安室奈美恵、独占ロングインタビュー!

平成史スクープドキュメント 第4回
安室奈美恵 最後の告白

1月20日(日)[総合]後9:00
2月13日(水)[総合]前0:40 ※火曜深夜

2018年9月、日本中から惜しまれつつも引退した歌手・安室奈美恵さん。そんな安室さんの引退前に収録した独占ロングインタビューを、NHKスペシャルでお届けします!

番組タイトルは「安室奈美恵 最後の告白」。

平成初期にJ-POPを確立し、社会現象を巻き起こした音楽プロデューサー・小室哲哉さんと安室さんは、平成の終わりに引退しました。ふたりの歩みは「栄光と挫折」を経験した平成の音楽史そのもの。番組では、安室さんのインタビューを軸に、平成の音楽シーンを描き出します。

今回は、取材を担当し、安室さんへのインタビューも務めた座間味圭子ディレクターにお話を聞きました!

 “コムロ”“アムロ”ブームは、時代の象徴

──今回の番組テーマを決めたいきさつは?

「平成史」シリーズ には立ち上げからスタッフとして入っていました。政治や経済など難しいテーマが続くなかで、エンターテインメントの領域で何かできないかと考えていて、私自身が音楽好きだったことから音楽という切り口はどうだろうと思ったんです。平成の音楽シーン全体の取材をスタートし、主軸をどうすべきか悩んでいたときに、安室さんの引退という衝撃的なニュースが飛び込んできたんです。

世代的には“コムロ”“アムロ”ブームのど真ん中で、当時テレビで安室さんを見ない日はなかったし、街には安室さんを真似たいわゆる「アムラ-」があふれていて、まさに時代の象徴と感じていました。でも、その後安室さんが、引退するまでの20年あまりの道のりを、どのように歩んでこられたのか、実はきちんと知らないなと思いました。あれだけともに黄金時代を築いた小室さんと安室さんが、なぜその後別々の道を進むことになったのか、その後の安室さんは、何を感じ考えていたのか。二人の引退、そして平成の終わりにあたり、改めて知りたいと思いました。

 安室さんがNHKの食堂を見て、つぶやいた言葉

──インタビュー前にはどんな準備をされましたか?

これまで安室さんは長年テレビ取材を受けてきませんでした。ましてやインタビューをお受けになることは、とてもまれです。とにかく安室さんができるだけ緊張せず、落ち着いて話していただける環境を作ろうと準備を進めました。今回、収録はNHKのスタジオで行ったのですが、あえてスタジオの背景を真っ黒にしています。

──印象的なエピソードはありましたか?

2018年8月末、安室さんが引退される約2週間前に収録が実現し、NHKにいらっしゃったときのことです。玄関からスタジオへご案内する途中、中庭越しに1階の食堂をじっと見つめていらっしゃっていて。どうしたのだろうと思っていると、どうやら『ポップジャム』のアシスタントのお仕事をされていたとき、食堂をよく利用していたことを思い出していらっしゃったようなのです。そのご様子を見て、なんとなくですが、25年間の歌手人生を総括する、そんなモードでいらっしゃるのかなと感じました。

──本番でのインタビューは、座間味さんが務められたと伺いました。

はい、やはりすごく緊張しましたね。私の家系は沖縄なので、母がよくサーターアンダギー(沖縄の揚げ菓子)を作っていて、今回、お口にあうかわからないけれど、それを安室さんの楽屋に差し入れさせていただきました。しかも普通のタッパーに入れて・・・・・・。もしかしたら失礼じゃなかったかなと内心不安もあったので、インタビューの最初にたずねてみたんですが、安室さんは「楽屋に入って最初にいただきました、すごくおいしかったです」と、あの笑顔でおっしゃってくださったんです。とてもうれしかったですし、私の緊張もそれでほぐれました。

──実際のインタビュー収録時間はどれぐらいだったのでしょうか?

2時間半近くお話をしてくださり、インタビュー終盤には安室さんの目に涙が浮かぶ場面もありました。沖縄から上京したころのこと、小室さんとの出会い、スターダムを駆け上がったこと、そしてその後の、歌手としての苦悩や挫折。安室さんの人生軸を順を追って伺いながら、その歩みが、平成の音楽史の歩みそのものだったなと感じました。

 平成の音楽シーンの変遷を振り返る

──小室さんについては、どんな映像が見られますか?

小室さんご自身には今回はご出演いただいていないのですが、これまで表舞台には出てこなかった小室さんの“最側近”と呼べる方々が、小室さんと安室さんのタッグがまさに始まった瞬間のエピソードなど、当時の秘話をお話してくださいました。そして、安室さんからも、小室さんとのある重要なエピソードについて初めて明かしてくれています。平成の音楽史の影に、知られざる“安室と小室”の歴史あり、という感じです。

──平成のJ-POPを彩ったほかのアーティストにも触れるのですか?

宇多田ヒカルさんや浜崎あゆみさんをはじめ、平成の音楽シーンの変遷もお伝えします。その時々でどんな歌が流行り、小室さんと安室さんの歩みとどうリンクしているのかも絡めながら見ていきながら、時代をより立体的に見ることができればと思っています。音楽ファンでない方でも楽しめる番組を目指しました。

──最後に、メッセージをお願いします!

時代の寵児ちょうじである小室さん、そして平成の歌姫・安室さんの激動の歩みを総括することは、そのまま「平成」という時代を浮き彫りにすることへとつながります。
デジタル技術の変化やインターネットの発展など、たくさんのターニングポイントを経て日本の音楽シーンがどのように変化していったのか。
「そうそう、平成ってこんな感じだった。大激変だったな」と、追体験できるような番組を目指しました。ぜひ、ご覧いただけたらうれしいです。

ナレーションは、安室さんと同じく沖縄出身で、小室さんと同い年という、ジョン・カビラさん! 安室さんが引退前の最後のロングインタビューで何を語ったのか、放送をお楽しみに!

平成史スクープドキュメント 第4回
安室奈美恵 最後の告白

【再放送】2月13日(水)[総合]前0:40 ※火曜深夜

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