柳 碌太郎役 ユースケ・サンタマリアさん

土曜時代ドラマ「悦ちゃん」

活気あふれる昭和10年の東京・銀座を舞台に、笑って泣けるラブコメディーをお届けします! 主人公は、うだつのあがらない作詞家・柳 碌太郎(ろくたろう)。3年前に妻と死別し荒れた生活を送っていたが、娘の悦子のおかげで一年発起。再婚相手を探し始めます。さえない中年男に突然訪れた、人生最大の「モテ期」とは……!?
碌太郎を演じるのは、NHK連続ドラマ初主演となるユースケ・サンタマリアさん。役柄の魅力や、「2人はバディ」とまで言う悦子役の平尾菜々花ちゃんについてなど語っていただきました!

――柳 碌太郎(ろくたろう)の魅力を教えてください!

 たまたまなのですが、この役は僕のまんまなんです。碌太郎も、どこか10代のころのまま大人になってしまったようなところがあって、“子ども大人”とでもいいますか(笑)。好きなところは、一度は作詞の仕事でヒットは飛ばしたけれどそれ以来はなく、娘がいるのに「なんとかなるさ」とお気楽に思っているところです(笑)。その悲壮感のないところは、戦前のこの時代を表しているようにも思えます。


――「昭和10年」の物語ですが、ほかにもイメージしたものはありますか?

 最近、アニメ映画の『この世界の片隅に』にハマっていまして、何度も映画館に通っていたんです。そこに出てくる戦前の様子が今回の“昭和初期”のイメージとピッタリ! きらびやかでエネルギッシュで、それでいてのんきで楽しかった時代が「悦ちゃん」と重なり、役作りとは違うと思いますが、その世界にスッと入ることができました。その中で、碌太郎や娘の悦ちゃん(平尾菜々花)が、これまたのんきに暮らしていて、今は昭和モダニズムを謳歌(おうか)している真っ最中です



――その“昭和モダニズム”らしく、ドラマの衣装もモダンですてきですよね。

そうなんですよ。碌太郎は、茶系やクリーム色などの服が多く、ちょっと太めのスラックスにサスペンダーを付けたりして、ぼさっとしたかわいらしい感じの服装です。地味だけど、“昭和初期顔”の僕の顔に合っていてすごく好きですね。女性の衣装は紫、赤、青、緑と派手な色使いの洋服が多く、全て衣装部さんたちの手作りなんです。

 今回は、これぞ“夏ドラマ”というような海のシーンもありまして、水着まで手作り。碌太郎は、ふんどし姿という説もあったそうですが、僕にもちゃんと水着を用意していただきました。でも“手作り水着”だったので、水に入ったらスケスケでそれはそれで困りましたけど(笑)。いや、ふんどしならふんどしでやりましたけどね!



――娘・悦子を演じる平尾菜々花ちゃんの印象をお聞かせください。

悦子と碌太郎は、親子でもあり、親友でもあり、相棒でもあるんです。それと同じように、僕は菜々花ちゃんを娘としても見ていますし、仕事のバディだとも感じています。彼女とのシーンは高揚感がありますし、いつもケミストリーみたいな何かが生まれるんです。まあ、そう思っているのは僕だけかもしれないですけど(笑)。ドラマのタイトルも「悦ちゃん」なので、僕は悦ちゃんに背中を預けて芝居しています。


――個性的な共演者の方々ですが、現場はいかがですか?

 今回のメンバーは、みんな居心地がよくすごく楽しいです。「悦ちゃん」風味の人たちが集まるべくして集まったというか。そんな関係が画面にも見て取れると思いますし、昭和の雰囲気と、悦ちゃんのかわいさ、物語の軽快さや温かさなど、見どころがいっぱいです。土曜の夕方、家族そろってご覧ください!

プロフィール

ユースケ・サンタマリア
ユースケ・サンタマリア
1971年生まれ。大分県出身。ミュージシャン、俳優、司会者など多方面で活躍中。NHKでは、音楽番組「MUSIC JAPAN」の司会、ドラマ「結婚前夜」、「カレ、夫、男友達」など。ことし10月7日公開予定の映画『あゝ、荒野 前篇』、同21日の『あゝ、荒野 後篇』、11月18日公開予定の『泥棒役者』にも出演が決定している。

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