ガキ大将の心の弱さに注目してください!

連続テレビ小説「半分、青い。」

毎週月曜~土曜 
[総合]前8:00~8:15 / (再) 後0:45~1:00
[BSプレミアム]前7:30~7:45 / (再) 後11:30~11:45

鈴愛すずめの同級生・ブッチャーこと、西園寺さいおんじ龍之介りゅうのすけを演じる矢本悠馬さんのインタビューをお届けします!

良くも悪くも空気を全く読めないところがいとおしい

──台本を読んで、ブッチャー(本名:西園寺龍之介)にどんな印象を持ちましたか?

「てるてる家族」(佐藤浪利の子ども時代 役)、「花子とアン」(徳丸 武 役)に続く3度目の朝ドラ出演も“ボンボン”キャラということで、まずは素直に驚きました! 引き出しがないと思われているのかな(笑)。

ブッチャーはガキ大将ですが、じつはすごく素直な子です。思ったことが、すぐに表情やことばに出てしまう。良くも悪くも全く空気を読めないところが、いとおしいなと感じています。
鈴愛(永野芽郁)、律(佐藤 健)、菜生なお(奈緒)との“梟会ふくろうかい”を大切にするところもいいですね。この先、3人のことを好きすぎるがゆえに、ブッチャーの感情が大きく揺さぶられるシーンもあって……。ガキ大将の心の弱さには、ぜひ注目してほしいです。
僕自身は、ブッチャーと同じで何より友達を優先にするタイプですが、弱いところを見せないカッコつけ。仲間に弱いところまで見せられるブッチャーの性格は、ちょっと羨ましいです。

リアクションは大きく、声も大きく、人との距離感は近く

──ブッチャーの演技では、どんなことを意識していますか?

「ブッチャー」というあだ名や、キャラの強さに負けないテンションを心がけています。空気を読めないやつなので、リアクションは大きく、声も大きく、そして人との距離感は近く。脚本から飛び出そうなほどキャラが立っているので、そこに説得力を持たせる意味でも、デフォルメした濃い芝居に徹しています。ほかの役者さんはリアルな芝居をしているので、自分だけ浮いているんじゃないかと、心配になるときもありますが(笑)。

あとは、シーンごとの発想力勝負だと思っています。現場では、「矢本悠馬なら何かやってくれる」みたいな無言のプレシャーを、ひしひしと感じますね……。おもしろいセリフ、おもしろい脚本を、さらにおもしろくするのって結構しんどいものなんですが、今回はそこを楽しめています。北川(悦吏子)さんが見たときに、「脚本よりもっとおもしろくなってる!」と思ってもらえるように頑張りたいです。

律は“かなわぬ恋”の相手でもあるんです

──梟会を大切にしているブッチャーですが、その中でも律のことが大好きみたいですね。

ブッチャーのことを、お金抜きに、普通の友達として見てくれた最初の存在ですからね。律は、精神年齢が高くて、ぶれない自分の考え方を持っている。ブッチャーにとって、リスペクトできる友達なんだと思います。

クランクインする前、プロデューサーと監督に「ブッチャーは律のこと大好きですけど、これは“恋”なんですか?」と聞いたら、「そう思っていてもいいよ」と言われました。ブッチャーにとって律は、親友でもあり、“かなわぬ恋”の相手でもあるんです(笑)。

律に「好きな子とかいないの?」と聞かれて「律くん」と返すシーンは、恋愛ドラマのヒロインのようなテンションで芝居させていただきました。ブッチャーは、たぶん、自分に恋人ができるっていう発想がないんですよね……。お金はあるし、大好きな友達もいるから、現状に満足しているんだと思います。僕としては、早くブッチャーに彼女ができることを願っています(笑)。

菜生ちゃんは梟会でいちばんのアホだと思います(笑)

──鈴愛と菜生は、ブッチャーにとって、どんな友達なのでしょうか?

「鈴愛カッケー!」というセリフがあるように、鈴愛もリスペクトの対象ですね。鈴愛は、何にも縛られず、思い立ったら身体からだがすぐに動くタイプ。漫画家になるんだ、東京に行くんだと、親に反対されても意志を貫く強さがありますよね。
一方のブッチャーは、親の言うまま、なんとなく大学に進んで、なんとなく不動産屋を継ぐのかなと考えている。ブッチャーは鈴愛に、自分にはないスケールの大きさを感じているんだと思います。

逆に菜生ちゃんは、リスペクトの対象ではなく、自分と同じサイドですね。大それたことをできない者どうし、そしてアホどうしの親しみを感じているんだと思います。
菜生ちゃんって、普通の子に見えて、梟会でいちばんのアホだと思うんですよ(笑)。だって、菜生ちゃんと二人きりになると、あのブッチャーがツッコミ役に回りますから! よく唐突に歌い出すし、変わった子ですよねぇ。じつはいちばんおもしろいキャラクターだと思っています。

リスペクトできる友達も、親しみを感じる友達もいて、3人とも愛のあるツッコミをバンバンくれる。ブッチャーにとって梟会は、すごく居心地のいい場所ですね。

2018(平成30)年度前期
連続テレビ小説「半分、青い。」

【放送】平成30年4月2日(月)~9月29日(土)<全156回(予定)>

【作】北川悦吏子

【出演】永野芽郁、松雪泰子、滝藤賢一 / 佐藤 健、原田知世、谷原章介 /
井川 遥、余 貴美子、風吹ジュン(語り)、豊川悦司、中村雅俊 ほか

【制作統括】勝田夏子

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