「戦う場所」で、かわいらしくもがきながら

連続テレビ小説「半分、青い。」

毎週月曜~土曜 
[総合]前8:00~8:15 / (再) 後0:45~1:00
[BSプレミアム]前7:30~7:45 / (再) 後11:30~11:45

東京での新しい生活が始まるも、なかなか苦戦中のヒロイン・鈴愛すずめ
演じる永野芽郁さんのインタビューをお届けします!

無意識のうちに、「ともしび」と同じ席順になっています

──高校時代の鈴愛のエピソードでは、ふくろう会メンバーの関係性が大きな見どころでした。4人での撮影は、いかがでしたか?

「ともしび」でのシーンを撮る中で、梟会の4人で朝から晩までお好み焼きを食べ続けているうちに、役者どうしも大の仲よしになりました。「やばい、ソースの匂いがつらくなってきた!」なんて言い合いながら(笑)。
休憩時間に4人でNHKの食堂に行っても、無意識のうちに、ともしびと同じ席順になっているんですよ。その上、たまに私と(佐藤)健さんが隣どうしになった時には、まるで鈴愛と律のように、自然に左側が私、右側が健さんになるんです。不思議ですよねぇ。

仲よくなりすぎた結果、「撮影本番でセリフをミスしたら罰ゲームを受ける」という遊びも始まりました。律(佐藤 健)、菜生(奈緒)、ブッチャー(矢本悠馬)は3回、セリフが多い私は5回のミスをしたら、自分のいちばん変で恥ずかしい写真をSNSにアップするっていう……(笑)。
でも、このお陰で4人ともこれまでにないくらいセリフの練習をするようになって、本番はだいたい完璧! 気付けば梟会でのシーンが減ってきて、このゲームはやらなくなりました。またやりたいような、やりたくないような(笑)。

ようやく恋ができるウキウキに、全部持っていかれちゃった

──第4週で登場した鈴愛の初恋。鈴愛の初恋が描かれました。西高の新聞部員・こばやん(森 優作)のような男性は、永野さんから見ていかがですか?

新聞部にいることも、落語が好きなことも、私は鈴愛のように「そうなんだ!」と普通に受け入れるタイプ。こばやんは“アリ”だと思います。
逆に、鈴愛が“ナシ”ですね(笑)。デートの最中に、自分が考えた拷問器具を説明しちゃうのはダメでしょう……。そのことがなかったら、こばやんは付け耳も受け入れてくれたかもしれません。だから、こばやんは悪くないです!

鈴愛は結局、こばやんを好きだったというより、単純に恋に恋していたんだと思います。だから、振られてもあまりショックを受けていない。どちらかと言えば、鈴愛の思うイケメンではない「微妙」な相手に振られた、その事実が少しショックだったみたいです。こうして振り返ると、なかなか最低ですけど……(笑)。
自分がモテたこと、ようやく恋ができるウキウキに、全部持っていかれちゃったんですよね、きっと。そういう意味では、鈴愛らしい初恋だったんじゃないかなと思います。

上京するまでの鈴愛を、すごく苦しみながら演じました

──秋風羽織(豊川悦司)の漫画と出合って、鈴愛は漫画家を志すようになりました。家族の理解をなんとか得て、東京に旅立ちましたね。

漫画家になると決めてから上京するまでの鈴愛は、いろんな感情がぐちゃぐちゃに渦巻いていましたね……。上京に賛成してもらえないもどかしさから始まり、お母ちゃんを悲しませたくない気持ちや、家族と離ればなれになりたくない気持ちも出てきて。その全てに向き合いながら演じていくのは、すごく苦しいことでした。
バスターミナルでお別れするシーンになると、本気でぶつかり合える家族がいてよかった、という気持ちまで込み上げてきて、涙が止まらなかったです。

やって来た東京のオフィス・ティンカーベルは、鈴愛からすると異世界。「戦う場所」という雰囲気で、人との距離感も遠く感じて、やはり一気に心細くなりました。そんなときに、お父ちゃん(宇太郎・滝藤賢一)の本棚とお母ちゃんのヘソクリを受け取ったら……そりゃまた泣いちゃいますよ。ナレーションのとおり、お父ちゃんとお母ちゃん(晴・松雪泰子)が本当にそこにいる感じがしました。
これからしばらくは“メシアシ”(ごはんを作ったりする雑用係)として、鈴愛は右往左往していきます。見ている方が応援したくなるように、かわいらしくもがきながら演じていきたいです!

2018(平成30)年度前期
連続テレビ小説「半分、青い。」

【放送】平成30年4月2日(月)~9月29日(土)<全156回(予定)>

【作】北川悦吏子

【出演】永野芽郁、松雪泰子、滝藤賢一 / 佐藤 健、原田知世、谷原章介 /
井川 遥、余 貴美子、風吹ジュン、豊川悦司、中村雅俊 ほか

【制作統括】勝田夏子

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