寒さ吹き飛ばすほっこり料理!
へべれけ店主の助け合い酒場

世界入りにくい居酒屋「スイス・ベルン」

1月25日(木)[BSプレミアム]後11:00

ベルンはスイスの首都。中世の美しい街並みが残る旧市街は世界遺産に登録されていて、人口の5倍もの観光客がやって来ます。

今回の「入りにくい居酒屋」は旧市街にあるのですが、観光客はめったに訪れない静かな通り沿い。しかも集合住宅風の建物の地下で、看板はあるものの、「UNION」という飲食店らしからぬ名前で気づきにくい…。

どうにかしてたどりつくと、常連客たちが“指定席”で酒盛りの真っ最中。その中心にいるのが店主のアドルフさん、75歳。1日2リットルは飲めるとのことで、開店中でも誰よりも酒をたしなみ、楽しんでいます。お客さんもそれをほほえましく見守っており、入ることができれば何ともおおらかな店です。

店主アドルフさん、コック服を着ての乾杯、1日に数知れず…

そんな店主と客たちのお気に入りは、アルプスの名水ビールにスイスの特産ブドウで造った極上ワイン。
実はスイス、ワインの消費量が世界屈指で、ローマ時代からの品種が育てられているなど、隠れた“ワイン大国”なのです。

濃い口だが後味すっきり
“高級車に乗っている”ような味

料理は肉とチーズづくし。今の季節のイチオシは、スイスの定番チーズフォンデュのように、客が自分で肉をスープでしゃぶしゃぶする鍋。

煮えた肉はマヨネーズ味を生かしたタレでいただくのですが、身も心もほっこり温まります。

ハーブ入り濃厚スープで牛、羊、馬、豚、鶏などの肉をしゃぶしゃぶ

アドルフさん、へべれけしているだけでなく、もちろん調理もします。
例えば、歴史的事件に由来する伝統的な肉料理「ベルンの皿」。それがどんなものかは番組で。

結婚50年になる愛妻ベレーナさんもキッチンに立ちます。彼女が母親から教わったというチーズパイは、口の肥えた客も「世界一!」と絶賛する逸品。

アドルフさん、客に出した皿から自分もつまみます。やっぱり、おおらか・・・。

アドルフさんが一目ぼれした妻ベレーナさんが作る、スイス産のチーズ4種類をぜいたくに使ったママの味

店には、ほかにもユニークな特徴があります。ちょっとレトロな、あの球技場を備えていたり、シニア客たちのカードゲーム大会の会場になったり。さらには、まだ自分の店が持てない若いシェフがケータリング料理を作れるよう、キッチンを貸したりしています。

アドルフさんはキッチンを無料で貸し、若いシェフは手が空いたとき店を手伝う

なぜ、そんなことをするのか? 理由を探るカギは店名の「UNION」にあります。
ベルンの歴史にもつながる話なのですが、ヒントになる「たまねぎ祭り」の模様とともに、どうぞご覧ください。

約600年前に始まった祭り、そのとき「ベルンの大火災」があった!

へべれけとママの愛があふれる酒場の物語、きっと心をほっこりさせてくれるはずです。

取り上げた番組はこちらです!

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