笑いあり涙あり!撮影ウラ話も聞いちゃいました

土曜ドラマ「植木等とのぼせもん」

9月2日(土)スタート
毎週土曜[総合]後8:15

昭和の喜劇王・植木等。そして、彼の付き人兼運転手となり、その後人気コメディアンとして活躍した小松政夫。笑いあり涙ありの感動の師弟愛を、ドラマ化しました!

植木等役を山本耕史さん、そして“のぼせもん”こと小松政夫役を志尊淳さんが熱演。さらには、昭和30年代を飾ったエンターテインメント番組の魅力もたっぷり詰まっています。ドラマの見どころ、撮影ウラ話などをお2人に伺いました!

──まずは、それぞれの役柄について教えてください。

山本:お話をいただいた際は、僕のどの部分が植木等さんのイメージなのだろう(笑)、と少し戸惑った面もありました。それにやはり、皆さんの記憶にしっかり残っている昭和のスターでもありますし、僕でいいのかなと。
でも、植木さんはコメディアンや俳優として偉大なだけでなく、「スーダラ節」の大ヒット曲を持っていて、ハナ肇とクレージーキャッツではギタリストとしても活躍されていたんですよね。台本を読んだら当時のそうした活躍を再現するシーンもあったので、だからこそ僕に白羽の矢が立ったのかなと思いました。僕はミュージカルでは歌も歌いますし、普段からギターも好きで演奏しますから。ならばぜひ、僕を植木さん役に選んでくださったスタッフの皆さんの期待に少しでも応えたいと思いました。

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志尊:僕も最初は難しい役だな、と思っていました。小松政夫さんは現在もご活躍中で、僕自身テレビで拝見してよく知っている方ですから。でも、タイトルの“のぼせもん”って、博多の言葉で、熱中しやすいということらしいのですが、そこは僕にぴったり。夢中になると、周りがまったく見えなくなるタイプなんです(笑)。
それに、コメディアンとしての小松さんのことは皆さんご存じでも、植木さんの付き人時代の小松さんのことはご存知ない方が多いですよね。だったら僕でもやれるかもしれない、と思い切って挑戦させていただきました。

山本:僕は小松政夫さんとは何度かお仕事をご一緒して、よく存じあげているからこそ、「志尊君が小松さん役!?」ってすごく驚いたけどね(笑)。

志尊:山本さんには、撮影前の本読みの際に小松さんのお人柄や特徴的な声のことなどもアドバイスいただいたりして、演じるうえでのヒントをたくさん頂きました。また、表面的な物まねではなく「内面から作り上げる作品にしよう」と、監督が言ってくださったんです。
ですから、こうして大先輩の山本さんにいろいろと相談にのっていただける環境が、まさに植木さんと小松さんの師弟関係にリンクしていて、役に自然と入っていくことができました。

山本:その後、小松さんご本人とも会えたんだよね?

志尊:そうなんです。プロデューサーさんが話してくださり、実現したんです。台本には当時のことをリアルに再現している部分も多いので、小松さんが覚えてらっしゃる限りいろんなことを教えてくださって。でも何よりも、実際に小松さんの折り目正しさや周囲を明るくする雰囲気、そして温かい人柄の内にある熱い心に触れさせていただくことができて、これがホンモノの“のぼせもん”だと思わされました。その感動を大切に、最後までしっかり演じ切りたいと思いました。

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──山本さんと志尊さんは初共演だそうですが、お互いの印象などをお聞かせください。

山本:志尊くんは、たたずまいがすてきですね。まっすぐ役に向き合っていて、誰からも愛される存在というか。ドラマの中でのクレージーキャッツは、ハナ肇さん役が山内圭哉さん、谷啓さん役が浜野謙太さんと個性派ぞろい。そんな濃い空気のスタジオの中で、今22歳のとってもキラキラした志尊君がいて……。植木さんも、小松さんをこんな風に見ていたのかな、と僕もリアルに想像したりしました。本当に志尊君が小松さん役でよかったなと思っています。

志尊:尊敬する山本さんにそんな風に言っていただけて、うれしいです! それと僕は、小松さんだけでなく植木さんの過去の映像もたくさん拝見していたのですが、初めての本読みで山本さんの第一声を聞いてびっくり。完全に植木さんだったんです。それからは山本さんが、植木さんにしか見えなくなってしまったほどでした(笑)。

山本:セリフの部分はそこまで意識したつもりはなかったのですが、監督と話し合って、歌や演奏などのパフォーマンス部分は植木さんに寄せましょう、ということになったんです。実は僕の友人に植木等さんの熱狂的なファンがいるんですが、僕が歌ったと教えずに録音したものを聞かせたら、植木さんご本人が歌っていると勘違いしてくれたほど……。なんて言うとハードルは上がっちゃいますが(笑)、放送ではその辺も楽しみのひとつにしていただけたらうれしいです。

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──撮影で印象に残っていることは?

山本:昭和30年代の名番組、「シャボン玉ホリデー」などの再現シーンの豪華さですね。セットも当時を思わせるリアルさですし、右を見ても左を見てもスターばかりという感じ。思わず、「あ!ザ・ピーナッツ(鈴木みな・まりあ)だ」なんて思っちゃうくらい。そのほかにも、園まりさん役を山本彩さん、伊東ゆかりさん役を中川翔子さん、といった顔ぶれが歌も歌ってらっしゃるので感動しました。

志尊:僕は山本さんの「およびでない!?」をたくさん聞けたことですかね(笑)。山本さんにはご飯に連れて行っていただいたりしています。小松さんが、弟子思いで家族思いの植木さんの人柄に惹かれていくように、僕も山本さんのような方と今回ご一緒できて本当に幸せです。

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──最後にメッセージをお願いします。

山本:このドラマを見て、当時のことを懐かしいとノスタルジックに感じる人も、逆に昭和30年代に初めて触れて、おもしろいなと興味を持つ人もいると思うのですが、どちらの方にも思う存分に楽しんでいただける作品だと思います。僕も演技はもちろんですが、ハナ肇とクレージーキャッツとしてコントや歌、演奏も頑張りましたので、そのライブ感もたっぷりと味わっていただけたらうれしいです。

志尊:50年近く前の話なのに、不思議と新しい世界を見ているような気持ちになれて、僕自身、このドラマを撮影しながら毎日ワクワクの連続でした。植木等さんを父親のように慕った小松政夫さんが、運転手兼付き人からどうやって一流のタレントとして羽ばたいていくのか……。ぜひ2人が駆け抜けた時代を、楽しんで見ていただけたらと思っています。

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