《2019年大河ドラマ》出演者発表 第2弾!
ビートたけしが “落語の神様” 役でナビゲート!

いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~

「え~…私もこう見えて、ちょいとばかしオリンピックかじったクチでして…。」
1960 年、東京。落語の神様・古今亭志ん生70歳が気まぐれにテレビ寄席でしゃべりだした落語は、『東京オリムピック』だった!
明治から大正、昭和を生きた希代の落語家が「オリンピック」を語るうちにいつしか自分の人生や、庶民が見た歴史、東京の姿が浮かび上がってきて…。
ドラマの主役・金栗四三と田畑政治が繰り広げるオリンピック物語を笑いと涙で、古今亭志ん生がナビゲートしていきます!

ビートたけし

ビートたけし

昭和の大名人

古今亭志ん生(ここんてい・しんしょう)

本名、美濃部 孝蔵。貧乏でいいかげん、バクチや酒をこよなく愛す、落語の世界を地で行く生活を続けたあげく、「座ってるだけですでにおもしろい」という境地に達したと言われている。借金から逃げるために17回の改名と引っ越しを繰り返したなど、“真実”なのか“噺”はなしなのか境目がわからない伝説に包まれた「落語の神様」。


森山未來

森山未來もりやま みらい

若き日の志ん生

美濃部 孝蔵(みのべ・こうぞう)

生っ粋の江戸っ子で10歳のころより酒とバクチを覚え、小学校を退学になった“悪童”。家を勘当され、その日暮らしで稼いだ金は「飲む、打つ、買う」の三道楽にすべて使い果たす。だが運命的な出会いにより落語家を目指すことに。

神木隆之介

神木隆之介かみき りゅうのすけ

志ん生の弟子

五りん(ごりん)

弟子入りを断られたはずが、いつの間にか志ん生の自宅に住み込み、前座名“五りん”と名付けられる。しかし、どうも落語にはまったく興味を持たず、志ん生に対しての口の利き方も雑で、師匠と思っているのかも怪しいありさま。

橋本 愛

橋本 愛はしもと あい

浅草の遊女

小梅(こうめ)

明治時代の東京名所“浅草十二階”を根城に客を引く遊女。押しが強く、きっぷのいい姉御肌で、孝蔵とともに浅草を破天荒に生き抜いていく。熊本から上京したばかりの金栗にもさっそく声をかける。

峯田和伸

峯田和伸みねた かずのぶ

浅草の人力車夫

清さん(せいさん)

孝蔵とは腐れ縁で、兄貴分として何かと面倒を見る。脚力自慢が高じて、日本初のオリンピック予選に潜り込み、金栗四三と知り合う。東京中を走り回って、金栗と孝蔵を結びつけるキーパーソン。

川栄李奈

川栄李奈かわえい りな

五りんの彼女

知恵(ちえ)

志ん生宅への弟子入り志願にも付き添ってきた、五りんのガールフレンド。だが、ふたりの立場はいつでも知恵のほうが上で、五りんは頭があがらない。明るく物おじしない性格で、目上の人間にも遠慮はなく、志ん生をどぎまぎさせる。

松尾スズキ

松尾まつおスズキ

伝説の落語家

橘家圓喬(たちばなや・えんきょう)

明治の東京で絶大な人気を誇った落語の名人。どん底にあえぐ孝蔵の才能をただひとり見抜き、最初の師匠となる。ふだんは物腰柔らかいが、芸のこととなると一転、妥協を許さず、先輩であろうと平気で毒舌を吐く。


物語

1959年5月、東京。
いつもどおり、タクシーで寄席に向かう古今亭志ん生は大渋滞に巻き込まれていた。
東京でオリンピックが開催される見通しとなり、どこもかしこも工事だらけ。
「猫も杓子しゃくしもオリンピックで浮かれていやがる…」
オリンピックにまったく興味がない志ん生は、いたく不機嫌だった。

ある日、志ん生のもとに、不思議な青年・五りんが、恋人・知恵とともに、弟子入り志願にやってくる。五りんと話をするうちに、脳裏をある出来事がよぎる。その夜の高座で、突然、はなしはじめた落語が「東京オリムピック噺」。
志ん生は自らの人生を紐解ひもといていく――。

ときは、1909年。若かりし日の志ん生・美濃部 孝蔵は、遊び仲間の人力車夫・清さんが、ひとりの紳士を乗せてフランス大使館へ向かうところに出くわす。この人物こそ、金栗四三の恩師であり、のちに“日本スポーツの父”と呼ばれる嘉納治五郎だった。

1912年、ストックホルム。嘉納の奮闘によって、金栗四三がマラソンで、三島弥彦が陸上短距離で、日本初のオリンピック出場を果たす。だが、2人とも大惨敗。金栗は悔しさを胸に、後進の育成に情熱を注ぎ、日本スポーツ発展の礎になっていく。

そのころ、孝蔵は「飲む、打つ、買う」の三道楽にすべてを使い果たす放蕩ほうとうぶり。落語のほうもさっぱり芽が出ず、改名を重ねること17回。借金取りから逃れるため引っ越しも十数回繰り返すどん底の生活を送っていた。生真面目な金栗とでたらめな孝蔵。関東大震災、二・二六事件、東京大空襲…激しく移りゆく東京の街角で、2人の人生が交差していく。

時は流れて、1964年。“昭和の大名人”となった志ん生の「オリムピック噺」は一段と熱を帯びていた。
舞台袖から、その様子をじっと見守る弟子の五りん。「オリンピック」を縁に、重なり合っていく志ん生と金栗と五りんの人生…。10月10日。田畑政治らの活躍によって開かれた「東京オリンピック」開会式で、ドラマはクライマックスを迎える。

演出にあたって チーフ・ディレクター 井上 剛

脚本にも出てくる言葉ですが、『痛快』なドラマにしたいです。でもイマドキあんまり使わない言葉だし、もはや古語? なんでしょうか。「痛」の意味が今の「イタい…」とどこか異なる「痛いほどのはなはだしさ」だそうで、つまりは「たまらなく愉快なこと。胸がすくほどはげしい気持ちよさ」なんだそうです。はい! 宮藤さんが描くドラマの人物たちはそんな人たちがわんさか!です。わんさかいますが、ほとんど無名に近い人たちです。近現代だしオリンピックだし題材は壮大ですが、歴史上の人物が必要とするような大きな物語ではなく、手の届く距離にありそうな小さな物語、今の自分たちにつながってるなあと実感できる歴史ドラマです。僕たちなりに「たまらなく愉快なこと」を探します。まずはこんなすてきなキャストと走っていけることが何より痛快なことのはじまりです!

2019年 大河ドラマ(第58作)
「いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~」

【放送予定】2019年1月より(全47回)

【作】宮藤官九郎

【制作統括】訓覇 圭、清水拓哉
【プロデューサー】岡本伸三、吉岡和彦(プロモーション)
【演出】井上 剛、西村武五郎、一木正恵、大根 仁

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