過去の放送2017年度

成績表の見方が変わる!“模試”活用法

2017年6月5日(月) 放送

“模擬試験”徹底活用法!/偏差値よりもココを見ろ!成績表の上手な見方/問題用紙に○○をメモれば復習がバッチリ!/E判定を跳ね返した先輩登場/模試を受けるベストタイミングとは?/ジャンポケの面白理科動画も!

みんなは“模試”って受けたことある?
本番の入学試験を想定して、予備校などが行う「模擬試験」。受けたことがある人も、そうでない人も「模試、イヤだな~」って思ったことはない?
そんな気持ちで模試に臨むなんて、もったいない!

模試を受けると自分の偏差値や合格判定が分かるけど、実はそれだけじゃない! 模試には、きみをレベルアップさせる大事な情報が、たくさん詰まっているんだ。
模試への心構えから成績表の効果的な見方まで、模擬試験を徹底的に活用する方法を教えちゃいます!

出演:ジャングルポケット、池末翔太(予備校講師)

模試は健康診断!

健康診断を受けて悪いところが見つかったら、それを治療して健康になる。
模試も同じで、模試で苦手を見つけて、それを放置せずにきちんと克服すれば受験生として実力がアップするぞ。

できるかな~いやだな~とネガティブに考えるのでなく、ポジティブな気持ちで受けよう。
間違えてもがっかりする必要はなく、むしろ「あ、悪いところが見つかった、よかった!」という気持ちでとらえてみよう。

言いにくいダメ出しをしてくれる友人的な存在、それが模試!

模試を受けるタイミングは?

模試を効果的に活用するには、受け始める時期が重要なんだって。
では、いつ模試を受け始めたらいいの? きみはどちらだと思う?

  1. 受験勉強を始めたら、なるべく早く受ける
  2. 受験勉強がある程度進んでから受ける

正解は②。模試はある程度勉強をしてから受けた方が効果的なんだ。
模試の重要な目的のひとつが、自分の弱点をチェックすること。勉強しないで受けてしまうと「ほとんどが弱点」になってしまい、効果的じゃないんだ。

復習に役立つ模試の活用法!

模試で結果が出ないという人におススメ! 成績アップにつながる、とっておきの方法があるんです。
それは、試験を受けながら問題用紙に「メモ」を取ること。復習にとても役立つんだ。

メモすることは次の3つ。チェックしておこう!

1. 答えをメモ

自分の答えをメモしておけば、模範解答で答え合わせができる。
わからないところを復習できるってわけ。

答えだけでなく、途中式など解いた過程もメモしておくと、さらに効果的な復習ができるよ。

2. 解答にかかった時間をメモ

それぞれの問題に、どれぐらいの時間をかけたかメモしておこう。
時間がなかったから解けなかった、もう少し時間があったら解けていたなど、振り返ることができる。
復習のときに時間配分を考える材料になるんだ!

1問1問きっちり計らなくても大丈夫。「問1から問4まで8分かかった」程度でもいいんだ。

答えにどれだけ自信があるのか「〇×△」などで印をつけるのも効果的。
選択問題では、たまたま正解することもあるけど、印をつけるだけで本当に理解できていたかわかるんだ。

3. 問題を解いた順番をメモ

最初の問題から順番にやっていかないと気がすまない、ってことはないかな?
でも、それだと後半の問題を解く時間が足りなくなってしまうことも。

問題を解いた順番をメモしておくと、「長文問題に時間がかかりすぎて他の問題が疎かになった」など時間配分の目安がわかるんだ。
試験時間を効率良く使うヒントになるよ!

<問題を解く順番はどうしたらいい?>

テストが始まったらまず全体を見ること。その上で「この問題はいけそうだ、これは捨てていいかな」など優先順位を考えて解く順番を決める。
まずは、簡単な問題から解いていってみよう。

模試は、受験のための練習の場という意識で活用していこう。

模試の点数が上がらない、どうしたらいい?

