川本世津子役 菅野美穂さん

連続テレビ小説「ひよっこ」

子役時代から活躍し、つねに第一線を走ってきた人気女優・川本世津子は、記憶喪失の実(沢村一樹)との生活を解消し、仕事に励んでいた。そんな中、テレビ局に出前を運んできたみね子とばったり再会し……。

川本世津子を演じるのは、“朝ドラ”出演4作品目の菅野美穂さん。世津子と美代子(木村佳乃)の対決シーンや昭和の女優役について伺いました!

――「ひよっこ」の出演オファーを受けたときのご感想をお聞かせください。

脚本の岡田惠和さんの作品には、「ちゅらさん」(2001年)など数々出演させていただきましたが、また声をかけてくださってすごくうれしかったです。今回はこれまでの“岡田作品”の中でも一番と言えるほどのすてきな物語だと感じているので、参加することができて本当にありがたいです。



――菅野さん演じる、川本世津子について教えてください。

世津子は途中から登場するキャラクターでしたが、岡田さんがその背景などを丁寧に設定してくださっていたので迷いなく演じることができました。なんで私が大女優の役なんだろうとも思いましたが(笑)、これも岡田さんからの宿題だと思い、役を作っていきました。

60年代の名作映画を拝見しますと、40歳になった私から見ても年上に思えるような落ち着きがある若い女優さんが多く、みなさん円熟味のある魅力をお持ちなんですよね。私にはそのオーラは出せないなと思いながらも(笑)、頑張って昭和の女優を演じています。



――みね子(有村架純)の印象はいかがですか?

みね子さんは、自分が愛されていることを感じて育ってきた子で、そういった自信みたいなものがあるからこそ、どんな人でも受け入れることができる人に育ったんだと思います。

演じる有村さんは、岡田さんが描くみね子との相性がすごくいいように感じます。有村さんが持っている、ちょっとしたしぐさやニュアンスが、みね子としてすごく魅力的に見えるんです。



――そんな、みね子たち谷田部家と対じするシーンは反響が大きかったと思います。撮影はいかがでしたか?

世津子と実さん(沢村一樹)の関係性は、拾った犬のぬくもりから離れられなくなったような感じに似ていると思います。孤独な世津子の精神的なよりどころだったといいますか。いつか返さなければと思うけれど「今日は疲れたから明日にしようかな」など、その小さな気持ちの積み重ねが、1つの家庭を追い込んでいて……。

私も世津子の気持ちになって台本を読んでいたので、そこまで大変なことをしていたという感覚が薄く、美代子さんと対じするシーンのリハーサルをしたときに、改めて“世津子の後悔の気持ち”がはっきり見えた感じがしました。

谷田部家との撮影は本当に難しかったのですが、私的には美代子さんを演じるのが木村佳乃さんだったから素直にぶつかっていけたと思っています。



――これからの見どころを教えてください!

世津子とみね子さんの再会がありましたが、その再会によって、あのほんわかしたみね子さんが“ジャンヌダルク”のように勇ましく見えるシーンも登場します。それから、10~70代の女優さんが集まるという夢のようなシーンも出てきますよ!


――ちなみに、菅野さんにとって和久井映見さんは憧れの女優さんだそうですが、今後、世津子と愛子の共演はあるのでしょうか?

それが、あるんです! どういったシーンになるのかは楽しみにしていてほしいのですが、その撮影の前の日から緊張しっぱなしで(笑)。私のドキドキの瞬間もどうぞお見逃しなく(笑)。

プロフィール

菅野美穂(かんの・みほ)
菅野美穂(かんの・みほ)
1977年生まれ。埼玉県出身。’93年女優デビュー。以降、ドラマ「イグアナの娘」(テレビ朝日系)「大奥」(フジテレビ系)「働きマン」「曲げられない女」(日本テレビ系)、映画『Dolls』『パーマネント野ばら』『奇跡のリンゴ』に出演。NHKでは、スペシャルドラマ「坂の上の雲」、連続テレビ小説「走らんか!」「ちゅらさん」「べっぴんさん」など。

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