ドラマDモードシリーズ
「ルージュ」

初回放送

2001年8月28日(火)から放送[連続6回]
毎週火曜午後11時 総合

ストーリー

2001年8月28日(火)から放送したドラマDモードシリーズの「ルージュ」。
その自分探しによって本当の自分を見つけだす、現代人に送るメッセージ。

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各回のあらすじ

第1回「初めてのルージュ」
専門学校を卒業し、面接の末大手化粧品会社・クリスティーナの宣伝部に入社した谷川里彩(今井絵理子)は広告クリエイターという夢に向かって張り切る。
キャンペーン用のポスターの撮影現場で、汗みどろで働く里彩は、突然いなくなったキャンペーンモデルの代役に引っ張り出されてしまう。
カメラの前の里彩を見て、上司の礼子(高島礼子)やカメラマンの黒川(保坂尚輝)、コピーライターの秋葉(東儀秀樹)らは驚く。
化粧をした里彩は普段とは想像出来ないほど美しく変身していたのだ。

第2回「わたしらしい 私」
化粧をし、美しく変身した里彩(今井絵理子)を見た礼子(高島礼子)はモデルを里彩に変更することを決心する。礼子は里彩にモデルを引き受けるよう迫る。
しかし、里彩は広告クリエイターという夢が遠ざかるように思え、迷い
結論が出せない。
結局、礼子は里彩の答えを待たずしてモデルを里彩にすると社内会議で発表する。礼子の強引さに里彩は強く反発し、礼子に「モデルも会社も辞める!」といい、飛び出してしまう。
落ち込んで、雨の中を一人歩く里彩が向かった所は......

第3回「モデル・リサ誕生」
里彩(今井絵理子)はモデル修行に励む。迎えたキャンペーンポスターの撮影。
しかし、里彩の表情は緊張でこわばったままだ。カメラマンの黒川(保坂尚輝)は撮影を一時中断し、里彩を遊園地に連れ出す。
「カメラの前では笑えない方が普通だ」
黒川の言葉に、里彩はようやく笑顔を取り戻し撮影は無事終了する。
記者会見を控え、里彩はほのかに思いを寄せる秋葉(東儀秀樹)と鎌倉の古寺へドライブへ行く。
秋葉の大きな心に触れ、里彩は久しぶりの安らぎを感じる。
第4回「きらめきのとき」
キャンペーンがスタートし、里彩(今井絵理子)のポスターが街に溢れる。
モデル里彩は大評判となり、商品は売り切れ続出、会社は次も里彩を起用することを決める。
クリエイターの夢が遠ざかることに里彩は悩むが、人々に夢を与えている
『モデル里彩』というもう一人の自分としばらく付き合って見ようと、
続ける決意をする。秋葉(東儀秀樹)とドライブに出かける里彩。
そんな時、車の鍵を紛失し、二人で朝を待つことに.......
満点の星空の下、里彩はこの時間が永遠に続くように祈る。

第5回「素顔のとき」
礼子(高島礼子)と秋葉(東儀秀樹)が抱き合う姿を目撃した里彩。
カメラマンの黒川(保坂尚輝)から二人は恋人であったことを知らされる。
そして里彩(今井絵理子)は秋葉(東儀秀樹)へ
「再び鎌倉に行きたい。」と告げるが......
そんな里彩にスキャンダルが襲う。両親がそれぞれの愛人と暮らしていることがマスコミに知れ、さらに普段は化粧嫌いである事がセンセーショナルに取り上げられる。
その頃、クリスティーナ社内では里彩をモデルから降ろすこどが決まる......。

第6回「自分で引くルージュ」
雑誌での「メイクは嫌い」の記事からクリスティーナ社内は
秋のキャンペーンから「モデル・里彩」を外そうという流れに傾いた。
ところが、社内での決定とは裏腹に、里彩(今井絵理子)にモデルを続けて欲しいという声が続々と寄せられる。
さらに里彩の広告が賞を受けたことがきっかけで、会社は方針を変え、里彩の秋のキャンペーン再起用を決める。
一方、もうこれ以上周囲に翻弄され、傷つきたくないと里彩はためらう。
しかし、『広告の口紅をつけて、新しい自分に出会えた』という手紙。
そして礼子(高島礼子)の「あなたがぴったりだと思ったから...」の言葉に
里彩は自信を取り戻す。
魅力的な自分を新しく作り続けていくこと、それも立派なクリエイターなのだと気付いた里彩は改めて真剣にモデルに賭けてみようと決意する。
里彩の復帰に、カメラマンとしての自分に疑問を抱いていた黒川も再び自信を取り戻す。
そしてモデル・里彩は再びスポットを浴びるのだった。

キャスト

谷川里彩(今井絵理子)
本宮礼子(高島礼子)
黒川慎吾(保坂尚輝)
秋葉友之(東儀秀樹)
ヘアメイク芳村(田中要次)
矢嶋しげり(中島ひろ子)
桜木専務(桜木専務)
谷川美和(仁科亜季子)
中山文乃(馬渕晴子)

脚本・主題歌など

【脚本】
田渕久美子
【原作】
柳 美里『ルージュ』(角川書店・刊)
【音楽】
村山達哉
【演出】
新城毅彦
南雲聖一

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