ドラマ愛の詩シリーズ
「パパトールドミー 大切な君へ」

初回放送

2003年4月12日(土)から放送[連続12回]
毎週土曜午後7時  教育

ストーリー

舞台は関西のとある町。主人公の知世は、小学4年生の女の子。母親を早くに亡くしたため、まだ若い小説家の父、信吉とのふたり暮し。
「自由で創造的な父子家庭」がふたりの合言葉。知世は素直で可愛らしいごくふつうの子どもだが、周囲の子どもよりも人生の本質を敏感に感じ取ります。
知世は、学校の教師や友人たち、街の人々との交流のなかで、さまざまな日常のドラマを織り成し、時に偏見や中傷にさらされながらも、「父とともにある幸福」に守られ、生きることの奇跡と、自分が自分である幸福を、毎回発見していきます。
少年少女が、人生に夢と勇気を、そして豊かな価値観をもつことの助けになる新しい感覚のファミリー・エンターテイメントドラマ。

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各回のあらすじ

第1回「しあわせのかたち」
小学校4年生の知世(豊田眞唯)は、小説家の父・信吉(風間トオル)と二人暮し。知世は「自由で創造的な父子家庭」を築くために、子供ながら自立を目指している。ある日、友達の幸子(丹治摩耶)がいじめられるのをかばった知世は、はずみで男の子に怪我をさせてしまう。男の子の母親は、「父子家庭だから子育てが行き届いていない」と責めるが、信吉は母親がいないことで知世に問題があると決めつけられたことに抗議する。知世は、世間の偏見に負けないことをあらためて胸に誓う…。

第2回「夢が目をさます」
学校で作文の課題が出された。テーマは「将来の夢」。自分の夢について「なんだろう?」と真剣に悩む知世(豊田眞唯)を、先生を始め周囲は「小説家の娘だから簡単に書けるよ、また学校代表だ」と決め付ける。知世はそんな反応に「何か、違う」と疑問を持つ。ある日、知世は、小説家になるために周囲の反対や不安と闘い、夢を諦めなかった信吉(風間トオル)の過去を知る…。

第3回「ファーストラブ」
新聞部の知世は、学校新聞の記事を6年生の乾鷹彦(西田竜大)に依頼する。鷹彦は学園一のアイドルで、友人達は大騒ぎ。原稿締め切り日、父親とそりが合わない鷹彦は、家を飛び出し知世と公園へ行くが、突然おなかを押えて倒れ込む。病院の診断は、ストレスからくる胃潰瘍だった。鷹彦は家族の期待に応えること、政治家の父親の後継ぎとして見られることに悩んでいた。ストレスの原因が原稿の催促だと勘違いした知世は、鷹彦へのお見舞いを続ける。真実を知った知世は、勇気を持って自分を囲っている檻を自分で壊して飛び出せばよいと鷹彦に微笑む。

第4回「お父さんはぬいぐるみ!?」
知世(豊田眞唯)たちは、地区の綱引き大会に向けて猛特訓中。しかしなぜか、今年はあゆみ(柳生美結)の父親が大会に参加しないのだという。実は、あゆみの両親は離婚していたのだ。知世は、両親の離婚があゆみにとってどれだけ大きなショックだったのかを知る。綱引きの練習中、あゆみは転倒し頭を打ち、検査のため入院する。あゆみを見舞う知世は、本当はお父さんに会いたいのではないか…と詰め寄る。

第5回「天使のおくりもの」
小川(雪代敬子)は知世(豊田眞唯)の家に時々来ては、生活態度をチェックするスーパー家政婦さんである。ある日、知世は洋装店の帽子に見入る小川の姿を見つける。「戦争中、おしゃれは許されなかった」と呟く小川。それを聞いた知世は、小川に帽子と手袋をプレゼントしようとするのだが…。

第6回「ふたりの時間」
信吉(風間トオル)が二泊三日で取材旅行に行く。知世(豊田眞唯)は駅で、信吉と親しげに話す美しい女性を見てショックを受ける。編集者の北原(西野千雅子)の話では、その女性は別の出版社の編集者で、信吉の大ファンなのだと言う。「もしかして恋人?結婚なんて絶対に嫌」と不安がる知世に「お父さんは、永遠に自由になれないね」と言う…。
第7回「ともだち」
百合子(華原朋美)は、高校時代の同窓会で10年ぶりに親友の浦野(大路恵美)に会えると楽しみにしていた。だが、浦野は同窓会には現れず、なぜか百合子を避ける。強引に二人を引き合わせ、怒られてしまった知世(豊田眞唯)は、百合子が再会を目標に10年間頑張ってきたことを告げる…。

第8回「水と風と光と」
同じマンションに住む多恵子(岡本奈月)は、自分のことを過剰に心配する母・芙美子(大西結花)に嫌気がさしていた。そんなおり、多恵子が同級生から、母親とのペアルックのことでからかいを受ける。心配した芙美子は、多恵子の転校を信吉(風間トオル)に相談する。知世(豊田眞唯)は芙美子と衝突して家を飛び出した多恵子から、母親の行動がどれだけ負担になっていたかを聞くが…。

第9回「ほんものの勇気」
逆上がりが上手くできずに落ち込む知世(豊田眞唯)は、体育の苦手な美登里と一緒に練習を始めるが、なかなか成果が出ず、学校を休んでしまう。信吉(風間トオル)は「たとえ逆上がりができなくても、精一杯頑張った勇気は自分の財産になる」と励ます。逆上がりに成功する知世。しかし、美登里は出来ないままだった…。

第10回「奇蹟が降った夜」
知世(豊田眞唯)の母・千草の命日が近づき、信吉(風間トオル)が落ち込んでいる。知世はマジシャン(三輪ひとみ)に、信吉を励ますために雪を降らせてほしいとお願いする。知世は、信吉を千草との思い出が残る遊園地に誘い出す。偽物の雪が降り始めた瞬間、信吉悲しみをあらわにし、知世に背を向ける…。

第11回「きっと会おうね」
父の日に信吉(風間トオル)と喧嘩をし、家を飛び出してしまった知世(豊田眞唯)は、冒険家を夢見る少年・朝陽に出会う。朝陽は、夢を諦めてラーメン屋を営む父がどこか好きになれなかった。交差点を行き交う大人を見ると、自分も夢を諦めて、普通の大人になってしまうと怯えていた。別れ際、知世は「変わらないよ」と朝陽を励ます…。

第12回「君の物語」
信吉(風間トオル)の友人が「一人っ子は集団生活にとけ込めず、将来苦労する。親の責任だ」と言う。知世(豊田眞唯)は集団生活が出来ることを証明するため自然教室に参加するが、班員はくせ者揃いで一つにまとまらない。その中に母子家庭に育つ裕樹がいた。裕樹が同じ班の優作に「弱虫」といじめられ、最年長のケイが優作の頬を殴る。家に帰ろうとするケイに、知世は別れの寂しさを伝える…。

キャスト

的場知世(豊田眞唯)
的場信吉(風間トオル)
的場百合子(華原朋美)

脚本・主題歌など

【脚本】
旺季志ずか
山田珠美
【原作】
榛野なな恵「Papa told me」より
【エンディングテーマ曲】
空気公団「おかえりただいま」
【音楽】
土井宏紀
【演出】
渡邊良雄
宮崎 純
黒崎 博

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