戸田恵梨香が中国の巨大遺産を巡る!

中国王朝 英雄たちの伝説

[BSプレミアム]後9:00
2月27日(水)「巨大遺産の謎 万里の長城」
3月6日(水)「大運河」
3月13日(水)「都・長安」

世界でもまれな「スケール」と歴史の「長さ」を誇る中国の文明。その象徴が、中国国内に残された「巨大遺産」の数々です。

巨大遺産は、数百年・数千年のときを超えて、始皇帝をはじめ西太后など各時代の英雄たちによって拡大され、作りかえられながら継承されてきました。なぜこれらの巨大遺産は作られたのか、誰が何のために大きくしたのか。その謎に迫るべく、「万里の長城」「大運河」「都・長安」の3つの巨大遺産を巡りながら、関わりのあった人物たちに思いをはせます。

番組で遺産の巨大化と継承のドラマをひも解いていくのは、2019年度後期 連続テレビ小説「スカーレット」でヒロインを務める戸田恵梨香さんです。今回は戸田さんに、旅の思い出を伺いました!

 1月の中国。防寒対策はバッチリ!

──中国ロケお疲れさまでした!どんな旅だったのか、ご感想を教えてください。

中国王朝を継承していった人物の歴史ドラマを追いながら各地を巡りました。中国の歴史は本当に奥が深くて、素人の私にはちょっと難しいかなと思っていましたが、知れば知るほどおもしろく、すごく充実した旅になりました。中国の歴史含め、大きく壮大なものを味わうことができました。

──旅自体はことしの1月だったとお聞きしました。寒さ対策などは万全で向かわれました?

2年前の同シリーズのロケも、同じ時期でいろいろなことを学んでいたので、防寒具からサプリメントからしっかり準備していきました!(笑)やっぱり中国って本当に広くて、地方によっては痛いほどの寒さだったりもしたんです。でも、「寒くない!」「ここは文明が育まれた大事な場所なんだ!」と自分に言い聞かせて巡りました(笑)。

防寒はバッチリです!

 各回の見どころと撮影裏話!

2月27日放送 第1集「万里の長城~始皇帝から康熙帝こうきていへ~」

この回は、王朝が交代しながらも2000年近く建築を継承され続けた「万里の長城」を軸に、その謎に迫っていきました。実は私、万里の長城が日本列島の3倍以上の長さがあるということを知らなくて、ロケの当日も、長城が見えるにつれてその巨大さや、想像以上に威厳のある姿に驚き、「え~!」と思わず声が出てしまったんです(笑)。

万里の長城のほんの一部の一部の一部はコチラ

近くに行くと、本当に一つ一つ人の手で作られたんだというのがよく分かりました。その当時に作っていたであろう人たちの思いを考えると、ちょっと普通には歩けないですね。

長城の中でも重要な関「嘉峪関かよくかん」や、海の上の関「山海関さんかいかん」も巡りました。石造りの巨大建造物というだけでかっこよかったですし、それが海の上にある「山海関」はすごく魅力的でしたが、やはり歴史をのぞけば“それだけではない”んです。築いた人の思い。壁に遮られた人たちの思い。番組を通じて、そういったところも感じていただければと思います。

3月6日放送 第2集「大運河~煬帝ようだいから永楽帝えいらくていへ~」

この回は、運河にまつわる歴史をひも解きます。番組で「大運河」としてご紹介するのは、黄河と長江を結ぶ世界最長の運河で、1000年以上もかけて人の手で掘られ続けたんだそうです。第1集の長城とは違って、こちらは今でも使われ続けている巨大遺産。長い間作られていたものが今のこの時代でも使われ、この先もそれが続くと思うと、この河を造ってきた皇帝たちの歴史もすごくおもしろく感じると思います。

運河の周りでは、「淮揚わいよう料理」と呼ばれるおいしいお料理もいただきました! この河の北にいる人たちも南にいる人たちもみんなが愛したお料理だそうで、そうやって流通が盛んになったことで繁栄が生まれたことも知りました。

この運河の掘削の最後を担当したのは、永楽帝えいらくていです。永楽帝は、歴史的建造物としても有名なあの北京の紫禁城を建てた皇帝としても有名です。ということで、あわせて紫禁城も訪問させていただきました。そこに暮らしていた皇帝や妃などの話や歴史を耳にすることはあっても、造るにあたってどこから素材がやってきたのかなどを知ったのは初めてだったので、とても興味深かったです。

3月13日放送 第3集「都・長安~劉邦りゅうほうから~西太后せいたいこうへ」

長安の都の原点を築いた劉邦の宮殿・未央宮びおうきゅうを見させていただきました。その広さや大きさは把握しきれないほどで、「1つの国じゃん!」と思うほど大きいんです(笑)。それが宮殿だったんですから、よほど栄えていたということですよね。一見、ただの広い敷地なんですけど、説明を受けてそのすごさが分かりました。

劉邦の宮殿・未央宮

未央宮は1980年代に発見され、それからなんと今に至るまで大事に発掘を行っているそうです。その発掘されたものの中には、水道管などもあったんですが、劉邦の時代は、紀元前3世紀、2200年も前です。日本では弥生時代です。その時代にあの広大な敷地に水を流す方法を生み出した人がいたということに驚き、さらに、その水道管は簡単には壊れない構造にもなっているんです。その形状も拡張しやすいように巧みに計算されていて。このすごさは、本当に番組を見てくださいとしか言えないです!

そういった昔の人々の技術や知恵がなければ、今のこの現状がなかったかもしれない。そんな驚きとともに、感慨深いものがありました。巨大遺産は遠い存在に思うけれど、いまの私たちと地続きのものでもある。歴史には夢があるなと思いましたし、ロマンを感じることができました。

──最後に、視聴者のみなさんにメッセージをお願いします!

近くて、でも遠い国と思いがちな中国。この旅では、「この番組を通して中国の歴史をしっかり体験させてもらっている」という感覚で各地を巡らせていただきました。視聴者のみなさんと同じ目線に立ち、そしてみなさんの道案内のような存在になれたらいいなと思っています。

それから、万里の長城や大運河、長安のような“歴史的な遺産”は、もちろん今ただ見るだけでも「大きいな」「すごいな」と思うんですけれど、歴史を知ってこそより深く知れるし、楽しめるというか、その魅力を知らないで見るのはもったいないと思っちゃうんですね(笑)。“ド素人”の私が旅をすることで、私と同じような感覚で楽しんでいただけたら、私が務める意味もあるのかなと思っています。歴史に詳しくない方々でも、私と同じ気持ちになって楽しんでいただけたらいいなと思います。

文明を読み解くのは、中国を舞台とした歴史小説「蒼穹の昴」で知られる作家の浅田次郎さん。圧巻の巨大遺産とともに、建設に関わった偉人たちの歴史ドラマをお見逃しなく!

2月27日(水)[BSプレミアム]後9:00
3月6日(水)[BSプレミアム]後9:00
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