濃厚☆時津風部屋の
『塩ちゃんこ(鶏肉)』~前編~

PR3号の“ちゃんこ”巡業

まもなく大相撲、春場所が始まりますね!
白熱した勝負を生む、立派な体のお相撲さんたち。
毎日さぞかしおいしい“ちゃんこ”を食べているに違いない!と、3号が食べ歩き…じゃなくて、いろんな相撲部屋の“ちゃんこ”を調査しますよ。
今回は時津風(ときつかぜ)部屋へGO!

名門 時津風部屋へ

やってきました、大相撲の街・両国にある時津風部屋。
「双葉山相撲道場」の看板も掲げられています。
相撲の神様と言われた大横綱・双葉山が興した部屋でもあるんですね。

3号が訪ねたのは午前8時半。
そ~っと扉をあけると…朝げいこ、やってますよ~。

実戦さながらに、何度も何度もぶつかり合う力士たち。
聞こえるのは、体がぶつかる音、荒い息遣い、「うぉ~」「くそっ」「もう一丁」。
吹っ飛ばされて、壁板に体がぶつかることも。
汗が土俵に滴り落ちて…しょっぱいだろうなぁ、土俵の土(そのうち何%くらいが涙なんだろう)。

時津風親方 普通はこんなに腰を落とせません…

こちら、時津風親方。現役の時は「時津海」とおっしゃいました。
今もまわしを締めて、力士たちを諭すように(でも厳しく)指導します。
そして、合間に筋力トレーニング。
体を動かすのがお好きなんだそうです。
見よ、現役さながらの肉体美!

若手期待の正代関

さて、時津風部屋の注目力士と言えば、前頭六枚目の正代(しょうだい)関。
24歳、熊本県出身です。
今年1月、幕内に上がったばかりの初場所で、見事「敢闘賞」を受賞した若手期待の関取(せきとり)です。
関取ともなると、力強さが格段に違います。
体がぶつかる音も、「ドシン」「ズン」って重低音がするんですよ。

午前10時ごろ、ようやく朝げいこが終わります。

ちゃんこの時間♪『塩ちゃんこ(鶏肉)』

そして、約1時間後 ―
待ちに待った「ちゃんこ」の時間!
部屋中にぷーんと、おいしそうな匂いが充満します。

キターーー!銅製の鍋に、ぐつぐつ♪
じゅる…待っててね、いま行くから!

でんっとテーブルの真ん中に据えられたのは、「塩ちゃんこ」。
時津風部屋で「塩ちゃんこ」といえば、鶏肉なんだそうです。
白菜、たまねぎ、ニラ、しめじ、えのき、糸こんにゃく…と、野菜がたっぷり。
薄く切られた厚揚げも。
さっぱり塩味仕立てなので、激しいけいこの後でも食べやすく、力士に人気の鍋なんだそうです。

正代関(右)と、兄弟子の豊ノ島関(左)

風呂に入ってまげを結い直し、さっぱりした正代関。
座るや否や、豊ノ島関とおしゃべりしながら、あっという間に塩ちゃんこをどんぶりに2杯、どんぶりご飯を3杯、さらにベーコンエッグ3個、焼きそばをぺロっと平らげました。
所要時間、およそ7分…早い…。

3号もごちそうになりましたよ。
フハフハいいながらパクッ、モグモグ…うまい!

いろんな味が染みてとってもおいしいんですよー

かみごたえのある鶏もも肉に、煮込まれた野菜がからみ…かむと8種類の具材から出たうまみと甘みがたっぷりと口の中に広がりますよ。
塩味でさっぱりとバランスよく味付けされています。
とりわけ、鶏の味が濃厚で驚きました。
鶏ガラでだしをとってるとか?鶏ガラスープの素でも足しているとか?それとも、お高い特別な肉なのか?と思いきや、使っているのはごく普通の鶏もも肉だけなんだとか。

それなのに、なぜこんなに濃厚でおいしく作れるのか首をかしげていると、
「沸騰したお湯に鶏肉を入れて、野菜を入れて、ちょいちょいって塩入れればいいんですよー」
と豊ノ島関。
そんな訳ないだろう、そんな訳は。

ちゃんこ番の濱豊(はまゆたか)さんに聞いてみました。
「特別なことはしていないですよー」と言いながら教えてくれたのが、煮過ぎないよう火加減に気を付け、時にはブラックペッパーで味を引き締め、最後にしょうゆをひと回し。

でもね、ほかにも味の決め手があるんだそうですよ。

「おいしさの秘密は、ボクの愛情と汗です♡」

ちゃんこをいただいてホンワカしたところで、次回へ続く。
正代関に突撃!“関取の一日”をお届けしますよ。

〔写真・文 PR3号〕

大相撲中継春場所 初日
3月13日(日)[BS1](サブch 102)後1:00 /[総合]午後3:05

詳しくは、NHKスポーツオンライン 大相撲 のページからご確認ください。

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