《平成29年度前期 連続テレビ小説》
おもな出演者が発表!〜東京編〜

♢ひよっこ【会見】

4月3日(月)にスタートする連続テレビ小説「ひよっこ」。茨城での高校時代を経て、集団就職で上京した“金の卵”ヒロインが出会う「東京編」のおもな出演者の皆さんが発表になりました。目の離せない展開にご期待ください!

【出席】
有村架純(ヒロイン・谷田部みね子 役)
宮本信子(洋食屋「すずふり亭」おかみさん・牧野鈴子 役)
佐々木蔵之介(洋食屋「すずふり亭」料理長・牧野省吾 役)
やついいちろう(洋食屋「すずふり亭」コック・井川元治 役)
佐藤仁美(洋食屋「すずふり亭」ホール担当・朝倉高子 役)
磯村勇斗(洋食屋「すずふり亭」見習いコック・前田秀俊 役)
竜星 涼(警察官・綿引正義 役)
和久井映見(トランジスタラジオ工場舎監・永井愛子 役)
松本穂香(トランジスタラジオ工場の仲間・青天目澄子 役)
藤野涼子(トランジスタラジオ工場の仲間・兼平豊子 役)
小島藤子(トランジスタラジオ工場の仲間・秋葉幸子 役)
八木優希(トランジスタラジオ工場の仲間・夏井優子 役)

有村架純

ヒロイン・谷田部みね子(やたべ・みねこ)役
有村架純さん コメント

「茨城編」と「東京編」とではガラリと人が変わり、私自身もペースや時間の流れ方がきっと違うんだろうなと、すごく楽しみにしていました。実際に(東京編の)撮影が始まって1か月がたちましたが、毎日すごく楽しいですし、自分自身もみね子を通して、変わってきているなということをすごく実感しています。これからは新しく「すずふり亭」の洋食屋さんとの絡みもあるので、そこでまたどんなふうに変化していくのか、本当に楽しみでしかたがないです。トランジスタ工場の「乙女寮」の中では、この乙女たち5人といつも一緒にいます。みんな本当にしっかりしていて、自分の芯をきちんと持っていて、現場でも台本を常に見て、ここのつながりがどうとか、きっといろいろ自分の中ですごく考えて取り組んでいます。だから、その熱量がきっと「乙女寮」の中に詰め込まれていると思うし、みんなそれぞれいとおしくて本当に愛着のあるキャラクーになっているので、私以外の乙女5人も温かく見守ってもらえたらすごくうれしいです。実は6人の中で私がいちばん年上なので、みんなを引っ張っていけるようにしっかりしたいと思います。

《役柄》
奥茨城の小さな農家に生まれ育った高校3年生。おっとり、のんびりした性格だが、明るく働き者の母・美代子のような女性になりたいと思っている。奥茨城の暮らしが大好きで、卒業後は祖父や母を手伝って畑仕事を頑張るつもりだった。そんな矢先、東京に出稼ぎに行った父が行方不明になってしまったことから集団就職で上京することを決意。墨田区にあるトランジスタラジオを作る工場で働き始める。しかし、新しい仲間もできて仕事にも慣れてきたころ、工場は閉鎖。かつて父が訪ねたことがある赤坂の洋食屋で働くことに。人情深い町の人たちに育まれながら、見知らぬ町だった東京にしっかりと根を張っていく。

《洋食屋「すずふり亭」の人びと》

宮本信子

おかみさん・牧野鈴子(まきの・すずこ)役
宮本信子さん コメント

連続テレビ小説は5本目になります。いろんな役をさせていただきましたが、今回は「すずふり亭」のオーナー、鈴子役。名前がとても気に入っておりまして、どんどんそこから想像が膨らんでおります。撮影はまだちょっとしかしておりませんけれども、明治生まれの女を久しぶりに演じられるその楽しさ。人生を背負っている、一本筋の通った人物を演じたいと思っております。

《役柄》
赤坂にある洋食屋「すずふり亭」の主人。
赤坂生まれ、赤坂育ち。父が開いた洋食屋を、夫、息子とともに切り盛りしていたが、空襲で夫と店を失う。戦後、必死に働いて店を再建。「本格的な洋食を気軽に食べられる」と町の人から愛される繁盛店になった。東京に出稼ぎで来ていたみね子の父・実(みのる)が来店したことがきっかけで、谷田部家との交流が始まる。みね子が上京してからも何かと世話を焼き、みね子の大きな支えとなっていく。

佐々木蔵之介

料理長・牧野省吾(まきの・しょうご)役
佐々木蔵之介さん コメント

連続テレビ小説は2回目です。前回が2000年ですから、17年ぶりです。私の役は、赤坂の洋食屋を信子さん演じるお母さんと一緒に経営しています。スタッフもいっぱいいます。おいしいあったかい料理で、朝のお茶の間の皆さんをおもてなしできたらと思っています。