定期テストの成績はいいのに、なぜか模試では点が取れない!
こういう悩みを持っている人、結構多いんだって。

模試と定期テストの大きな違いは「出題範囲」。
定期テストは、学校の授業内容から出題されるので、教科書のここからここまでなど範囲が決まっている。
一方、模試は、受験を意識してつくられているので、範囲が広く、どこが出るのかわからない。

定期テストは短距離走、受験はマラソンというイメージなんだ。
短距離とマラソンでは、全然トレーニング法が違うよね。模試にも定期テストとは違うおススメの勉強法があるよ。

<模試のおススメ勉強法>

受験用の薄い問題集を利用しよう!
授業で使ったノートは膨大な量なので、それを全部覚えるのは難しい。 薄い問題集の利点は、ムダがないってこと。受験で大事なポイントしか入っていないんだ。
まずは、薄い問題集からスタートしてみよう。特に苦手教科におススメ。
難関大学に合格した先輩たちも、薄い問題集を繰り返し解くことが大事だという人が結構多いよ。

模試の成績表 - 判定が悪かったら、どうしたらいい?

模試を受けると、約1か月後には結果が返ってくる。ここで何をするかが、合格・不合格を左右するんだ。

成績表には点数・偏差値、全国や校内の平均点・順位などが書かれている。
中でも、志望校への合格可能性をA〜Eランクで評価する「合格判定」が気になるって人、多いんじゃない?

もし、志望校の合格判定が悪かったら、どうしたらいい?

  1. 志望校をワンランク落とす
  2. E判定でもあきらめない

正解は②。自分を信じてE判定でもあきらめない!
E判定から難関大学に合格した先輩は沢山いるんだ。そんな先輩たちは、模試の判定をどう考えていたの?

<E判定から東京大学に合格した先輩>

模試を受けて一喜一憂しないことが大事です。受験の2か月前まで、ずっとE判定でした。それをポジティブにとらえて「あとこれだけ頑張れば、もう少し成績が伸びる」と、自分を信じることが大事だと思います。

<E判定から慶應大学医学部に合格した先輩>

現役の頃は、どの医学部もすべてE判定でした。でも、自分のやりたい医学部を全力で目指そうと思いました。 E判定が出るからこそ悔しい思いをして、もっとやらなきゃという自分のモチベーションにしていました。

2人ともE判定を自分のチカラに変えて、合格を勝ち取ったんだ!

<池末翔太先生のコメント>

6月など早い時期に、A~B判定をとっている人は、もっと上の大学を目指すと思います。つまり、実際受験するときには、その大学を受けない可能性が高い。むしろ、C~E判定の人が、実際に受験する時のライバルになります。
D・E判定の人は、自分の勉強法が合っていないかもしれない。そこを修正すれば、ぐっと合格に近づきます。
E判定でも、勉強の積み重ねで急に成績が伸びることはよくあります。

模試の成績表 - 成績アップの鍵

成績表で最初に注目すべきなのが順位。ただし「校内」ではなく、「全国」の順位をチェックしよう。
大学受験のライバルは全国の受験生。だから、全国での自分の位置を意識することが大事なんだ。

模試の成績表は、2枚目以降も必ずチェックしよう。成績アップの鍵があるんだ。
注目すべきポイントは2つ。

1. 各教科の設問別成績

設問別の全国平均点と、自分の得点を見てみよう。 それぞれの教科で設問別に得点が書かれているので、自分の苦手分野を的確に把握できるんだ。

例えば、各設問の平均点と自分の得点を比較してみる。

この例では、長文読解では平均点の半分しか点がとれていないということがわかる。
このように分析すると、苦手教科の中から復習すべき自分の弱点が見えてくるんだ。

2.問題別の正答率

もうひとつのポイントは、問題別の正答率。
模試によっては、1問ごとに「全国の正答率」が書かれているぞ。

注目すべきは、全国の正答率が高いのに自分は間違っているところ。 つまり、みんなは正解してるのに、自分は間違えている問題ということ。
正答率が高い問題は、難しい問題ではないので、絶対に落としてはいけないところ。 すぐに復習すべき点になる。

逆に、正答率が悪くて、自分も間違っている場合は、とても難しい問題だということ。
それなら、もう復習しない、少なくとも優先順位を低くする部分になる。

<池末翔太先生のコメント>

満点主義で全てを復習しないと気が済まないタイプの人は、受験であまりうまくいきません。 受験では満点を取らなくても合格できます。満点主義ではなく、合格点主義で考えましょう。

ニューベン動画クラブ

受験に役立つ勉強のポイントが楽しい動画で学べちゃう「ニューベン動画クラブ」。
今回はジャングルポケットの理科実験部。難しい理科を面白い実験でわかりやすく伝える! テーマはシャルルの法則。高校2年生の物理で習う法則で、受験にも出るところ。この実験動画を見れば難しい法則もまるわかり、レッツ、シャルル!

出演:ジャングルポケット