Windows95からSNSまで!
時代を駆け抜けたネットの歴史をひも解く!

平成ネット史(仮)

【再放送】
前編:1月12日(土)[Eテレ]後2:00~3:00
後編:1月12日(土)[Eテレ]後3:00~4:00

「Windows95」の発売から、わずか20余年。まるで“魔法”のように世界を繋げ、生活に欠かせないものとなった「インターネット」。「テキストサイト」や「2ちゃんねる」から、「着メロ」「写メール」、そして「フェイクニュース」まで……、そんなインターネットの歴史を振り返る番組「平成ネット史(仮)」が、平成最後のお正月に放送されます。

前編は、ネットで“つながった”PC、そして日本独自のネットカルチャーを、当時の映像や一世をふうびした人物のインタビューとともに見ていきます。後編は、ガラパゴス携帯(ガラケー)を駆逐したスマートフォン、そしてSNSの登場により、いつでも“つながった”私たちの変化や、平成の次にやってくるネットが作り出す未来について、わいわい話していきます。

今回は、そんなインターネットのビッグウェーブに乗るしかなかった番組プロデューサーを「中の人P」、ツイッターなどネット展開を仕掛けているディレクターを「ネットD」と、親しみを込めて呼ばせていただき、見どころについてkwsk(詳しく)聞いてみました!

 確定していない歴史だからタイトルに(仮)!

──タイトルの(仮)は取らないんですか?

中の人P:俗に歴史といいますと、後世の人が決めるものだと思うんですね。「平成」は終わっていませんし、確定していない歴史は、あくまで(仮)である。そういった意味を込めて、(仮)はつけたままでいこうとなりました。

ネットD:番組スタッフでさえ、「俺は“アイマス”」、「僕は“東方”」など、本当にみんなそれぞれのネット史を持っていたんです。その中で、「これが平成のネット史です!どやぁ!」「これが教科書です!ばばーん!」とするより、それぞれのネット史もあるでしょうということで、(仮)なんです。

──番組の軸はどんなところですか?

中の人P:この番組の立ち上げは、実は3年前。テクノロジーやビジネスから見たネット史もありますが、もっと我々に近いネット史で見ていったらエンターテインメント性が出るのではと思いました。多くの人たちが体験した「2ちゃんねる」「ニコニコ動画」「iPhone」「SNS」など、とにかく利用者目線で物語をつむいでみようと。

その中で、やっぱりスマートフォンの登場というのが大きかったと思うんです。そうなると、それ以前、それ以後というすみ分けをした方が分かりやすいのではとなり、前後編に区切ることにしました。

個人HPには「キリ番」がつきものでした。右の画像は、1996年に公開していたNHKの公式HPの画面です

ネットD:今、番組のツイッター(https://twitter.com/nhk_nethistory)では、ユーザーのみなさんからもたくさんの声を募集しています。そういった情報を番組作りに反映させながら、ネット史に関わってきた“中の人”たちの取材を進めていくといった流れは、今回トライしていることでもあります。

──ツイッターの反響はいかがですか?

ネットD:立ち上がりはことしの9月。やはり、ネット黎明期のことをつぶやくと多いものでは1万RTを越えたりしますし、ハッシュタグ「#平成ネット史」でいろいろな方がつぶやいてくださっています。取材した情報や私たちのネット愛などもつぶやいていきますので、ぜひそちらもご覧ください!

当番組のツイッターアカウントで物議をかもし出したツイートがこちらです

 キーワードでネット史を深掘り!

──番組に登場します、キーワードについて教えてください!

中の人P:今回番組では、「窓」「フライングアタック」「侍魂」「Emoji」「黒船、襲来」「なう」などのキーワードをひも解きながら、ネット史を見ていこうと思っています。

分かる人には、「あれのことじゃない?」と、ニヤッとしてもらえるようなキーワードをいっぱい並べたいと考えています。

「2ちゃんねる」閉鎖の瞬間、あなたは何をしていましたか?

──ゲストの方々も、なかなかなメンバーですよね!

中の人P:堀江貴文さん、落合陽一さん、宇野常寛さん、そして司会の恵俊彰さんは、はじめからお声がけしようと決めていました。こういった方々にネット史を語っていただけたら、おもしろそうじゃないですか!(笑)

上段左から池田美優さん、眞鍋かをりさん、下段左から堀江貴文さん、宇野常寛さん

中の人P:さらに、ネット歴が長い&詳しいという広告代理店勤務の森永真弓さん。若い年代の声も聞きたいので池田美優(みちょぱ)さん。有名人のブログブームはやっぱり欠かせないよねといったところで眞鍋かをりさん。そしてヒャダインさんは、ニコニコ動画出身のクリエイターとしてお呼びしました。

ネットD:僕、個人的にヒャダインさんのファンで、活動する姿をネットを通してニヤニヤ見ていた側の人間なのですが、テレビで“ニコ動”出身だということをお話ししてくださって、なんだかうれしかったです!

また、落合陽一さんはとにかくクレバーです。ネット史をひも解いていく中で、難しい話に寄せていくかと思っていたら、むしろ少年時代の遊びを話しているようなまぶしい笑顔で「僕の青春だった!」と話をされていました。そういった意外な一面を出していただけたのがよかったです!

左から、森永真弓さん、ヒャダインさん、落合陽一さん

中の人P:堀江さんの、プログラマーとしてのお話も必見です。“技術屋”として、今まで聞いたことのなかった話もしていただきました。そんな方々を生活者目線でまとめ上げる恵さんの姿も、さすがでしたね。

さらに番組では、ネット史に関わってきた、いわゆる“中の人”にもご出演いただく予定です。「2ちゃんねる」を守ったエンジニア、テキストサイト「侍魂」の管理人、「絵文字」の生みの親など、なるべくみなさんが見たことのない人をお呼びしたいなと思っています。

左から、ニコニコ動画の開発者・戀塚昭彦さん、テキストサイト「侍魂」の管理人・健さん、絵文字の生みの親・栗田穣崇さん

──最後に、番組の注目ポイントを教えてください!

ネットD:放送は1月2日、3日の夜なので、お酒でも飲んでリラックスしている時間帯だと思います。親戚みんなで「こんなのあったね~」と言い合ってもいいですし、新年に会った人に話をしてみてもいいと思います。そして僕のような“この時代ど真ん中”の世代は、いろいろなことを思い出して胸がキュンとするか、ザワつくと思いますので(笑)、最後まで見逃さないでご覧ください!

中の人P:平成最後の正月に、「このとき自分はどうしていたかな」と思い出すのも、これからに思いをはせるのも含めて、“エモく”見ていただきたいですね(笑)。

ネットD:それから、実は1月2日(水)のこの時間、総合では「バーチャルのど自慢」の放送なんです! VTuber界の精鋭たちが出演するんだそうです。NHKの中に現れたあまりにも強大な敵(おっと誰か来たようだ…)だったので、あえて挑戦状を送ることにしました。そして「#バーチャルのど自慢」と「#平成ネット史」のハッシュタグで“どっちがトレンド1位を取るか”という勝負をすることに! みなさまの清きツイートを、よろしくお願いしまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁす!!!!!!

番組のナレーションは、ネット史にはかかせない!? 声優の緒方恵美さんと、梶裕貴さん。もう、ネットのない時代は考えられない! そんなあなたにオススメの番組です。ぜひ見てね♪

【再放送】
前編:1月12日(土)[Eテレ]後2:00~3:00
後編:1月12日(土)[Eテレ]後3:00~4:00

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