《役柄》
「すずふり亭」の料理長で、鈴子の息子。
父亡きあと、母・鈴子と二人三脚で店を切り盛りし、その味を守ってきた。ドミソース(デミグラスソース)には、とくにこだわりがある。仕事には厳しいが心根は優しく、東京で父を探すみね子をそっと見守る。妻とは死別しており、はねっかえりの一人娘は突然結婚して家を出ていってしまった。まだ若い省吾には再婚してほしいと、鈴子は思っているのだが…。

やついいちろう

コック・井川元治(いがわ・げんじ)役
やついいちろうさん コメント
 ※連続テレビ小説 初出演

名実ともに有名な役者の方に囲まれて、一切役者をやったことはないのですが、芸人としてなぜかここにいる…。本当に背筋が伸びる思いでございます。僕の役は、料理人としてうまくなりたいんだけど、努力もしたくない。努力はしたくないのだけど、尊敬されたい。そういうとっても人間的な役で、僕にぴったりな役だなと思っております。そのままの自分でやれる役だなと、精いっぱいやらせていただきたいと思っております。

《役柄》
「すずふり亭」のコック。
店の二番手だが、サボり癖があり、料理人としての腕を磨こうという気概も感じられない。後輩の秀俊にはやたら厳しく、仕込みなど面倒なことをすぐに押しつけようとする。一方で、感動屋さんで涙もろく、その単純さが憎めない男である。

佐藤仁美

ホール担当・朝倉高子(あさくら・たかこ)役
佐藤仁美さん コメント

連続テレビ小説ということで、そろそろ爽やかなイメージが付くであろうと、ちゃんと芝居をしなければいけないなと思っています。まだそんなに撮影はしていないのですが、先日はやついさんとのアドリブも楽しくさせていただきました。まあ、たぶんカットになると思うんですけれども(笑)。ぜひ、連続テレビ小説の中で結婚できたらなと! その思いを今のうちから(脚本の)岡田さんにお伝えしようかなと思っています。これからも楽しく、爽やかにお芝居していけたらなと思います。

《役柄》
「すずふり亭」のホール担当。
仕事は出来るのだが愛想のいい方ではなく、とくに開店直後はなかなかスイッチが入らない。若い女性を勝手にライバル視する癖があり、「いい女」には厳しいらしい。みね子は優しくされて、うれしいがちょっと複雑。この店で働くようになったのには、ある理由が…。

磯村勇斗

見習いコック・前田秀俊(まえだ・ひでとし)役
磯村勇斗さん コメント

僕が演じる前田秀俊は、赤坂の洋食屋「すずふり亭」で見習いコックとして働いています。日々、佐藤さん演じる高子さんや、やついさん演じる元治先輩からいじられながらも、成長するぞという野心を燃やしながら、いま撮影に臨んでいます。本当にこの場所に立たせていただいていることがすごく幸せです。この作品を通して、料理の腕も自分自身も全力で成長できたらなと思っております。

《役柄》
「すずふり亭」の見習いコック。
仕込みから閉店後の後片づけまで、1日の大半を厨房(ちゅうぼう)で過ごす。夢は、いつか自分の店を持つこと。省吾から料理の技と心得を学ぼうと、日々、修業に精を出している。みね子が店で働くようになってからは、下積みの仲間として、時にぶつかり、時に助け合う。


竜星 涼

警察官・綿引正義(わたひき・まさよし)役
竜星 涼さん コメント
 ※連続テレビ小説 初出演

今回、NHKというすばらしい場所に自分が訪ねられることを本当に誇りに思います。また、おばあちゃんが生前、毎日唯一見ていたドラマというのがNHKの連続テレビ小説でした。生きているうちに見せてあげることはできませんでしたが、絶対見てくれていると思いながらこの舞台に立っています。それは本当に背筋がぴっとなって、とてもうれしいです。僕の役は、有村さん演じるみね子と一緒に、みね子の父・実(みのる)を探すとっても心優しい警察官です。また、名前は正義(せいぎ)と書いて“まさよし”と読みます。それくらい正義感の強い役ですので、ぜひともたくさんの人に愛されるように演じていきたいなと思います。

《役柄》
赤坂警察署管内の五丁目派出所に勤務する警察官。茨城県出身。実の捜索願を出しに来た美代子が同郷と知り、少しでも役に立ちたいとの思いから捜索の手伝いを申し出る。本人はいたってまじめな性格だが、その爽やかなルックスからか、乙女寮の女子工員たちをとりこにしてしまう。


