過去の放送2017年度

残暑にお届け!勉強“失敗”恐怖体験

2017年9月18日(月) 放送

「テスト中にうっかり…」「授業中にギャグがすべって…」「得意科目に油断して…」などなど、ゼミ生たちのこわ~い失敗談とその解決策を大公開/音楽を聴きながらの方が勉強ははかどる!? 気になる“勉強都市伝説”の真実を解明!

今回のテーマは恐怖! こわ~い思いは、できれば体験したくないよね。
でも勉強に役立つなら話は別!
そこで、身の毛もよだつ恐ろしい勉強の失敗談と、その解決策を教えちゃいます!

出演:東京03、樺沢紫苑(精神科医)

恐怖が勉強の役に立つ!?

怖い体験をすると、人間の脳にはノルアドレナリンという物質が分泌される。このノルアドレナリンには、記憶力を上げる効果があるんだって。
恐怖を感じると記憶力が上がる、つまり恐怖は勉強に役立つんだ!
怖い体験は、なかなか忘れられないってことあると思うけど、それは脳科学的に正しいんだって。

ゼミ生のゾッとする勉強失敗談

ゼミ生が体験した、ゾッとする勉強の失敗談と、その解決法を紹介するぞ。

テストに夢中になりすぎて起きた怖~い体験

ゾッとする勉強失敗談1

私が高校2年生のときに体験した、それはそれは恐ろしいお話です。
その日は英語の試験でした。開始5分後にリスニングがあると言われたので、私はそれまで筆記問題に集中していました。すると、いつのまにかリスニングが始まっていました。私は後で繰り返してくれるだろうと思って、そのまま筆記問題を続けました。でも、そんなことはなかったのです。
テスト用紙を見ると「リスニングは1回なので気をつけるように」と書かれていました。私は見逃してしまっていました。2回目があると思いこんで、最初を聞き流してしまった。もちろん解答に何も書けなくて、いい加減なものを書いて終わってしまいました…
(だっちょ)

問題を1回しか聞けないテストなのに、何も聞いてなかったなんてゾッとするよね。

<解決策>

時間配分がとても重要です。テストで問題を解くことに夢中になって、調子が乗っていて、ついついやり過ごしてしまったと思います。テストでは時間配分がとても重要です。最初に5分後と聞いているので、5分で筆記問題をここまでやると決めておくとよかったですね。
(精神科医 樺沢紫苑さん)

失敗の原因は、夢中で問題を解き始めたこと。テストが始まったら、問題を解く前に、各問題にとりくむ時間配分を決めよう。

嫌々参加した英会話で悲劇が…

ゾッとする勉強失敗談2

私が高校1年生のときに体験した、それはそれは恐ろしいお話です。
その日の授業は、ネイティブの英語の先生と自由に会話をするというものでした。先生が「誰から会話をしますか?」と聞いてきても誰も挙手しようとしません。先生は「では指名しますね」と言って誰にするか探し始めました。「指名しないで!」と思っていましたが、名前を呼ばれたのは私でした。
目が合わないようにしていたのに指名されたので、テレビに出演している私に期待して「面白いことをやれ」という意味だと思いました。
でも、全力で応えたギャグで、教室が静まり返ってしまいました…
(ゆい)

「指名しないで~」と思っていたら、当てられちゃって発表は大失敗… こんな経験あるよね。

<解決策>

逆に「はい!」と自分から手を挙げるとよいです。自分から手を挙げることで脳にドーパミン(神経伝達物質)が出ます。ドーパミンが出ると、集中力、記憶力、モチベーションがアップします。頭の回転も、心も、最高潮になります。嫌々やるより、自分からやることで、何倍も成功する確率が高くなるのです。
(精神科医 樺沢紫苑さん)

これは、勉強だけではなく、スポーツなど勝ち負けを競うときにも役立つ方法なんだ。
「嫌だなぁ」とか「負けるかも」と思っていても、「やるぞ!」「勝てる!」と、口に出して自分に言い聞かせると、同じ行動をとっても結果がまったく変わってくるんだって。

次の授業では、指名される前に手を挙げてみよう!

