野口二郎役 太賀さん

土曜ドラマスペシャル「1942年のプレイボール」

戦前から戦後にかけて、日本のプロ野球で活躍した4人の兄弟たちの姿を描くスペシャルドラマ「1942年のプレイボール」。実在した次男・野口二郎を演じるのは、若手注目俳優の太賀さん。“野球初心者”だった太賀さんが挑んだ強化合宿の様子や、心に残ったシーン、家族についてなど、ドラマの魅力をトコトン聞いちゃいました!

――野口二郎さんの魅力はどんなところだと思いますか?

このドラマのキーにもなっている、「延長28回の日本最長試合」を成し遂げた人物ですので、そのシーンや4兄弟とのつながりを演じて、鋼の肉体であると同時に“鋼の心”も持ち合わせている人だと感じています。実際の野口さんがどういう思いでその試合に挑んでいたのかというのは正直わからないし想像するしかないのですが、あきらめない心や背負っているものがあるからこそ、そこまで投げ続けられたのだろうなと思います。


――役作りがとても大変だったと伺っておりますが……。

これまで、野球少年役や高校球児を演じることはあったのですが、今回はプロ野球選手なので、どうしても純粋に芝居をするだけでは成立しないだろうと思い、クランクインの2か月前から野球指導の先生のもとでトレーニング合宿を開始しました。

日々やってきたことといえば、シャドーピッチングや筋力トレーニングです。プロ野球選手の身体を表現するのは限界がある中で、素人の自分が少しでも近づけられたらという思いで、基本的なことを繰り返しやりました。


左から長男・明役の勝地 涼さん、三男・昇役の斎藤嘉樹さん、四男・渉役の福山康平さん。


――合宿にはどなたが参加したのですか?

長男・明役の勝地 涼さん、三男・昇役の斎藤嘉樹さん、四男・渉役の福山康平さんの、“野口4兄弟”で合宿をしました。そこでは、一緒にごはんを食べたりトランプで遊んだり、ときには芝居の話もしましたし、修学旅行のときのように枕を突き合わせて寝たりもしました。一緒に生活することで兄弟の絆が作られて、本当に思い出深く、この合宿は一生忘れたくないですね。


――心に残っている印象的なシーンはありますか?

出征が決まった三男・昇のために、ほかの3兄弟で励ますというシーンが印象に残っています。言葉に出さずとも、4人それぞれが「ここはいいシーンにしたい」と臨んでいたのが肌で感じられて、とてもいいシーンになったと思います。


――家族のシーンも魅力的ですがどんなシーンがお気に入りですか?

野口家は、4兄弟をお父さん役のでんでんさんとお母さん役の宮崎美子さんが仏のように僕らを見守ってくれていたりする、すごくいい家族なんですよ。一番印象的だったのは、ごはんのシーン。その日はちょうどお昼前の撮影で、カットがかかっても食べ続けてしまいました。でんでんさんが食べ終わるとみんな立ち上がったりして、いいチームワークでした(笑)。


でんでんさんと宮崎美子さん


――最後に、視聴者のみなさんへメッセージをお願いします!

NHKで初主演という大役をいただきましたが、まわりの人々から支えられるってこういうことなんだなと今回ひしひしと感じました。真ん中に立てば立つほど、チームプレーを感じるといいますか。

キャスト・スタッフのみなさん一丸で作った物語です。その中で、兄弟の絆、戦争に巻き込まれながらも“守るべきものの大切さ”なども描かれています。どの世代の人にもきっと心にしみると思いますので、ぜひご覧いただければと思います。

プロフィール

太賀(たいが)
太賀(たいが)
1993年生まれ。東京都出身。2006年に俳優デビュー。以降、ドラマ、映画、舞台などで活躍中。NHKでは、大河ドラマ「風林火山」「天地人」「江~姫たちの戦国~」「八重の桜」、連続テレビ小説「あまちゃん」、ドラマ10「下流の宴」「ブランケット・キャッツ」、「植物男子ベランダー」などに出演。ことし10月28日公開予定の映画『ポンチョに夜明けの風はらませて』、11月11日公開予定の『南瓜とマヨネーズ』、また、12月8日より上演の舞台「M&Oplaysプロデュース 流山ブルーバード」にも出演が決まっている。

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