ドラマ10
「天使のわけまえ」

初回放送

2010年7月6日(火)から放送[連続5回]
毎週火曜午後10時 総合

ストーリー

くるみ(観月ありさ)は結婚を約束した和也(細川茂樹)に全財産を持ち逃げされた。新居は契約されておらず、仕事もやめたばかり。両親と縁薄く、田舎の祖父(大滝秀治)には頼れない。

呆然とするくるみを見かねて声をかけたのは、工事現場の交通誘導員のおっさん(イッセー尾形)だ。くるみは和也のために作った手製のおはぎをおっさんに渡す。ひとつつまんだおっさんの目に驚きと同時に大粒の涙が浮かぶ。ここから、孤独なくるみの再生の物語が始まった。

おはぎ→お弁当→料理教室→ホームパーティのケータリングと、わらしべ長者のように人と人との出会いに支えられ、「ごはん」を一生懸命作っているうちに、食で人生を切り開く手ごたえをつかんでいくくるみ。

一方、くるみの前に和也の息子、中2の康太(野村周平)が現れた。「なんで?!」とぼやきながらも行き場のない中学生を追い出すわけに行かず、一つ屋根の下に暮らし始める二人。思わぬ事態にぶつかり合いながら、寄る辺のない者同士、いつしか家族のようになっていく。しかし「必ず帰る」と言った和也の行方はようとしてつかめず…

もっと読む

各回のあらすじ

第1回「涙のおはぎ」くるみ(観月ありさ)の婚約者・和也(細川茂樹)は貯金を持って行方不明に。手製のおはぎが彼女の再生のきっかけとなる。そして和也の息子、康太(野村周平)が現れ…。
第2回「セレブと太巻き」セレブ主婦のさくら(ともさかりえ)がくるみ(観月ありさ)に太巻きの作り方を教えてほしいと依頼。料理下手のさくらは娘の誕生日会に料理を作る約束が重荷だった。
第3回「望郷のきりたんぽ」秋田の田舎から祖父・広吉(大滝秀治)が突然上京してきた。和也(細川茂樹)や康太(野村周平)とのことがばれ、その上おっさん(イッセー尾形)も家出人だと分かる。
第4回「愛のローストビーフ」結婚パーティのケータリングの依頼を受け、初の大仕事に張り切るくるみ(観月ありさ)。しかし新婦が直前に結婚をやめると言い出した。
第5回<終>「別れのロールキャベツ」行方をくらませていた和也(細川茂樹)が突然帰ってきた。くるみ(観月ありさ)に結婚しようと言う和也に康太(野村周平)は怒りを爆発させる。                                                                                            

キャスト

坂下くるみ(観月ありさ)
芳村さくら(ともさかりえ)
北村和也(細川茂樹)
竹内ミキ(西原亜希)
落合高志(佐藤祐基)
北村康太(野村周平)
おっさん(イッセー尾形)
坂下浩吉(大滝秀治)
芳村 杏(山口朋華)

脚本・主題歌など

【作】
吉田紀子
【音楽】
和田貴史
【主題歌】
「名もなき花よ」〈作詞〉コシノヒロコ〈作曲・歌〉河口恭吾
【演出】
佐藤峰世(NHKエンタープライズ)
【フードスタイリスト】
飯島奈美

ページトップへ