雨宮鳩子役 多部未華子さん

♢ドラマ10「ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語~」

連続テレビ小説「つばさ」以来のNHK連続ドラマ出演の多部未華子さんが、手紙を書くことを生業(なりわい)とする主人公・鳩子を演じます。今回は、役作りやドラマの舞台地・鎌倉について、多彩な共演者の方々とのエピソードも伺いました!

――「代書屋」という役どころですが、“書”の練習をたくさんしたそうですね。

 墨をすって書くのは、小学校の習字の授業以来だと思います。しかも、私の文字は癖があるので、クランクイン前にきれいに書く所作の練習をしました。筆の持ち方や紙の位置などでまったく違う文字になりますし、背筋を伸ばしてひじを張る基本の姿勢を保つのも大変でした。


――ドラマの舞台地・鎌倉の印象をお聞かせください。

 2月23日のクランクインから鎌倉でロケをさせていただいています。第1話でも出てきた、鳩子の高校生時代や反抗期時代も鎌倉で撮影しましたが、制服姿になったりギャルになったり、恥ずかしかったけど楽しかったです(笑)。あまり鎌倉には行ったことがなかったのですが、実際に行ってみたら住みたくなるほど好きになりました。



――その反抗期の相手でもあり、育ての親でもある祖母・カシ子を演じるのは倍賞美津子さんです。

 倍賞さんとは最近映画でも共演させていただいていて、今回またこうして一緒の作品に携わることができてうれしいです。カシ子は鳩子に厳しくしつけをする役なので、倍賞さんとのシーンはだいたい怒られています(笑)。でも、いつも私にやさしく接してくださいますし、今回は2度目の共演だったので、ケンカのシーンは体当たりで演じることができました。


――このドラマにはほかにも多彩な共演者が登場しますが、人見知りだという多部さんはどのようにしてコミュニケーションをとっているのですか?

 みなさんコミュニケーションをとるのが上手な方々で、私もいつもより話しています(笑)。倍賞さんは会うたびに「元気だった?」と話しかけてくださいますし、近所のカフェの娘・はーたん役の新津ちせちゃんは、友達のように接してくれます(笑)。いろいろな世代が出演しているので大家族みたいな現場です。



――このドラマは手紙をめぐって主人公が成長していくお話ですが、多部さんご自身の思い出の手紙はありますか?

 一番最近では、ドラマでご一緒させていただいた北大路欣也さんにお手紙をいただきました。私みたいな“若造”に達筆な字でびっしりと書いてくださって、重みを感じましたし、とても感動しました。あと、地元の友達から誕生日にもらう手紙もうれしいです。毎年大事にとってあります。


――最後にドラマの見どころを教えてください!

 物語はすごくシンプルですけど、だからこそ人と人とのつながりやご近所さんとの絆など、現代に薄れているものがすごく濃厚に描かれているように感じます。そして、ふだんなかなか書くことがなくなった手紙の良さも丁寧に描いているドラマです。

 全話を通して、出会った人によって鳩子が自分の背負ってきたものから浄化されていくあたたかい話です。最後まで、鳩子の成長を見守ってほしいです。

プロフィール

多部未華子(たべ・みかこ)
多部未華子(たべ・みかこ)
1989年生まれ。東京都出身。ドラマ「仰げば尊し」(TBS系)、「視覚探偵 日暮旅人」(日本テレビ系)、映画『君に届け』『ピースオブケイク』『深夜食堂』『あやしい彼女』、NHKでは、連続テレビ小説「つばさ」に出演。

みんなからの質問!

↓ 募集中です ↓

検索 NHKサイトでもっと探す

その他の注目記事