開で大奥潜入に成功した又十郎だが、すぐに辰岡(筒井真理子)、笹山(藤田弓子)たちに取り押さえられる。お美根の方の前に連行され、絶体絶命の又十郎。“めいどの土産”に、お小夜(増山加弥乃)の死の真相を聞きだした時、城中で、ある騒ぎが巻き起こる。第7回「駆け込み人 孫七」水野忠成(前田吟)の家来・孫七(ダンカン)が米倉家屋敷に駆け込んだ。面子(めんつ)を重んじる忠成は、孫七奪還を指示し、米倉家の見張りが厳重になる。そこへ楽翁(平幹二朗)から「孫七を無事に脱出させよ」と指令が出る。水野から逃げ出したという孫七に興味がわいた又十郎(舘ひろし)は、喜八郎(津川雅彦)が考えた手段で、巧みに米倉家に入り込む。調べてゆくと、孫七が、ある重要な情報を握っている可能性が浮上し…。第8回「埋蔵金騒動」無事に孫七(ダンカン)を脱出させた隠密組。孫七から田沼意次の埋蔵金の隠し場所をつきとめるが、出てきたのは埋蔵金ではなく、?飾北斎の愚作の数々だった。一方、水野忠成(前田吟)は、度重なる妨害の裏に又十郎(舘ひろし)たちの存在があると気づく。孫七の件で、米倉家に出入りした又十郎は、先代の年老いた昌晴(秋野太作)から、父・庄左衛門の名前が出てきたことから、35年前の両親と兄の死の真相に近づいてゆく。第9回<終>「敵討ち」喜八郎(津川雅彦)は、庄左衛門から託された備忘録を又十郎(舘ひろし)に手渡した。両親と兄の死の真相を知った又十郎は、「今も生きる敵は、いるのか」と問いただす。一方、老中・水野忠成(前田吟)と奥右筆・遠藤(益岡徹)は、隠密組の実態をつかみ、隠密組の壊滅を犬飼(田中要次)に命令するが…。そして、隠密組が水野と運命の対決を繰り広げた時、又十郎は35年前の事件に絡む、思わぬ事実を耳にしてしまう。

キャスト

神谷又十郎(舘ひろし)
おとき(釈由美子)
水野忠成(前田 吟)
唐沢伴内(石倉三郎)
千景(仁科亜季子)
遠藤成勝(益岡 徹)
木村源兵衛(池田 努)
春之丞(宝海大空)
千代(足立梨花)
伊助(伊嵜充則)
楽翁(平幹二朗)
喜八郎(津川雅彦)

脚本・主題歌など

【脚本】
金子成人(第1・2・7・8・9回)
梶本惠美(第3・4回)
横山一真(第5・6回)
【主題歌】
ふくい舞「いくたびの櫻」
【音楽】
小六禮次郎
【演出】
一色隆司
黛りんたろう
土井祥平

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