塾教育の発展に尽力した家族の物語!

土曜ドラマ「みかづき」

1月26日(土)スタート
毎週土曜[総合]後9:00(連続5回)
再放送:毎週木曜 前1:00(水曜深夜)

2017年の本屋大賞第2位、森 絵都さんの同名原作をドラマ化した土曜ドラマ「みかづき」が1月26日よりスタートします! 脚本は、2019年度後期 連続テレビ小説「スカーレット」も担当する脚本家・水橋文美江さんです。

物語は、日本社会の変遷を背景に、天才的講師とカリスマ的経営者の出会いが生んだ、とある塾と家族の半世紀。教員の免許はないが、いつしか落ちこぼれの子どもたちに勉強を教えるようになった男・大島吾郎を高橋一生さん。そして、戦中の国民学校の教育に反発し、自由で豊かな教育の可能性を塾に見出したシングルマザー・赤坂千明を永作博美さんが演じます。

今回は高橋一生さん、永作博美さんにインタビュー! ドラマについて、いろいろ伺ってきました。

 20~70代を演じ、家族の50年の歴史を描く

──撮影に入っての印象はいかがですか?

高橋:吾郎という人物の半生を演じましたが、スムーズに楽しく家族の関係性を築けているのではと思います。それには、水橋文美江さんが書いた説得力のある脚本があると思うんです。塾業界の話ではありますが、それ以前に家族の話でもあります。子ども一人一人の人間性もしっかり描かれているので、そのドラマ性も楽しんでもらえるんじゃないかと思います。

永作:最初に原作を読ませていただいたとき、それぞれのキャラクターが本当に力強いなと感じました。また、傷だらけになりながらも、どうにか前に進もうとしている姿にとても感動してしまいました。

そんな思いを持ちながら現場に入り、一生さんをはじめ、皆さんと本気で「会話」をさせていただきました。今では、本当に何十年も一緒に過ごしてきたかのような、不思議な感覚になっています。

──お2人が演じる役柄の魅力や特徴を教えてください!

高橋:吾郎は受動的に見えるんですが、実はとてつもなく能動的だったりもします。孤独を経て達観している部分もあって、そんな浮世離れしているところをしっかり地に足をつけてお芝居で表現できればと心がけています。

五郎は千明さんに引っ張ってもらっていろいろな子どもたちと出会うのですが、芝居をしていく中で「きっと吾郎はそれを望んでいたんだろうな」という感覚がどんどん大きくなってきました。

永作:千明は、先見の明で吾郎さんをつかまえて(笑)、わき目もふらず「絶対この人だったらなんとかなる」と、周りの人たちも巻き込みながら猪突猛進ちょとつもうしんに進んでいくんですね。そして最終的にはみんなとひとつになって、さらに突き進む。そういった行動ができるところが最大の魅力だなと感じています。

──今回は互いに20~70代の50年間を演じられるそうですが、難しさはなかったですか?

高橋:ありがたいことに、時系列にそった撮影をさせていただいたので、違和感なく年齢を重ねることができました。人の一生を演じることは、これまで何度もやらせていただいたんですけれど、現代劇でここまで長く、そしてスピード感のあるなかで演じるのは初めてでした。

永作:20代を演じるとき、気持ちを乗せるのが難しいものはありましたが(笑)、2人で年老いていくことに、そんなに不思議を感じなかったです。たぶん私たち、おじいちゃん、おばあちゃん体質なんだと思います(笑)。

高橋:それはありますね(笑)。

──塾が舞台ということで、人に教えることを演じてみていかがでしたか?

高橋:人は、自分が優れていると思うと、盲目的に全能感を振りかざしてしまうと思うんです。自分も含めて。そういった点では、「年齢が上とか下とかは関係なく、同じ位置に立って同じ視点でモノを言う」ということは、とても大事なことだと今回の作品を通して教えていただきました。

永作:実際に塾の先生にお話を聞く機会をいただきました。いろいろなことを教わりましたが、中でも目からうろこだったのは、テストなどの正解の〇を書くのでも、1つ1つ丁寧でわかりやすい、隙間のない〇を書いているということです。全員に同じことをしなければいけないですし、それも一人一人に向き合っているというコミュニケーションなんですね。それを聞いて、自分はまだまだだ、直すべきところはたくさんあるなと反省したりしました(笑)。塾の教育は、聞けば聞くほど奥が深かったですね。

──最後に、視聴者のみなさんにメッセージをお願いします!

高橋:ふだんあまりこういうことは言わないんですけれども、本当に手ごたえのあるドラマになっています。きっとおもしろいものとして皆さんに受け入れていただけるんじゃないでしょうか。

それと本編ももちろんですが、最後のタイトルバックも見てほしいです! 僕ら踊りますので(笑)。楽しいダンスなんですが、ちょっと切なくもあり、非常に人間味のある感じになっています。ドラマを見終わった後クスッと笑っていただけるとうれしいです!

永作:全5回の中で、これだけの年数が過ぎていくのは、本来だったらちょっと違和感を感じるようなところもあると思うんです。でもスッと受け入れられるような、本当に不思議な作品になっています。みなさんそれぞれに、好きなシーンや場面などを探しながら見てくださるといいですね。

“違和感のない”年齢の重ね方をしているという2人のお芝居を、ぜひお楽しみに~♪

土曜ドラマ「みかづき」

【放送予定】1月26日(土)スタート
毎週土曜[総合]後9:00(連続5回)
再放送:毎週木曜 前1:00(水曜深夜)

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