久坂早苗役 シシド・カフカさん

連続テレビ小説「ひよっこ」

常に何かにいらだっている雰囲気を漂わせている、「あかね荘」に住むオフィスレディー・久坂早苗。ズバズバとものを言う一方で、不器用なみね子(有村架純)を放っておけずこっそり助けてしまう優しさを持ち合わせている。
そんな早苗を演じるのは、ミュージシャンでもあるシシド・カフカさん。個性的なビジュアルについてや共演者から学んだこと、さらにタイプな登場人物についても伺いました!

――早苗について教えてください!

これまでも強い女性を演じることがあったのですが、早苗はそれとはちょっと違って“強がっている女性”です。そんな不器用なところを上手く表せたらいいなと思い、セリフの速度や抑揚などをちょっとずつ調整して変化をつけています。

変化というと、前髪を上げていることも多いですね。雑誌撮影のときなどは上げていることもあるのですが、今回はおでこ全開です。ただ、時代背景もあると思いますがカチューシャで上げているんですよ。これにはいまだに抵抗感があります(笑)。



――これまでの撮影で印象に残っているシーンはありますか?

あかね荘の共同炊事場で、島谷(竹内涼真)に「みね子がお父さんのことを話してくれなかったから怒っているのか」というようなことを聞かれ、「そうよ!」とはっきり言ったシーンです。あの早苗の潔さや強さは憧れますし、好きなところでもあります。私ならはぐらかしてしまいそうですが、人の心や人生に踏み込んでいける勇気のある人なんだなと思いました。



――あかね荘の共演者の方々とは、ふだんどんなお話をされているのですか?

監督が週によって変わるので、有村架純さんにはその整合性のつけ方や、NHKドラマならではの専門用語を教えてもらっています。富さん役の白石加代子さんは、舞台女優さんならではの発声や役への作りこみを初めて見たとき、次元が違うなと思いました。演技をするうえで、“ちょっとデフォルメをした方がリアルに見えたりする”ようなところがまだ分からず、そのさじ加減を白石さんから勉強させていただいています。



――ドラマ出演も今回で3作目です。女優業は楽しいですか?

レコーディングもそうなのですが、人と“ものを作る”作業は好きなので、ドラマの現場にいるのが楽しいです。特に“朝ドラ”は関わっている人数も多くて、適応能力も大事だと思っています。音楽でいうところのセッションじゃないですけど、一瞬でその場を作っていくという部分も音楽にかえってくると思うので、たくさん学ばせていただいています。


――今後の早苗はどうなっていくのでしょうか?

早苗の役の設定で、「何度も見合いを断られ続けている」というのがあるんです。今後どんな流れになっていくか私にもまだ分かりませんが、早苗は「同僚はみんな嫁に行って辞めた」というセリフにもあったように、本当に嫁に行きたいんですよ。それに、机の上には結婚に関する本も置いてあるんです。だから、脚本の岡田惠和さんには、結婚相手を見つけてあかね荘を出ていくというストーリーを個人的にお願いしました(笑)。



――早苗にはどんなお相手がいいと思いますか?

あのままを受け入れてくれる男性か、全てを変えてくれる人のどちらかだと思うんです。見ている方の中には、「島谷なんじゃないか」と予想を立てていた方もいらっしゃったようです。天敵同士、逆に理解ができて…といった感じだったのでしょうか。漫画家の2人は……、一生食わせていく覚悟がなければ無理ですもんね(笑)。今後はそんな話も出てきたらおもしろいですよね。私個人的には、すずふり亭のシェフ・省吾さん(佐々木蔵之介)がいいと思っています!

プロフィール

シシド・カフカ
シシド・カフカ
1985年生まれ。メキシコ出身。ドラムヴォーカルのスタイルで2012年「愛する覚悟」でCDデビュー。以降、ミュージシャンとして活動のほか、女優、モデルなど多方面で活躍中。ドラマ「ファーストクラス」(フジテレビ系)、「視覚探偵 日暮旅人」に出演。NHKでは、「高校講座 美術Ⅰ」にレギュラー出演中。

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