特集ドラマシリーズ
「ハルとナツ」




初回
放送

2005年10月2日(日)から放送[連続5回]
午後9時  総合

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各回あらすじ

第1回 「姉妹」
2005年。70年ぶりに帰国したブラジル移民の高倉ハル(森光子)は、生き別れていた妹・ナツ(野際陽子)(78歳)を捜しあてる。しかし、「自分は家族に捨てられた」と冷たく言い放つナツ。失意のハルは孫の大和(今井翼)に昔のことを語る。1934年、北海道からブラジルへの移民を決意したハル(斉藤奈々)一家。しかし、ナツ(志田未来)が目の病気・トラホームと診断され一人残らざるをえず、姉妹は涙の別れとなる。

第2回 「南と北の大地に別れて」
昔のナツ(志田未来:子役)の手紙を手にしたハル(森光子)。ハルの手紙を読み返すナツ(野際陽子)。昭和9年、北海道に戻ったナツは伯母(根岸季衣)たちからいじめにあう。唯一の味方、祖母・ノブ(渡辺美佐子)が急死し、ナツは家出を決行。そして牛飼いの徳治(井川比佐志)に拾われ、仕事を手伝い始める。ブラジルのハルたちは苦難を極めていた。今年の収支は赤字で借金しか残らないと聞き、がく然とする一同。

第3回 「流転の青春」
昭和10年、ハル(斉藤奈々:子役)一家は仲間の山下(斉藤洋介)一家と農園から夜逃げを図る。叔父(吉見一豊)らが監視に見つかり連行され、兄の実(椿直)とも別れ、ハルと父母(村田雄浩・姿晴香)の3人だけになる。6年後、アメリカ人地主の土地でハル(米倉涼子)たちは順調に綿花を栽培していた。翌年、日本に帰るめどがついた矢先に日米が開戦。ナツ(仲間由紀恵)も、戦争の時代を牛とともにたくましく生きていた。
第4回 「日本よ・運命の愛と哀しみ」
突然、姉・ハル(森光子)のもとを訪れたナツ(野際陽子)は、ハルを箱根へと誘う。互いの過去を語り明かす姉妹。戦時中、ハル(米倉涼子)の父・忠次(村田雄浩)は、村のリーダーの中山耕太郎(柄本明)を目の敵にしていた。日本の敗戦を信じない「勝ち組」の忠次は、「負け組」の耕太郎に対し乱闘騒動を起こし逮捕される。ハルは耕太郎の長男・隆太(岡田義徳)から求婚されるが、父を思うとあきらめざるをえない。

第5回 「ブラジルへ」<終>
昭和24年、ナツ(仲間由紀恵)は商売にたけた山辺康夫(北村一輝)の才覚を見込んで結婚、会社を拡大していく。一方、ハル(米倉涼子)のもとへ、かつての農園の仲間だった山下拓也(高嶋政宏)が訪ねてくる。そして、彼のプロポーズを受け2人は結ばれる。昭和34年、父・忠次(村田雄浩)が亡くなったあと、一家はサンパウロ郊外に移り、菊作りを本格的に手がける。日本のナツの会社は東京に進出、ナツは大会社の社長に。

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