あの「のど自慢」がバーチャル空間にお邪魔します!

アニメ「NHKバーチャルのど自慢」

1月2日(水)[総合]後11:35
1月31日(木)[総合]後11:55 ※「NET BUZZ」にて再放送!

「明るく!楽しく!元気よく!」をテーマに、毎週日曜お昼に全国各地から生放送でお届けしている「NHKのど自慢」。1946年から70年以上も放送を続けてきたこの番組が、なんと初めてバーチャル空間に登場します!

バーチャルキャラクター化した小田切千アナウンサー司会のもと、人気VTuber(*1)が次々に登場し、自慢の歌を競い合います。果たして初代VTuberのチャンピオンは、誕生するのでしょうか!?

(*1)VTuber(ぶいちゅーばー/仮想・架空のキャラクターでYouTubeに動画投稿を行う人)

この注目の番組の仕掛け人の一人、土橋圭介プロデューサーに番組の見どころをお聞きしました。

 ギャップとインパクトの「のど自慢」

──番組制作の経緯を教えてください!

今回一緒に制作をしているドワンゴのプロデューサーから夏頃、「今VTuberがキテるよ!バーチャルで番組つくりましょうよ」というお話をいただいたんです。

キズナアイさんの存在は知っていましたが、バーチャルで番組と言われてもピンときませんでした。で、どんなものなのか、実際にVR(*2)を体験したんです。女の子の姿になって(笑)、北海道にいる方とコミュニケーションしました。最初は、自分のアバターの操作や基礎の基礎を教えてもらっていたのですが、慣れてくるとバーチャル空間上に仕込まれているカメラでの撮影や、複数カメラのスイッチングを教えてもらって、リアルな機材を一切使わずバーチャル上の装置だけで簡易な番組作りをやってみました。

そして、指導を受けながらバーチャル体験している僕の様子も第3者視点で収録できるので、後で再生してみると、見た目はアニメっぽいけど、やりとりが自然でライブっぽいし、既存のアニメとも一味違ってちょっと新鮮!何か新しいものになるのかも……という予感とともに、番組を作ることに興味をひかれました。

(*2)VR(バーチャル・リアリティーの略称。仮想世界を現実世界のように体感できるコンピューター技術)

──その何かが「NHKのど自慢」ということですね。

どんな番組にしようか思案している中で、人気の高いVTuberたちが集まって、「NHKのど自慢」風に歌合戦するというアイデアが出てきました。でも、やるなら“風”ではなくて“ガチ”がいいということになり、「NHKのど自慢」のプロデューサーをしているエンターテインメント番組部の代田に相談を持ちかけました。70年以上も続く伝統あるNHKの看板番組ですから、「ノリで悪ふざけしてはダメよ!」と言われてもおかしくはないので、正直恐る恐る言ったのですが、「やるなら一緒に“ガチ”で作りましょう」と、新しいことに前向きな返事で、懐深く受け止めてくれたのがうれしかったですね。

人気Vtuberが豪華共演!

──「のど自慢」の要素はどのぐらい入っているのでしょう?

出場者の数など所々違いはありますが、演出フォーマットはオープニングからエンディングまで「のど自慢」を踏襲しています。収録現場では “本家”の代田が“リアル”のど自慢ならではの鐘を鳴らすタイミングやカメラワークを、未経験のスタッフ相手に直接指導しながら作ったので、“のど成分”が、かなり濃く出ていると思いますよ。

また、今回の舞台セットは、ことしの10月21日に放送した高松会場をモチーフに、バーチャルっぽい雰囲気を足しながら組んでいます。バーチャルですから、セットを裏で支える支柱など省いても倒れないのですが……、番組をよーく見るとそんなこだわりがチラッと映るかもしれません(笑)。ぜひ、隅々まで見ていただきたいですね。司会の小田切アナもバーチャルな姿で登場するので、楽しみにしていてください!

 小田切アナもノリノリです!

──このお話を持っていったときの小田切アナの反応はいかがでした?

最初は「え、バーチャル?」といったリアクションでしたが、最終的にはノリノリで収録にのぞんでくれました(笑)。

「NHKのど自慢」では、本選に出場する方々に小田切アナが毎回事前に面接取材を行なっていますが、今回出場するVTuber13組の皆さんとも収録前に1組ずつお話を聞きました。バーチャルな世界に存在するキャラクターに話を聞くので、聞いている途中でどこまでがリアルで、どこからがバーチャルなのか小田切アナが混乱する場面もありました(笑)。本番ではどんなエピソードが出てくるかご注目ください。

「NHKのど自慢」の小田切アナに密着した記事は →コチラ

──ゲストの方々も豪華ですよね!

みなさんもご存じのバーチャルグランドマザー小林幸子さんと、キズナアイさんです。キズナアイさんは、VTuberの草分け的な存在ですから、こちらの世界の代表として今回ゲストとして出演していただきました。また、小林幸子さんも、リアルはもちろんですが、ネット界での人気を考えればおのずと決まりましたね。ゲストお二人の歌も見どころの1つです。

──最後に、出場者たちが歌い終わった際の、あの「鐘」は鳴るんですか?

「のど自慢」のシンボルですからもちろん鳴ります! 小道具としてチューブラーベル(鐘)や鐘を鳴らすハンマーも用意してます。鐘の音にも今回ちょっと工夫を凝らしているので、そこも注目してほしいですね。本当は小田切アナとともに番組の顔である鐘奏者の秋山気清さんもバーチャル化して、こちらの世界に来ていただきたかったのですが、制作スケジュールの都合で今回は諦めざるを得ませんでした。今回の企画が好評で「バーチャルのど自慢」をまた作る機会があれば、そのときはぜひ実現させたいですね(笑)。

一体どんな映像になるのか、放送が気になります! お楽しみに!

取り上げた番組はこちらです!

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