《トランジスタラジオ工場の仲間》

和久井映見

舎監・永井愛子(ながい・あいこ)役
和久井映見さん コメント

全国各地から働きにきた女の子たちを寮で面倒見たり世話を焼いたり、お姉さんのようなお母さんのような先生のような管理人さんのような、そんな役どころを演じさせていただきます。そういう立場でありながら、女子寮にいる乙女(トランジスタラジオ工場で働く女子たちのこと)たちに、この人についていって大丈夫なんだろうかと思われるような、ちょっとふわふわとした、ユーモアのある不思議な役どころです。現場でもちょっと頼りない先輩かもしれませんが、みんなですてきな作品を作って、ゆくゆくは大きな羽ばたきとなるように、一日一日の撮影をこつこつと真剣に、明るく楽しく進んでいきたいと思います。

《役柄》
みね子が働く向島電機・「乙女寮」の舎監。
40名ほどが暮らす女子寮で、工員たちの面倒をみている。中学や高校を卒業してすぐに上京してきた女子工員たちにとっては、母のようでもあり先生のようでもある存在。若いころは、みね子たちと同じく工場で働いていたが、不器用でとても苦労したらしい。おっちょこちょいで抜けていることも多いが、ここぞという時には頼りになる。恋人を戦争で亡くしていて、今も独身を守っている。

松本穂香

同期の工員・青天目澄子(なばため・すみこ)役
松本穂香さん コメント
 ※連続テレビ小説 初出演

ずっと連続テレビ小説に憧れていたので、今すごく毎日幸せです。みね子さんも愛子さんも豊子も幸子さんも優子さんも、本当にすてきな方ばかりで、本当に毎日がすごく楽しいです。楽しんでワクワクしながら参加させていただいております。それが見てくださる皆さんにも伝われば、すごくうれしいです。

《役柄》
福島県出身。家計を助けるために、中学を卒業してすぐに上京してきた。いつもマイペースで、何をするのも遅い。よくミスをして生産ラインを止めてしまうが、悪びれる様子もない。「乙女寮」では、課外活動のコーラスと食堂のカレーライスを楽しみにしており、それが大きな騒動を巻き起こす。

藤野涼子

同期の工員・兼平豊子(かねひら・とよこ)役
藤野涼子さん コメント
 ※連続テレビ小説 初出演

私の役は、乙女6人の中でいちばんしっかりとしていて、でもズバズバとものを言う役です。感性が豊かで涙もろいというところがあるので、澄子役の松本さんとのやりとりもぜひ見ていただけたらなと思っています。“朝ドラ”に出るのは初めてなのですが、すてきなキャスト、スタッフの皆さんとこうやって一緒にお仕事させていただくことができて、とてもうれしく思っています。朝から皆さんを笑顔にできるような、そんな演技ができたらなと思っています。これからも撮影を楽しんでいきたいです。

《役柄》
青森県出身。体育以外オール5という成績だったのに、家が貧しいため進学できず、中学を卒業して就職した。頭が良くて仕事もできるが、高校に行けなかった悔しさからついついとげのある言い方をしてしまう。とくに全くタイプの違う澄子とはそりが合わない。休日も勉強に励む努力家でもある。

小島藤子

先輩の工員・秋葉幸子(あきば・さちこ)役
小島藤子さん コメント

私が演じる幸子は、みね子と時子が働きにやってくる工場で寮長をしている女の子です。ほわっとした愛子さんとは反対にしっかりと筋の通った女の子で、キャラクターが濃い人が多い中、わりと普通の女の子です。周りはとてもおもしろくて、いつも笑いを我慢しながらお芝居をしています。見ていただく皆さんにも笑顔がこぼれるような、和気あいあいとした温かい作品になっていると思います。このあとも気を引き締めて頑張っていこうと思います。

《役柄》
山形県出身。みね子たちの先輩。中学卒業後、向島電機で働きはじめた。「乙女寮」のことは愛子よりも詳しく、寮長を務めている。みんなに慕われる優等生で、みね子たち新人をあたたかく迎え入れる。課外活動のコーラスを指導しに来る先生と婚約しているが、悩みも多く…。

八木優希

先輩の工員・夏井優子(なつい・ゆうこ)役
八木優希さん コメント

私は今、高校1年生なのですが、みね子の先輩役をやらせていただきます。ちょっと難しいところもあるのですが、そこはみんなに協力してもらって、先輩に見えるように頑張っていきたいと思います。

《役柄》
秋田県出身。みね子たちの先輩で、幸子の同期。中学を卒業して上京した。体が弱いため寝込んでしまうことがあるが、本当なら工場でいちばんになるくらい仕事ができる。すぐにけんかになってしまう澄子と豊子をなだめるお姉さん的存在。可憐(かれん)でかわいらしい雰囲気は、みね子の憧れに。


