自殺について語ろう

月乃 光司(つきの こうじ)さん

1965年生まれ。高校入学時から容姿に対するコンプレックスから不登校になる。引きこもり生活、合計4年間を過ごす。24歳よりアルコール依存症になる。自殺未遂、アルコール依存症により精神科病棟に3回入院。27歳から自助グループに参加し、酒を飲まない生活を続ける。会社員のかたわら、「生きづらさ」をテーマにした、対談、ライター、イベント主催などの活動を行う。
(2008年度掲載)

月乃 光司さんからのメッセージ

僕は自殺未遂者だ。薬物大量摂取、リストカット、さまざまな自殺未遂を繰り返した。
僕の知り合いには、たくさんの自殺未遂者がいる。
ビルから飛び降りようとした者、割れたコップで手首を切った者、包丁を腕に刺した者、いろいろなやり方で死のうと思ったようだ。
今、生き延びているのは、自殺に失敗したからだ。
そして、僕を含めて全員が今はこう言っている。
「あの時、死なずに今、生きていて良かった!」と。
「あの時に死んでしまえば良かった・・・」と言う者は一人もいない。
どんなに生きることが辛くても、数年後には生きていて良かった、と思える日が必ず来る。
希望的観測ではなく僕たちに起こった事実だ。
だから、僕はあなたに死んで貰いたくない。
きっと「生きていて良かった」と思える瞬間が来るからだ。

 
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