とにかく自由! キムラ緑子が語る“かまど”の楽しさ

グレーテルのかまど

毎週月曜[Eテレ]後10:00

仕事や子育てなどで忙しい毎日を送る女性たちにとって、甘いものでのひと休みは、かけがえのない癒やしの時間。Eテレで放送中の「グレーテルのかまど」では、瀬戸康史さんが15代ヘンゼルとして、忙しい姉・グレーテルのためにステキなスイーツを手作りします。そして番組の最後には帰宅した姉に向かって「おかえり!おいしいお菓子作ったよ!」と、とびきりの笑顔で言うんです。これをカメラ目線で言ってくれるので、自分が言われたのかと勘違いしそうに…(笑)。ほんと癒やされますよ~。

そんなヘンゼルをサポートする“かまど”の精&ナレーションを担当するのは、キムラ緑子さん。ご本人は登場せず、声だけの出演で瀬戸さんと軽快なトークを繰り広げるキムラさんですが、実は収録中、スタジオと隔離された専用のブースで、スタジオの様子をモニターで見ながらトークをしているんです。

2011年から放送を開始し、7年目のこの番組。
今回は、キムラさんが思う“かまど”のキャラクター像や瀬戸さんの印象、番組の魅力をインタビューしてきました!

 “かまど”はキムラ緑子そのもの!

──いつも瀬戸さんとのユーモアあふれる掛け合いに思わず笑ってしまいますが、“かまど”のキャラクターはどんな風に作り上げているのですか?

ナレーションパートでは原稿を正確に読む必要があるのですが、“かまど”の声は当初から比較的自由でした。手探りで終えた初回収録のあと「こんな感じでいいのかな」って思っていたら、プロデューサーが「いいんじゃないですかね!」と言ってくれて、ホッとしたのを覚えています。みなさんがどう思っているかはわからないですが、“かまど”には私のキャラクターがそのまま入っている感じがしますね。本当に自由にやらせていただいていますから。たまに歌ってみたり、つまんないギャグを言ったりするのも思いつきです。変なことを言っているときは、たいてい私のアドリブと思ってください…(笑)。まずは自分が楽しまないと見ている方も楽しくないと思いますし、言いっ放しで、後はスタッフの皆さんが上手く編集してくださるのでお任せしています。

スタジオが映るモニターを見ながら別室で話しているんです!

──お菓子の調理手順を説明する場面が毎回登場しますが、何か心がけていることは?

収録の前には、その回に登場するお菓子調理の打ち合わせとレクチャーがあります。私も“かまど”として、瀬戸くん演じるヘンゼルの調理を声でサポートするため、瀬戸くんが料理監修の方から調理法を教わっているところをずっと見ています。テレビでも舞台でも同じですが、きちんと流れを把握し、自分で理解したうえで声に出さないと、台本をなぞるだけの棒読みになってしまうんですよ。とにかく自分で理解して言うことが大切ですね。せっかく「自分でもできそうだな」というレシピをプロの方が用意してくださっているので、「これは難しいから無理!」なんて思われる読み方にもならないよう、気をつけています。

これまでに瀬戸さんが作ったスイーツたち!おいしそう~

──収録時の必需品は?

台本、飲み物、ペン、そして“スマホ”が必要不可欠です。事前に原稿に目を通すときよりも、本番中のほうが知りたいことがいっぱい出てきちゃうので、すぐ調べられるように持っています。例えばヨーロッパのお菓子がテーマだったら、そのお菓子が生まれた国や言葉など思いついたことを調べてメモし、トークで使うことも。本番中は隣に座るディレクターさんに、その場で疑問点を調べてもらうなんてことも多々あります。

 手先が器用な瀬戸くんが、丁寧にお菓子を作る姿がステキ!

──そもそもお菓子は好きですか? 毎回お菓子作りに挑んでいる瀬戸さんの様子はどうでしょうか?

もちろん、大好きです。収録後、毎回出来上がったお菓子を小分けにしてくれるのでお持ち帰りしています。この番組で取り上げるお菓子は名作の中で描かれていたり、著名人思い入れの一品だったり、初めて出会うものばかり。見ていてとってもおもしろいし、興味深いですよ。そして、瀬戸くんは番組スタート当初から手先が器用でした。やはりできる人は違う! オーブンで焼いているときや、温度が冷えるまでの待ち時間などに「ねぇ、昨日何してた?」なんて無駄話をしたりするんですが、それがオンエアで使われているときもあります。瀬戸くん自身、調理にも慣れてずいぶん余裕がでてきたので、いろいろな表情をどんどん上手く引き出していけたら…と思いますね。

かまどと瀬戸康史さん

──「グレーテルのかまど」の魅力は何でしょうか?

まず、瀬戸くんがお菓子をひとつひとつ作っている姿が本当にステキです。あれほど丁寧に真面目に仕事をする人って、なかなかいないんじゃないかな? それに、瀬戸くんの疲れた顔って見たことがないんですよ。テンションに浮き沈みがなく、いつも明るいので、彼を見ているだけで視聴者のみなさんも元気になれると思います。ヘンゼルと“かまど”のやり取りも自由に繰り広げているので(笑)、楽しんでもらえたらうれしく思います。

そして、コーディネーターさんによるセットや小道具やテーブルコーディネートもポイント! カメラスタッフさんたちも瀬戸くんをよりよく撮るにはどうしたらいいか貪欲に模索しているし、すごく前向きなあたたかい現場です。みんなとこれからも楽しく「グレーテルのかまど」を続けていきたいですね。

「長いこと一緒にやっているから、まるで家族みたいなんですよ」と現場の雰囲気を教えてくれたキムラさん。キムラさんのインタビューを行った日は、瀬戸さんと番組プロデューサーの誕生祝い、そして担当カメラマンのお子さん誕生のお祝いをやっており、和気あいあいとした雰囲気が伝わってきました。お祝いのケーキは毎年、料理監修を行っている学校の生徒さんが作ってくださるそうですよ♪

毎週月曜の夜、週の始まりにホッとするひとときを、ぜひ「グレーテルのかまど」で!

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