さぁ、ここからどう教育しようか!

大河ドラマ「西郷(せご)どん」

篤姫の教育係・幾島を演じる南野陽子さん。厳しくも“愛”のある指導を行う幾島について、愛情たっぷりにお話しいただきました。

初登場シーン、それはもう大冒険いたしました!

「篤姫の教育係」としてどんな幾島像を表現しようか、実はいろいろ考えたんですね。脚本に描かれていることはしっかり表現しつつも、ただ厳しいというよりは、ちょっと滑稽に感じるくらいの一生懸命さがある人物でいたいなと思いました。

ほら、よく学校の先生でも、生徒たちに陰でモノマネされるような親しみのある先生っていますでしょ? 実際、幾島さんには顔にコブがあったことから、大奥では陰でそう呼ばれていたらしいというエピソードもありますしね。それくらいクセの強い人でもいいのかなぁと思ったんです。

なので、いちばん最初の登場シーンは、私なりに、か・な・り冒険して挑ませていただきました! 西郷に放つ「控えよ」というひと言で、空気が変わる感じが出せるといいなと思ったんですね。いつもの島津家になにか異物が入ってきたような、ちょっとガサつく感じが漂えばいいなぁと。お由羅ゆらさんにも負けないような女性像を、と思ったのですが……皆さまいかがでしょうか?(笑)

女丈夫・幾島、がぜん張り切らねばと。

北川景子さんが演じる篤姫さまとお会いして、それはもう可憐かれんな姫君だったので、「さぁここからどう教育しようか?」という感じで、幾島としてはがぜん張り切らねばと(笑)。

お殿さまへの忠誠を尽くすことはもちろんですが、きっと深い愛を持って、篤姫さまと向き合った人なんじゃないかと思うんですね。その一生懸命さが、篤姫さまと、ご覧いただくみなさまに伝わればいいなと思っています。

そういえば撮影が始まる3日前に、たまたまお仕事で鹿児島にいたこともあって、鹿児島市にある幾島さんの招魂墓を訪ねたんですよ。そこで手を合わさせていただいたので、幾島さんが見守ってくださっているような思いでやっています。幾島として、篤姫さまのために時間を過ごそう、って決めました。

幾島流の愛情をたっぷりと。篤姫さま、肝に銘じておかれませ!

大河ドラマのお仕事は、「武田信玄」(1988年)以来、約30年ぶり。初めての時代劇のお姫様。浴衣もろくに着られなかった私ですが、いろいろな時間を経て、今は所作や立ち居振る舞いに困ることもなくなりました。名だたる先輩方の間にいた若き自分をふと思い出したりして。そう思うと、篤姫として斉彬さまの前にいる景子ちゃんがいとおしくてしかたなかったりします。彼女とは同郷のよしみもあって、素直に応援したくなるんです。

この幾島、篤姫さまのお輿こし入れを実現させるべく、時にはまるでスパイのようにうろちょろと暗躍いたします。熟年の女性のたくましさをどうぞお楽しみに(笑)。

そして、篤姫さまのしなやかな成長を目撃なさってくださいね。

2018年(平成30年)大河ドラマ「西郷せごどん」

【放送予定】毎週日曜[総合]後8:00 /[BSプレミアム]後6:00

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