ドラマ10
「八日目の蝉」

初回放送

2010年4月4日(火)から放送[連続6回]
毎週火曜午後10時  総合

ストーリー

「私はもう、今までの私とは違う。私はこの子の母なのだ。」不実な男との実らない愛。男は女が母となることを否定するかたわら、妻との間には子をもうける。絶望の中、女はその子を奪う。母になるとは、女として生きるとは・・・。血のつながりを越えた母子の5年半にわたる逃亡劇。現代的課題に真っ向から向き合うドラマです。

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各回のあらすじ

第1回「逃亡」野々宮希和子(檀れい)は、秋山丈博(津田寛治)との実らぬ愛の果て、自分では赤ちゃんを産めないからだになっていた。もうろうとした意識のなかで、丈博の妻・恵津子(板谷由夏)の産んだ赤ちゃんの無邪気な笑みを見たとき、「この子のためだけに生きていこう」と決意。薫と名づけ、赤ちゃんをを奪って逃亡する。20年後、成人した薫・秋山恵理菜(北乃きい)は、恋人(岡田浩暉)と歩いていた。恵理菜は身ごもっていて…。
第2回「エンジェルの家」希和子(檀れい)は名古屋に流れてくる。公園でホームレスのような老女(倍賞美津子)と出会ったことをきっかけに、薫をつれて「エンジェルホーム」という傷ついた女たちが暮らす宗教施設にむかう。沢田久美(坂井真紀)とともに、サライと名乗る女(高畑淳子)から入居の審査を受け、教祖ナオミエンジェル(藤田弓子)から入居が許される。その20年後、身ごもった薫=恵理菜(北乃きい)は、男(岡田浩暉)に別れを告げるが…。
第3回「悲しき女たち」エンジェルの家で3年がたった。ある日、希和子(檀れい)は行商に出たとき、ルールを犯して久美(坂井真紀)といっしょに、久美の子どもに会いに行く。だが、その子は久美のことをまったく覚えていなかった。久美の深い悲しみを見つめる希和子。一方、ホームは、社会的糾弾を受けるようになっていく。教祖ナオミエンジェル(藤田弓子)は、マスコミの要求を受け、ホームの公開を宣言。自分の素性がばれることを恐れた希和子は…。
第4回「恋」エンジェルホームを脱出した希和子(檀れい)と薫(小林星蘭)は、小豆島に渡り、久美(坂井真紀)の母・昌江(吉行和子)の好意でそうめん屋で働かせてもらう。ある日、突然、おなかが痛いと薫が泣きだす。困っているところに漁師の文治(岸谷五朗)がやってきて、希和子たちを助ける。文治もまた幼い子を亡くし、妻と別れた過去を持っていたのだ。回復して寝ついた薫を前に、文治と希和子は…。
第5回「光の島」島に久美(坂井真紀)が帰ってくる。文治(岸谷五朗)との仲を取り持とうとするが、希和子(檀れい)は一時の気の迷いと遠ざける。ある日、虫送りの祭りに出た希和子と薫(小林星蘭)の横顔をとらえた写真が新聞に大きく掲載される。希和子は自分の素性がばれる日がやってくることを予感する。久美が、母・昌江(吉行和子)と再びけんかをし、島を出て行った後、希和子はついに刑事に捕まる。薫を奪って5年半の歳月が流れていた。

第6回<終>「奇跡」恵理菜(北乃きい)=薫は、千草(高橋真唯)といっしょに小豆島に渡り、思い出の跡をたどろうとする。希和子(檀れい)についての記憶もよみがえらず、あきらめかけたとき、港町の写真館に15年前、希和子と撮った写真が飾ってあるのを発見する。港では、老いた文治(岸谷五朗)と偶然出会う。文治は希和子が捕まるときに叫んだ言葉も覚えていた。そして岡山の港に降りたとき、恵理菜たちの姿をいぶかし気に見つめる女がいた…。

キャスト

野々宮希和子(檀 れい)
秋山丈博(津田寛治)
秋山恵津子(板谷由夏)
薫=恵理菜(小林星蘭)→成人時(北乃きい)
道代(薬局の主人)(あき竹城)
岸田(岡田浩暉)
仁川康枝(京野ことみ)
中村とみ子(倍賞美津子)
沢田久美(坂井真紀)
高石敬子(サライ)(高畑淳子)
長谷川ナオミ・エンジェル(藤田弓子)
篠原文治(岸谷五朗)
大出喜美(左 時枝)
沢田昌江(吉行和子)
土田(石井正則)
写真屋店主(藤村俊二)

脚本・主題歌など

【脚本】
浅野妙子
【原作】
角田光代「八日目の蝉」
【音楽】
渡辺俊幸
【演出】
佐々木章光
藤尾 隆

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