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9月1日(金)

エジプトで中国のウイグル族の拘束・強制送還相次ぐ

エジプトで中国の少数民族ウイグル族の留学生などが、当局に拘束されたり、中国に強制送還されたりするケースが相次いでいる。アメリカ政府の諮問機関は、「ウイグル族に対する無責任で敵対的な行動だ」と強く非難する声明を出した。国際的な人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」によると、7月上旬以降、イスラム教を学びに来ていた、ウイグル族の留学生など少なくとも62人が、エジプト当局に拘束されたり、中国に強制送還されたりするケースが相次いでいる。人権団体は、背景には、中国政府が6月にエジプト政府に対して、ウイグル族が過激な思想を持っているとして、取り締まりの強化を求めたことがあると分析している。中国の新疆ウイグル自治区では、中国政府が「反テロ」を名目に抑圧的な宗教・民族政策を進めているとして、ウイグル族の人たちの間で反発が広がっていて、中国国外に逃れる人が増えている。中国のウイグル族をめぐってエジプトで今、何が起きているのか、背景には何があるのか、専門家とともに迫る。
出演:水谷尚子(中央大学講師)

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