わかったつもりの数学ノートで思わぬ恐怖に…

ゾッとする勉強失敗談3

私が高校1年生のときに体験した、それはそれは恐ろしいお話です。
その日は数学の授業で、もともと数学が得意だった私は、先生の話もそこそこに、別の問題を解きながら適当に板書をとっていました。授業の最後に、先生は「今やったところ来週の試験に出します」と言いました。
その後、「今日のところを復習するぞ」とノートを見返したとき「あれ?」と思ったんです。私は、板書をとるとき自分の理解したところは省いて、難しいところや大事だなと思うところだけを書いていました。でも、授業のときはわかっていたはずが、見返しても全くわからなかったのです…
(おうしろう)

授業中にとったノートをあとから見直しても、どうやって解いたのかよくわからないなんてことあるよね。

<解決策>

最初から、ノートにまとめを書いたことが間違いです。「授業のノート」と「まとめノート」を別で作りましょう。
(精神科医 樺沢紫苑さん)

失敗の原因は、わかったつもりで、わからないところだけをノートに書いたこと。授業中に書くノートとは別に、まとめ用のノートを作ろう。授業ノートには、後で授業内容が思い出せるように、板書以外に先生の発言なども書いておこう。そして、復習するときに自分なりのまとめノートを作る。そうすると、いつでも授業の内容を振り返ることができるし、まとめることで記憶にも残るんだ。

勉強都市伝説 ウソ? ホント?

中高校生の周りでささやかれている勉強にまつわる都市伝説。ウソなのか、ホントなのか検証していこう。

都市伝説① 暗記はテスト前日に詰め込むのがいい

暗記する教科は、何日か前から勉強すると忘れてしまうので、テスト前日に詰め込んだ方が点数取れるといいます。これは本当ですか?

これは「ウソ」です。仮に、テストができたとしても終わった瞬間に全部忘れます。一度にたくさんの情報が脳に入ると、記憶の衝突が起こります。頭の中が情報でいっぱいになって、記憶が定着しません。
(精神科医 樺沢紫苑さん)

一夜漬けだと長く記憶に残らない。勉強したことを身につけるには日頃からの復習が重要。復習を繰り返すことで、記憶が定着して知識が自分のものになるんだ。テスト前日におさらいするのは、忘れかけていた記憶が再び定着するので効果大なんだって。
日頃から勉強してテスト前日に復習しよう!

都市伝説② 音楽を聴いて勉強すると集中力が上がる

音楽をかけて勉強すると集中力が上がる、暗記がしやすくなると聞いたことがあります。それは本当ですか?

これは「△」です。音楽を聴きながら勉強したほうが効果があがるという研究がある一方で、逆に下がるという研究もあります。たくさんの研究がありますが、それらは半々ぐらいです。
(精神科医 樺沢紫苑さん)

人間の脳は同時に2つのことをできないので、音楽を聴きながら勉強すると、脳には2倍の労力がかかるんだって。でも、クラシック音楽などは脳をリラックスさせる効果があるので、集中力が高まるという説もあるよ。

都市伝説③ チョコレートは脳に良い

チョコレートを食べると脳に良いと聞きます。本当ですか?

これは「ホント」です。チョコレートを食べると、すぐに血糖が上がります。これが脳に良いのです。
(精神科医 樺沢紫苑さん)

甘いものは勉強に効果があるけど、取り過ぎると体内にインスリンというホルモンが分泌されて眠くなってしまうんだって。
お弁当を食べた後、眠くなるのも同じ。ベストはチョコひとかけらぐらいなんだって。

都市伝説④ 紅茶を飲むとテストの点数が上がる

テスト当日の朝に、紅茶を飲むと点数がアップすると聞いたことあります。本当ですか?

これは「ホント」です。紅茶やコーヒーには、カフェインが含まれています。カフェインは覚醒作用があり集中力を高める効果があるんです。だたし、カフェインには利尿作用もあります。トイレに行きたくなるわけです。ですので、試験直前に飲むことはオススメしません。
(精神科医 樺沢紫苑さん)

紅茶を飲むとカフェインの働きで頭が冴えて集中力が高まる。だから点数がアップする可能性があるんだ。特に、午前中に飲むと1日をシャキッとした状態で過ごせるんだって。
ただし、利尿作用があるので飲みすぎには要注意!

ニューベン動画クラブ

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出演:ゼミ生(ゆい、KB)