ドラマ10
「下流の宴」

初回放送

2011年5月31日(火)から放送[連続8回]
毎週火曜午後10時 総合

ストーリー

理想の家庭を築いたはずが、気がついたら崖っぷち。夫は左遷。娘の就活は失敗。そしてフリーターの息子が「下流」の娘と結婚宣言!愛する息子を取り戻すため、「中流家庭」を守るため、専業主婦・由美子の戦いが始まる!

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各回のあらすじ

第1回「息子のオンナ」福原由美子(黒木瞳)の悩みは、息子・翔(窪田正孝)が高校中退後、フリーターを続けていること。その翔が、年上のフリーター・宮城珠緒(美波)と結婚すると言いだす。医者の家に生まれ、母・満津枝(野際陽子)から厳しく育てられた由美子。福原家「下流転落」の危機を夫・健治(渡辺いっけい)や娘・可奈(加藤夏希)に訴えるが相手にされない。由美子は、幼なじみで受験のカリスマの島田(遠藤憲一)に思い切って会いに行く。
第2回「崖っぷちの母」珠緒(美波)の第一印象は、“不細工で非常識”。由美子(黒木瞳)の「下流転落」への危機感は増す。由美子のコトバに傷ついた珠緒は、沖縄の母・洋子(余貴美子)に励まされる。可奈(加藤夏希)は“合コン”を続け、健治(渡辺いっけい)の会社には不穏なウワサがたつ。島田(遠藤憲一)の講演会を聴きにいった夜、張り詰めていた感情を島田にぶつけてしまう由美子。そんななか、満津枝(野際陽子)が翔(窪田正孝)に…。
第3回「宣戦布告」「1000万円あげるから留学しなさい」という満津枝(野際陽子)の申し出を断る翔(窪田正孝)。あまりの覇気のなさに、由美子(黒木瞳)は「死んでいるのと同じ」と怒る。その夜、沖縄から珠緒(美波)の弟・亮太(太賀)が上京。何気なく亮太に貸した保険証が原因で、翔は「飛ばし携帯」事件に巻き込まれる。謝罪のため洋子(余貴美子)も駆けつけるが、由美子の物言いに耐えかねた珠緒が、とんでもないことを言いだす。
第4回「カリスマの逆襲」医者になったら翔(窪田正孝)との結婚を認めると珠緒(美波)に約束させられた由美子(黒木瞳)。残る望みは、受験のカリスマ島田(遠藤憲一)に翔を託すこと。しかし、翔は由美子の連絡を無視し続ける。一方、可奈(加藤夏希)は高学歴で高収入のトレーダー・北沢(眞島秀和)と急接近。かたや、健治(渡辺いっけい)は転職を勧告される。約束の日、翔が島田に会いに行ったと知って喜ぶ由美子。しかし、翔の本当の目的は…。
第5回「裏切られた母」島田(遠藤憲一)が珠緒(美波)を教えると宣言。由美子(黒木瞳)はショックを受ける。アルバイトも続けながら、フラフラになって勉強する珠緒を見た翔(窪田正孝)は、生活費300万円の借金を満津枝(野際陽子)に申し込む。満津枝は一計を案じ、意外な条件をつけて、お金を貸す。可奈(加藤夏希)が北沢(眞島秀和)を福原家に連れてきた夜、翔のことを「医大を目指す浪人生」と、ごまかす由美子。その言葉に翔は傷つく。
第6回「偽りの家族」可奈(加藤夏希)の妊娠に動揺する北沢(眞島秀和)だったが、由美子(黒木瞳)の説得で、ついに結婚を決意する。翔(窪田正孝)は可奈との確執から結婚式への出席をためらうが、その背中を珠緒(美波)が押す。一方、健治(渡辺いっけい)は本社に戻れないことを通告される。結婚式当日、由美子たち親族の見えから、医学部浪人生のフリをすることなった翔。その様子を見た健治は、最後のスピーチで突然…。
第7回「逆転の予感」珠緒(美波)が、1年目の受験に失敗。「2年間で医大に合格しない時は、翔(窪田正孝)が大学に行く」という満津枝(野際陽子)と翔との密約を知った由美子(黒木瞳)は、その事を珠緒に話す。傷ついた珠緒は、翔と大げんかして家を飛び出し、島田(遠藤憲一)の塾に転がり込む。一方、子供も生まれ、セレブな暮らしを満喫する可奈(加藤夏希)だったが、夫・北沢(眞島秀和)が心の病いに。そして、運命の2年目の受験の日が…。
第8回<終>「果てなき戦い」北沢(眞島秀和)が実家で療養することになり、可奈(加藤夏希)にとっては「地方でしゅうとめと同居」という最悪の展開に。娘の窮地にもどこか他人事のような健治(渡辺いっけい)に、由美子(黒木瞳)の怒りは爆発。追い打ちをかけるように珠緒(美波)は医大に合格。ぼう然とする由美子を島田(遠藤憲一)は幼い頃を過ごしたアパートに連れて行く。島田に諭され、由美子は、ようやく翔と珠緒の結婚を祝福する気持ちになるが…。

キャスト

福原由美子(黒木 瞳)
宮城珠緒(美波)
福原翔(窪田正孝)
福原健治(渡辺いっけい)
福原可奈(加藤夏希)
北沢玲一(眞島秀和)
島田直樹(遠藤憲一)
宮城洋子(余貴美子)
木下満津枝(野際陽子)

脚本・主題歌など

【脚本】
中園ミホ
【原作】
林真理子
【音楽】
佐藤允彦
【演出】
勝田夏子

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