過去の放送2017年度

入試に出る“時事問題”を大予想!

2017年10月23日(月) 放送

大予想!来年の入試に出そうな時事問題はコレだ!トップ10を漫才で披露/キーワードがどんどん広がる“時事問題対策ノート”の作り方/ニュースに強くなる“SNS活用法”/時事問題を“プレゼン”で攻略!難関大学の先輩の勉強法

時事とは、政治、経済、科学技術など、新聞やニュース番組で取り上げられる社会的な出来事のこと。
今回のニューベンゼミは、大学入試に出題される時事問題の最新傾向と対策を大公開! 2018年度の入試に出そうな時事テーマも予想しちゃうぞ。
しっかり頭に入れて、点数アップを目指そう!

出演:笑い飯、田畑藤本、清水章弘(学習アドバイザー)

時事問題ってどんな問題?

まず、実際の入試問題をチェックしていこう。

センター試験で出題された時事問題

まず、実際にセンター試験(現代社会)で出題された問題を見てみよう。

時事問題例1

※平成29年度 センター試験 公民(現代社会)

正解は②の富岡製糸場。富岡製糸場が世界文化遺産に登録されたのは2014年。
他の3つの世界遺産は、2015年に登録されたんだ。

登録された年は1年の差。世界の文化遺産はよく出題されるので、年号をおさえておきましょう。
特に、新しく登録されたものは出題されやすい傾向があります。2017年7月には「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」が登録されました。今後の入試に出るかもしれませんので、ぜひチェックしておきましょう。
(学習アドバイザー 清水章弘さん)

私立大学で出題された時事問題

時事問題は、現代社会以外でも出題されている。
次の私立大学の英語の問題を見てみよう。

時事問題例2

※慶應義塾大学 統合政策学部 英語II(2017年)

この問題に含まれる時事問題は「the internet of things」。「IoT」と言われているよ。
「IoT」とは「モノのインターネット」と訳され、2015年頃から注目が高まってきた言葉。
例えば、スマホを使って掃除機を動かしたり、自動車を運転したり。家電や自動車など、あらゆる「モノ」が「インターネット」につながることを「IoT」と言うんだ。
こうした時事用語を知っているだけで有利だよね。

問題を見たとき「IoT」を知らなかったら、ちょっと意味がわからないですよね。でも、ある程度「IoT」の背景知識があれば、わからない単語が出てきても意味を推測することができます。
(学習アドバイザー 清水章弘さん)

時事をテーマにした英文問題は増えているんだって。
特に難関大学では10年前と比べて、およそ2倍に!

AO・推薦入試で出題された時事問題

次の問題は、AO・推薦入試の小論文。出題テーマに時事問題が関係している。
知らないと答えられないぞ。

日本は国際公約で温室効果ガスを2020年までに1990年比で25%削減する目標を掲げたが、化学がどのような役目をはたすべきかあなたの考えを述べよ。

※愛知工業大学 工学部 応用化学科 推薦入試問題(2010年)

大学は、学生を社会に出て活躍できる人材に育てることを目指しています。時事問題を入試に出すということは「勉強だけでなく、世の中に目を向けてね!」という大学からのメッセージなんです。
(学習アドバイザー 清水章弘さん)

どんな時事問題が出題されるの?

時事問題は何が出るのか見当がつかないってことはないかな?
実は、入試に出る時事問題のテーマには傾向があるんだ。

学部ごとに出やすい時事テーマがある

各学部の研究につながるテーマが出やすいんだって。
実際に出題されたテーマを見てみよう。

<学部別の時事テーマ(過去5年間)>
  • 法・政治学部: 人口問題 生命倫理
  • 経済・経営・商学部: 労働問題 新興ベンチャー企業
  • 教育学部: 英語教育 アクティブラーニング
  • 理工学部: 技術革新 環境・エネルギー問題
  • 農・水産・獣医学部: 環境問題 食料問題
  • 医・歯・薬学部: 最新の研究(iPS細胞など) 感染症

4月から9月までのニュースに注目

入試問題は、何度も修正しながら作られるので、入試直前の時事テーマは盛り込めない。
そのため、前年の入試終了後の4月から、問題作成前の9月ごろまでのニュースが出題されやすいんだって。

2018年度の入試に出そうな時事テーマ

清水先生が2018年度の入試に出そうな時事テーマトップ10を大予想!
1位~3位の時事テーマは、インテリお笑い芸人が漫才で紹介するので、動画をチェックしよう!

