初登場で大きな出会いがありました。

大河ドラマ「西郷(せご)どん」

元気でまっすぐな於一(おいち)をチャーミングに演じている北川景子さん。人生を揺るがす大きな出来事となる島津斉彬と西郷吉之助(隆盛)との出会いについて、お話を伺いました。

少しおてんばなのは、ご愛きょうです。

今回、原作の林先生と脚本の中園先生が作ってくださった於一は、すごく元気でまっすぐ。あの時代には珍しく、男性と肩を並べるように自分の意見をはっきり言える女性です。

そんな於一のパワフルさがあふれんばかりなのが、御前相撲のシーン。私にとってのクランクインでもあり、於一が育った鹿児島の土地で撮影できるということで、感じたままに素直に表現したいと思いました。相撲を見ているうちに我慢できなくなって、お殿さまの座る桟敷のいちばん前に出ちゃうなんて驚きますけど、無礼な姫ではなく、おてんばでチャーミングな於一を感じてもらえるとうれしいですね。

こんな人間味あふれるお殿さまがいるなんて。

この御前相撲は、於一にとって運命的な出会いの場でもあります。

まずは、お殿さまの斉彬さま。渡辺謙さんとは以前親子役で共演してから一年ぶりの再会で、私自身すごく楽しみでした。斉彬を演じる謙さんは、ただそこにいらっしゃるだけでお殿さまというか。たたずまいや所作ひとつにも味わいがあって、斉彬さまはこの方以外考えられないなと思います。

このシーンで、西郷のもとにみずから降りていって、体ひとつでぶつかる姿や表情を見ていて、お殿さまとしてだけじゃない魅力や大きさを感じたのは、私も於一も同じだったと思うんです。一瞬で人をとりこにする人間力を大好きになっちゃったんでしょうね。

この先、於一が人生をかけてついていくほどの存在となるのは、ここで見た背中がとても大きいような気がします。

つい引き寄せられるのは、似たもの同士だからかも。

もうひとつは、西郷との出会い。このシーンを見ているだけでも、熱くて、まっすぐで、一生懸命で。薩摩の男のかがみだなと思います。

撮影中、私や謙さんのお芝居のために、何度も何度も土俵から落ちてくださった鈴木亮平さんの姿に、西郷と通じる部分を実感しました。

もしかすると、こうだと決めたら走り続ける一本気なところが、西郷と於一の通じる部分かもしれないですね。鈴木さんのストイックさには、私はとてもかなわないですけれど……! 於一の中では、西郷とのプラトニックな絆のようなものが、すでにここで生まれたように思います。

2018年(平成30年)大河ドラマ「西郷せごどん」

【放送予定】毎週日曜[総合]後8:00 /[BSプレミアム]後6:00

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