W杯 決勝トーナメント進出は「必然」だった

特別番組「激白!西野 朗×岡田武史」

12月30日(日)[BS4K]後7:00~8:29
1月2日(水)[BS1]後9:00~10:49(途中、ニュースあり)

年末を迎えて「ことし2018年は、どんな年だっただろう」と振り返ったとき、何が頭に浮かびますか?
そう、ことし6月から7月にかけて、あなたは寝不足になっていませんでしたか…?
改めてこの一年を考えてみると、「2018FIFAワールドカップ ロシア」、あの戦いの日々がよみがえってくるというかたも多いと思います。

大方の予想を覆す快進撃で日本中を熱狂させたサッカー日本代表。チームを率いた西野 朗さんが、学生時代からの親友・岡田武史さんと対談し、激闘の裏側、胸の内を、特別番組「激白!西野 朗×岡田武史」で、はじめて明かします。

今回の対談は高精細映像の4Kカメラで撮影され、ふたりの語る表情、聞く表情、驚き、笑い、葛藤の思いまで、とてもリアルに収録されています(BS4Kでは4K画質で、BS1では通常のハイビジョン画質で放送いたします)。

対談でどんなお話が出たのか。放送前に、ほんのちょっとだけ、ご紹介します!

代表の戦い、いま改めて振り返る

6月から7月にかけて、街で、職場で、飲み屋で、テレビで、多くのかたが毎日、代表の話をしていました。でも半年がたって、どういう戦いだったのか、すこし忘れてしまったかたもいるかもしれませんね。こちらに掲載されています。W杯、日本代表の戦いを改めて振り返ってみましょう。

1次リーグ(グループステージ)

◯2-1

コロンビア

△2-2

セネガル

●0-1

ポーランド

決勝トーナメント(ノックアウトステージ)

●2-3

ベルギー

コロンビア戦 あの先取点は「ラッキー」ではない

西野 朗

6月19日、1次リーグ(グループステージ)第1試合、コロンビア戦。いま考えると、あの試合がW杯の代表の戦いすべてを象徴していたように感じます。
開始数分の、PK獲得+相手選手の退場となった、あのプレー。あのプレーによって香川選手がPKを決め、その後の試合を優位に進めることができました。いえ、W杯全体を振り返っても、あのプレーをめぐって「やっぱりあれが、すごいラッキーだったよね!」とか「あのプレー、日本、ツイてたよ!」とか「あれで波にのって決勝トーナメントに行けた!」とか、そんな話をされたかたもいると思います。
ところが西野さんは今回の対談で、あのプレーは「ラッキー」などではないと話しました。たまたま試合の流れのなかで起きたことではなく、むしろ「必然」である、と。えっ、あのプレーが…?
番組のなかで西野さんに、あのプレーに至るまでの事前の準備、指示、試合での動きを改めて解説していただくと、そうか、そうだったのか、と考えさせられました。今回の決勝トーナメント進出が、ある意味で「必然」だったとも感じました。

ポーランド戦 「時間稼ぎ」作戦の真相

6月28日、1次リーグ(グループステージ)第3試合、ポーランド戦。そう、ゲームの終盤、他会場の状況を見つつ、「時間稼ぎ」ともいえるような、パスまわしが話題になった試合です。あの戦いは、西野さんの指示によるものだったのでしょうか。
今回の対談でのお話によると、「シミュレーション」はしていた、そうです。時間を使う戦略が必要になる局面は想定していて、そうなった場合はどうするかを準備していたそうです。
では、あのときは、西野さんが「さあ、時間稼ぎ作戦、開始!」と指示を出したのか?
いや、実は…。真相は、もっと複雑で、微妙なものでした。

ベルギー戦 「いまも迷い続けている」

岡田武史

日本時間7月3日、決勝トーナメント(ノックアウトステージ)第1試合、ベルギー戦。すばらしい戦いでした。原口選手、乾選手が相次いで決めて、2-0になったとき、「おおっ!」と誰もが思ったことでしょう。
西野さんも、2点リードしたあのときがポイントだったと話していました。あのとき、キャプテンの長谷部選手から「どうしますか?」と聞かれたそうです。そのとき、西野さんは「このまま」と答えたそうです。この指示について、西野さんは対談で「岡ちゃんなら、どうする?」と聞きました。岡田さんの答えは…?
ベルギー戦について語られた思い。そして、日本人監督の可能性と課題。日本サッカーの未来を考えるときに、とても興味深いお話でした。

壁の下FKをとめられなかった理由

大会中、ゴールキーパーの川島選手の活躍も大きな話題になりました。ただ、コロンビア戦の相手フリーキックで、壁の下からのボールでゴールを奪われたことについては「あのシュート、取れたのでは?」という声もありました。
今回、西野さんは、あのフリーキックについて「川島選手に責任はない」と話しています。実は、壁を作る選手はジャンプをしない決まりになっていたとのこと。ところが本番の試合で、壁を作る選手がジャンプをしたために、あの結果になってしまったとのこと。西野さんは、あのFKも含めて、川島選手は大会を通じてとても安定した力を発揮したと考えています。

ふたりの「賢人」が語る未来

西野朗さんは63歳。J1監督通算270勝(史上最多)をあげ、1996アトランタ五輪の監督、そして今回のW杯日本代表監督を務めました。岡田武史さんは62歳。1998年、2010年のW杯日本代表監督です。W杯を経験した日本人監督は西野さんと岡田さんの2人だけです。
ふたりの会話は、この夏のピッチ上での采配だけでなく、日本サッカーの可能性、そしてW杯で求められる監督像、さらには新生日本代表(森保ジャパン)の未来へと膨らんでいきました。

対談を終えて岡田武史さんのお話
西野さんとは僕が高校生のころからの付き合いだし、考え方や僕との違いも知っていたから新しい発見はないかな(笑)。
こんなに長い時間話したことはなかったけど、本当に大変な時間を乗り越えて結果を出す、すばらしい仕事をされたと思うし、本当に先輩として尊敬しますよ!

対談を終えて西野 朗さんのお話
今回は、W杯を振り返りながら将来の日本サッカーを語るというテーマで久々に対談できるのを楽しみにしていたんだけど、最後は、西野という人間の分析をして、解析されたような感じがしてます(笑)。

2018年、ことしの締めくくり。サッカーファンはもちろん、サッカーのこと、ちょっとだけ好き、くらいのかたも、日本サッカー界の「賢人」ともいうべきふたりの会話に耳を傾けてみませんか。

特別番組「激白!西野 朗×岡田武史」

【放送予定】
12月30日(日)[BS4K]後7:00~8:29
1月2日(水)[BS1]後9:00~10:49(途中、ニュースあり)

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