《出演者発表にあたって》

チーフ・プロデューサー菓子 浩

「ひよっこ」は、実在の人物の物語ではありません。それだけに、この時代を知る方々にお会いしてお話を伺うことを大切にしています。先日、集団就職で上京しトランジスタ工場で働いていた皆さんから、取材を担当したディレクターがたくさんのお手紙を頂戴しました。「物もなく不便だったけど、人間ってすばらしいなと感じることのできる時代でした」その一文がとても印象的でした。
岡田惠和さんが描く登場人物たちも、それぞれが笑ったり泣いたりしながら一生懸命に生きていて、ひとりひとりに輝ける人生があります。このたび、みね子が東京で出会う人々に、すばらしいキャストの皆さんをお迎えすることができました。心躍る思いです。
すでに真摯(しんし)な役作りが始まっています。コック役の皆さんは手に傷を作りながら料理の腕を上げ、工員役の皆さんは細かい電子部品と格闘しています。東京編も目の離せない展開が待っています。どうぞご期待ください!


《昭和とりっぷ》

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《物語》

1964年(昭和39年)秋。東京オリンピックが目前に迫っていたが、谷田部みね子(17)は今ひとつ実感が湧かない。みね子は、茨城県の北西部にある山あいの村・奥茨城村で育った。交通の便が悪いため、同じ関東なのに東京は遠い世界のように思える。みね子の家は6人家族。不作の年に作った借金を返すために、父は東京に出稼ぎに行っている。高校を卒業したら、農家の仕事を手伝って祖父と母に楽させてあげたい…。そう思っていたみね子の人生は、お正月に父が帰ってこなかったことで一変する。

「お父さんの分も働いて仕送りします。東京に行かせてください」
東京に行けば、いつかきっと父に会える気がしたのだ。2人の幼なじみと一緒に集団就職で上京したみね子は、墨田区の工場で働きはじめる。初めて見る東京は、想像をはるかに超えた大都会で戸惑うことばかり。低賃金に慣れない仕事。“金の卵”を待ち受けていた現実に時々くじけそうになるが、東北各地から上京してきた寮の仲間たちや舎監さんが心の支えとなっていく。しかし、オリンピック後の不況のあおりを受けて会社は倒産。工場は閉鎖されてしまう。
行くあてのないみね子を拾ってくれたのは、かつて帰省した父から「おいしい」と土産話を聞かされていた赤坂の洋食屋だった。店での給仕や出前、仕込みの手伝いがみね子の仕事になった。おかみとその息子の料理長、そしてコックたち。皆、人使いは荒いが情にもろく、家族のような存在になっていく。個性的な常連客や商店街の人々、友人や仲間たちとの泣き笑いの日々の中で、みね子はさまざまな出会いと別れを経験しながら試練を乗り越え、見知らぬ町だった東京にしっかりと根を張っていく。

※金の卵…地方からの若年労働者。60年代“金の卵”の主役は、中卒から高卒になった。64年の流行語。

作・岡田惠和

1959年東京都出身。90年ドラマ「香港から来た女」(TBS)で脚本家デビュー。繊細なタッチの物語世界とポジティブなキャラクター造形、会話劇で幅広いファン層を獲得。多彩な作風で連続ドラマを中心に、映画、舞台などの脚本を手がけている。99年ドラマ「彼女たちの時代」(フジテレビ)で文化庁芸術選奨文部大臣新人賞を受賞したのをはじめ、2001年前期連続テレビ小説「ちゅらさん」で向田賞と橋田賞、14年ドラマ「続・最後から二番目の恋」(フジテレビ)で東京ドラマアウォード脚本賞、「さよなら私」で文化庁芸術選奨文部科学大臣賞など多数の受賞歴がある。連続テレビ小説の執筆は、01年前期「ちゅらさん」、11年前期「おひさま」に続き、3回目となる。

音楽・宮川彬良

東京藝術大学在学中より劇団四季、東京ディズニーランドなどのショーの音楽を担当。代表作に「ONE MAN'S DREAM」「身毒丸」「マツケンサンバⅡ」など。NHK Eテレ「クインテット」NHK BS2「どれみふぁワンダーランド」NHK BS プレミアム「宮川彬良のショータイム」の音楽担当、並びに出演。アニメ映画『宇宙戦艦ヤマト2199』、2016年 NHK木曜時代劇「ちかえもん」などの音楽を担当。また、自身が作曲、編曲、指揮、ピアノ演奏、解説を行いながら進める独自のコンサートスタイルは人気を呼んでいる。


平成29年度前期 連続テレビ小説 「ひよっこ」

【放送予定】2017年4月3日(月)~9月30日(土)《全156回予定》

【作】岡田惠和(オリジナル作品)

【制作統括】菓子 浩
【演出】黒崎 博、田中 正、福岡利武 ほか

【番組サイト】http://www.nhk.or.jp/hiyokko/

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