ドラマ10
「シングルマザーズ」

初回放送

2012年10月23日(火)から放送[連続8回]
午後10時 総合

ストーリー

夫のDVから逃れ、息子を連れて家を出た直(沢口靖子)。家も仕事も見つからず途方にくれるが、直を救ったのはシングルマザーの久美(北斗晶)と燈子(高畑敦子)だった。

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各回のあらすじ

第1回「ようこそ、シングルマザー!」
夫(田中哲司)のDVから逃れるため、5歳の息子(田中奏生)を連れ家を出た直(沢口靖子)。新たな生活を始めるため部屋と仕事を探すが簡単には見つからない。そんな直に手を差し伸べたのは、不動産屋に勤める久美(北斗晶)だ。直は料理屋のパートを始めるが、レジで男性客に肩をたたかれた瞬間、DVのフラッシュバックが起こり動けなくなる。機転を利かせて直を救ったのはシングルマザー団体の代表・燈子(高畑淳子)だった。


第2回「あなたは間違ってない!」
直(沢口靖子)は料理屋のパートをクビになり、次の仕事を探すが、何の資格も持たないため、なかなか見つからない。兄の紹介で事務職のパートにつき、やっと生活も安定したきたかに思えたところに、息子・涼太(田中奏生)が保育園で暴れたと知らされる。さらにこれまでの無理から、母子ともに熱を出して倒れ、2日間寝込んでパートをまたクビに。傷心の直は燈子(高畑淳子)が代表を務める「ひとりママ・ネット」を訪ねる。

第3回「ぶつけよう、あなたの気持ち!」
直(沢口靖子)のアパートの前に、DVを振るっていた夫・信樹(田中哲司)が現れ、連絡を受けた燈子(高畑淳子)が駆けつける。直とともに燈子のもとを訪れた久美(北斗晶)は、別れた夫のもとに残してきた子どもがいると打ち明ける。同じ頃、夫と死別しシングルマザーとなった由香子(三浦理恵子)が派手な服装で繁華街にいるのを、燈子が見かける。由香子は夫を亡くした寂しさと生活苦から、出会い系サイトにアクセスしていた。

第4回「招かれざる客?」
「ひとりママ・ネット」に突然現れた娘(忽那汐里)は、直(沢口靖子)に出産費用を貸してくれと言うが、断られると、ぶ然と立ち去る。ある日、直は海岸にたたずむ娘を見つける。海に近づいていく娘を、直は必死に抱きとめるが、直を振り切り去っていく。落ちていた母子手帳を拾い上げると、出産予定は間近に迫っていた。そんな中、母子家庭にとって命の綱ともいえる「児童扶養手当」が、削減されるという知らせが舞い込む。

第5回「子供のキモチ!」
直(沢口靖子)の息子・涼太(山崎竜太郎)の様子がおかしい。涼太は家庭が貧しいことから塾にも行けず、将来に不安を感じていた。一方、水枝(酒井若菜)は無理をして働きながら、息子の慎之介(松島海斗)を塾に通わせていた。そんな中「ひとりママ・ネット」に小田(山口馬木也)がまた現れる。小田と話すうち、直は、この男が自分の妻にDVを働いていたことを確信。ある日、慎之介が家出をしたとの連絡が水枝から入り…。

第6回「母と子の総決算?」
互い母親に不満を抱いている涼太(山崎竜太郎)と慎之介(松島海斗)は家出の話で盛り上がり、近くの小島に渡る。雨宿りに入った島の洞窟の中で、2人は自分の気持ちを語り合う。翌朝、島から戻った2人を直(沢口靖子)と水枝(酒井若菜)が出迎え、母と子は、お互いの気持ちをぶつけ合う。そして「児童扶養手当」の削減に反対する活動が活発になるなか、行男(山口馬木也)が再び、ひとりママ・ネットに現れ、発した言葉は…。

第7回「シンママたちの大勝負!」
「児童扶養手当」削減の実施を目前にし、直(沢口靖子)たち「ひとりママ・ネット」は、反対活動を続けていた。そんな中、燈子(高畑淳子)に連れられボランティアとして、行男(山口馬木也)が現れた。行男は、自分はDV加害者だったと告白し、直たちを手伝い始める。国会議員へのロビー活動や議員会館での院内集会の開催など、シングルマザーたちは必死で頑張るが、情勢はよくなかった。そこで直は、燈子に大胆な提案をする。

第8回「嵐の予感!」
直(沢口靖子)の息子・涼太(山崎竜太郎)が通う学校に、元夫・信樹(田中哲司)が現れる。さらに「ひとりママ・ネット」に信樹の弁護士から電話が入る。涼太に会わせろという。しかし、信樹のDVが原因で離婚した直には、受け入れがたいことだった。ある日、行男(山口馬木也)が「ひとりママ・ネット」に現れるが、様子がおかしい。別れた妻が再婚したという。「本当の自分を見せてやる」と叫んだ行男は、直の前で…。

キャスト

上村直(沢口靖子)
青山伸樹(田中哲司)
難波水枝(酒井若菜)
斎藤久美(北斗晶)
小暮雅子(田島令子)
小暮洋輔(ユージ)
小暮金治(若林豪)
高坂燈子(高畑淳子)

脚本・主題歌など

【原作】
永井愛
【脚本】
相良敦子

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