孫たちを溺愛する仙吉は「あぁ、かわいいやつだ!」

連続テレビ小説「半分、青い。」

毎週月曜~土曜 
[総合]前8:00~8:15 / (再) 後0:45~1:00
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楡野にれの家を、そして鈴愛すずめを一歩引いたところから見守る一家の大黒柱・仙吉せんきちさん。
そんな優しいおじいちゃんを演じる中村雅俊さんのインタビューをお届けします!

すべてのおじいちゃんとおばあちゃんは、孫を溺愛ですよ

──楡野仙吉は、どんな人物ですか?

仙吉は、孫たちを溺愛する、ほんわかとした優しいおじいちゃんです。プロデューサーと脚本の北川(悦吏子)さんからいただいたオファーの内容が、「かわいいおじいちゃんをやってほしい」というもので、少し漠然としていました。でも、台本を読ませていただいたら、「あぁ、かわいいやつだ!」って納得できました。廉子さん(風吹ジュン)とのシーンなんか、特にかわいいですね。

俺も実際に10歳の孫がいるので、「孫を溺愛するおじいちゃん」は自然にできます。孫がうちに来たら、いつも二人で寝ていますから。孫が寝返りを打つと、「おっ!」ってビックリするんですけどね(笑)。もうね、すべてのおじいちゃんとおばあちゃんは、孫を溺愛ですよ。

俺は67歳なので十分おじいちゃんの年齢ですが、もしかしたら、そんなにおじいちゃん役のイメージはないのかもしれません。でも、それもキャスティングのねらいみたいです。仙吉って、ギターで弾き語りをするだとか、従来のおじいちゃん像から少し飛び出たところもあるので。

仙吉と廉子さんとの関係性は、「オレがベタぼれ」がテーマ

──仙吉の妻である廉子さんは、早くに亡くなってしまいましたね……。二人はどんな夫婦だったと思いますか?

仙吉と廉子さんとの関係性は、「オレがベタぼれ」がテーマですね。仙吉は廉子さんのすべてがいとおしくて、たぶん、廉子さんがすべてだった。彼女といつも一緒にいたいし、彼女の言うことをすべて受け止めてきたのではないかと思います。でも、ちゃめっ気のある二人なので、穏やかな夫婦というよりは、お互いにちょっかいを出し合って楽しむ感じでしょうか。新婚のころから廉子さんが亡くなるまでずっと、そんな間柄だったのではないかと考えています。
風吹さんはすごくかわいい人ですから、芝居はやりやすかったですね。ほほえましい夫婦漫才みたいな感じになりました。手応えがあると言うと大げさですが、良いシーンになったと思います。その意味でも、廉子さんが亡くなったのはさみしいです。

クランクインして最初に撮ったのは、実は楡野家のみんなで廉子さんのお墓参りをするシーンでした。鈴愛(矢崎由紗)の糸電話を持って、「こっちかたのコップを、廉子さん、手に持ってくれたら話せるのになあ……」なんて言うのですが。紙コップを空に向けて「廉子さーん」って呼んだときは、ジーンときましたね。

滝藤くんと松雪さんの取り合わせは、客観的に見てもすばらしい

──楡野家メンバーや、その俳優陣の印象はいかがですか?

楡野家は、脚本の時点から、ちゃんと愛情を持ってお互いを見ている家族だなぁと感じました。キャスティングも絶妙なので、本当の親子や姉弟みたいな雰囲気を、自然に醸し出せている気がしますね。

滝藤(賢一/宇太郎 役)くんと松雪(泰子/晴 役)さんの“明るい夫婦”って、二人の役者としてのこれまでのイメージからすると意外性がありますが、実際に芝居をすると、これがまた良いんですよ。
滝藤くんには、彼にしかない味があるし、どんなこともできる器用さがある。だから、人とはちょっと違ったアプローチの芝居をするんですね。
一方で、松雪さんは王道の芝居をする方。滝藤くんがどんなアプローチをしてきても、それをドーンと受け止めて芝居で返せる。この取り合わせは、客観的に見てもすばらしいと思います。

上村(海成/草太 役)君は、しっかり者です。仙吉と草太が一緒に歌うシーンでも、彼はディテールまで完璧。ふだんから、セリフも完璧です。この作品を経て、さらにブレイクする役者さんだと感じています。
そしてヒロインの永野さんは、本当に表情豊かに、リアルな芝居をする方。セリフ回しも表情も自然で、すごいなぁって、いつもビックリしながら見ていますね。鈴愛も永野さんも、きっと視聴者のみなさんに好きになってもらえると思います。

2018(平成30)年度前期
連続テレビ小説「半分、青い。」

【放送】平成30年4月2日(月)~9月29日(土)<全156回(予定)>

【作】北川悦吏子

【出演】永野芽郁、松雪泰子、滝藤賢一 / 佐藤 健、原田知世、谷原章介 /
井川 遥、余 貴美子、風吹ジュン、豊川悦司、中村雅俊 ほか

【制作統括】勝田夏子

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