ゴッホの名作・傑作が次々登場する
極上エンターテインメント!

ゴッホは日本の夢を見た

11月3日(金・祝)[総合]前10:05〜10:53

フィンセント・ファン・ゴッホほど、日本に恋焦がれた画家はいません。600枚に及ぶ膨大な数の浮世絵を集め模写しただけでなく、自らを日本の僧侶の姿にした「坊主としての自画像」、フランス女性を日本人に見立てた「ムスメの肖像」、背景に浮世絵をちりばめた「タンギーじいさんの肖像」など、日本と密接に関わる絵を数多く描きました。晩年、南仏アルルに向かったのも、“日本のように陽光に満ちた地”を目指したからだといいます。

「なぜ日本だったのか?」「ゴッホが憧れた日本とは?」

女優・吉岡里帆さんが、ゴッホの足跡をたどりながらフランス・オランダを縦断。絵のモデル・タンギー爺さんの子孫の貴重な証言や、晩年入院した精神病院の壁に貼っていた“ある日本の絵”など、残された遺品や貴重な証言を手がかりに、ゴッホの人物像に迫ります。

10月24日(火)から東京・上野の東京都美術館で開催されている、展覧会「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」。10月23日(月)に行われた内覧会に出席した吉岡里帆さんに、ゴッホへの思い、番組の見どころなどを伺いました。

ゴッホの絵はすごく特別!


──ゴッホの絵の前に立たれてどのような気分ですか?

今回、番組の収録で10日間ほど、パリ、アルルやサンレミ、オランダと旅しました。絵にも触れる機会が多かったですし、作品だけではなく彼の足跡をたどることが多かったので、実際に日本に帰ってきて絵を見るとどこか懐かしい感じます。絵が待っていてくれてうれしいなと思いました。

──ご自身の中でゴッホはどういう存在ですか?

昔から絵が大好きなんですが、ゴッホの絵というのはすごく特別で、絵の美しさや造形だけでなくゴッホ自身や、彼の人間性にかれる部分が大きいです。ゴッホというのは人の心の在り方を教えてくれる貴重な存在かなと思います。

11月3日放送の番組では、パリのオルセー美術館でゴッホの「自画像」と対面。

──実際にゴッホのゆかりの場所を訪れたことで感じ方に変化はありましたか?

ゴッホが実際に描いた景色をたどるだけでなく、彼がどういう思いでそこにいたのかを考えながら旅しました。特にサンレミの精神病棟に伺ったときには、彼の抱えてきたものであったり、絵に対する情熱であったり、センシティブな部分を取材させていただくことができたので、彼にどのような葛藤があったのか感じることができました。

今回、日本とゴッホとのかかわりを深く考える旅だったので、日本の絵をもう一度思い返すシーンも多かったですね。

──ゴッホと会えるなら会いたいと思いますか?

もちろんできるなら会ってみたいです。ゴッホは実際に日本を訪れたことはなかったのですが、自分の中で日本を作り出して、その審美眼を持って絵を描いたんですね。その「信じこむ力」を、私も仕事をする上で信じているので共鳴できるのではないかと。

──今回の旅は、これからの俳優業への影響はありましたか?

自分の仕事と照らし合わせたり考える時間があったのは、アルルという街に行った時です。アルルは壮大な自然がある旧市街地で、その場所に行ったときに自然とこみあげてくるものがあるといいますか、ゴッホもここに立った時に「ここは日本なんだ」という感動があったという話を伺って、私もその景色に自然と涙がこぼれることがありました。

美しいものを見たときだったり、空を見たときに「なんてきれいなんだろう」と感じる心、それが作品にどんどん投影されていく、というのはとても学びになりましたし、改めて気づかされるところでした。

南仏のゴッホが歩いたアルルのあぜ道を歩く。

──最後に、番組の見どころについて教えて下さい!

ゴッホは世界中から愛されている巨匠の一人です。今回は、彼と日本の密接なつながりであったり、彼がどのように日本にあこがれて感動したか、彼がどれくらい美しい国を心に持ち続けて絵を描いてきたのか、その軌跡をみていただけるかなと思います。

興味深い取材をさせていただきましたし、そこに関わっている方々はとてもゴッホに愛がある方ばかりでした。改めて日本とゴッホの深いつながりであったり、いろいろな方に共感してもらえたり、心が浄化されたりしていただけるかなと思っています。

ゴッホ晩年の大作「花咲くアーモンドの枝」も登場。

「ゴッホは日本の夢を見た」

【放送予定】11月3日(金・祝)[総合]前10:05~10:53

※東京都美術館で開催中の「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢(東京展)」についてはこちら

取り上げた番組はこちらです!

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