<2018年度の入試に出そうな時事テーマトップ10>

10位 安全保障

9位 再生医療(iPS細胞など)

8位 IoT(モノのインターネット)

7位 仮想通貨(ビットコインなど)

6位 自動運転

5位 シェアリング・エコノミー(民泊、カーシェアリングなど)

4位 2016年訪日外国人 過去最高の2400万人

3位 労働問題

2位 アメリカ・トランプ政権誕生による国際情勢の変化

1位 AI(人口知能)

これらのテーマは、世の中に大きな影響を与え、大学の研究対象にもなるので、入試に出る可能性が高いぞ。しっかり覚えておこう!

3位 労働問題

労働問題

労働問題のポイントは「働き方改革」です。日本は人口が減少傾向にあります。人口が減ると労働人口(働ける人口)が減ってしまいます。ですので、お年寄り、女性、障害を持った方々でもイキイキと活躍できるような労働環境を国全体で作っていこうというところも、ひとつのテーマになっています。
(学習アドバイザー 清水章弘さん)

※【働き方改革】働く人のニーズに合った、多様な働き方を実現するための取り組み。

他にも、「長時間労働の是正」や、正社員と非正規社員の格差をなくす「同一労働同一賃金の導入」などが入試で問われやすいよ。

2位 アメリカ・トランプ政権誕生による国際情勢の変化

アメリカ・トランプ政権誕生による国際情勢の変化

ポイントは「アメリカのTPP離脱」です。以前は、アメリカと日本が中心となってTPPをつくっていこうと言われていました。ですので「アメリカが離脱を表明した。では、日本はどうやってリーダーシップをとってまとめていくのか」という部分が、入試で出てくるテーマになると思います。
(学習アドバイザー 清水章弘さん)

※【アメリカのTTP離脱】2017年1月にトランプ大統領が離脱を表明。2017年10月現在、11か国で協定の発効を目指している。

トランプ政権誕生のような世界的な時事問題では、日本との関わりに注目しよう!

1位 AI(人口知能)

AI

ポイントは「シンギュラリティ」です。2045年に人間の脳をAIが超えると言われています。
AIが将棋の名人に勝利したというニュースが話題になったり、医療の現場では診断が難しい病気を、AIが10分ほどで突き止め、患者の命を救ったり。AIは私たちにとって身近な存在になってきています。
また、AIというのは、文学部、総合学部、理学部、工学部、医学部など、いろいろな学部で出題されるテーマなので、断トツで1位だと思います。
(学習アドバイザー 清水章弘さん)

※【シンギュラリティ】AIが人類の知能を超える転換点。2045年と予想されている。

こんなテーマは出題されにくい

例えば、北朝鮮のミサイル問題など、日々情勢が大きく変わるテーマ、そしてデリケートなテーマはあまり出題されないんだって。

受験生必見! 時事問題対策法

時事問題対策ノート

時事問題専用のノートを作ろう。
時事問題の広がりを一目でつかめて、キーワードを見つけやすくなるよ。

<作り方のコツ>

  1. 4月~9月までのニュースを調べる
    まずは、インターネットや図書館にある新聞を使って、4月~9月までの気になるニュースをチェック。
    チェックするニュースが分からないって人は「2018年度の入試に出そうな時事テーマトップ10」のニュースを順番に調べてみよう。 話題になっているだけに、たくさんの記事が見つかるはず。
  2. ノートにまとめる
    ノートに調べたことをまとめよう。
    「AI」を例にすると、まずノートの上に「AI」の正しい名称や意味を書く。そして「AI」を中心に、記事で見つけた関連するワードを周りに書いて線で結ぼう。

    時事問題対策ノート

高校1・2年生向けの対策

入試に出るのはこれからの出来事。今からスマホでニュースをチェックするクセをつけよう。

<チェックするコツ>

気になるニュースは、SNSでシェアしてみよう。

ニュースをシェア

例えば、左のニュース画面。よく見てみると「シェアする」というボタンがある。
SNSを利用していれば、このシェアボタンを押すことで、自分のタイムライン(右画面)にニュースを蓄えていくことができる。
時間があるときにまとめてチェックするだけで、時事問題対策になるんだ。

蓄えた情報は、時事問題対策ノートにまとめておくと、より理解しやすくなるよ!
ニュース専用のアカウントをつくっておけば、友だちなど周りを気にせずにシェアできて、ニュースを蓄えていけるぞ。

小論文・面接に役立つ! 時事問題対策法

続いて「小論文」や「面接」対策にうってつけの、難関大学に合格した先輩の勉強法を紹介しちゃうよ!
動画でチェックしよう!

時事問題対策法