落合陽一×野村萬斎
1964年のオリンピックから見えたものとは?

BS1スペシャル「1964 TOKYO 知られざるオリンピック」

3月30日(土)[BS4K]後4:00
3月31日(日)[BS1]後10:00
4月13日(土)[BS1]前0:40(再)※金曜深夜

2020年、東京で2度目のオリンピックが開催されます!
しかし、2度目といえど前回の東京オリンピックは50年以上も前のこと。私たちはどのようにオリンピックを迎えるべきなのでしょうか。

番組では、そのヒントを最初の東京オリンピック、そしてその祭典が開かれた1964年という時代から読み取ります。時代を振り返るのは、メディアアーティスト、研究者、経営者など多様な顔をもつ落合陽一さん。そんな落合さんが、過去と未来を結びつけるために会いたいと言ったのが、先祖代々、古典芸能を受け継ぐ狂言師・野村萬斎さんです。2人の対話から、この先の未来へどんなビジョンをもつべきかを探っていきます。

もっとやんちゃな質問がくるかと思った(笑)

3月某日。1964年のオリンピックを見すえて建てられたホテルの一室で、その対談は行われました。
互いに、この日の対談が「楽しみだった」と話す2人は、1964年の東京オリンピックを振り返り、2時間弱の熱いトークを繰り広げました。

テーマは、主に4つ。「1964年の東京オリンピックの意味」「その東京オリンピックをいま振り返る意味」「日本と世界について」「伝統と継承について」です。

落合さんが「1964年のオリンピックの映像を見るとすごく牧歌的に見えた」と話すと、萬斎さんは同調し、「牧歌的だからこそ“田園風景を走る人”の肉体が美しく見えた。“走ること”が自然に見えた」と、独自の視点で語ります。また、過去と未来を見ていくうえでキーワードとなった「発酵」について、互いの観点を明かしました。

ほぼ休憩を挟まず行われた対談は、なんと2時間弱! 話は尽きず、収録が終わった後もしばし意見交換は続いたのでした!

今回は、そんな熱いトーク直後の野村萬斎さんにご感想を伺ってきました!

野村萬斎さん コメント

収録はとてもおもしろかったですね。落合さんとはふたまわりほど年齢が違うのですが、似たようなことを思っているんだなと感じて、おじさんからすると胸をなでおろすところもありましたね(笑)。落合さんは学者もされている方なので、研究成果というひとつの文化(研究)を引き継いでいるというところが印象的でした。お若いですけど、縦軸をちゃんと感じていらっしゃるんだなと。
特に、落合さんがおっしゃっていたインフラが整った日本を熟成させること。彼はそれを“デジタル発酵”と呼んでいましたが、それをどうしていくべきか。狂言、雅楽や能楽も同じく大陸から伝わったものが発酵して独自の文化になったものだと感じていたので、そういった考えは興味深かったですね。ほかにも、市川 崑さんの映画を見た感想だったり、アジアのとらえ方などの話も盛り上がりました。そして、私がオリンピックで思っていることも、うまく引き出していただきました。もっとやんちゃな質問をされるのかなとも思っていましたが(笑)、非常に深い話ができたと思います。

番組ではさらに、2001年に『千と千尋の神隠し』に破られるまで1950万人という日本映画最多の動員を誇った、市川 崑監督の映画『東京オリンピック』(1965年)から、当時の人々の熱狂を振り返ります。市川監督は、東京オリンピックを通して何を描こうとしていたのか、制作に携わった人々の証言も交えて検証していきます。

また、当時のオリンピック選手や、開会式でアクロバット飛行を行ったブルーインパルスの元パイロットたちの知られざる逸話にも迫ります。

元航空自衛隊 特別飛行研究班 ブルーインパルス パイロット3番機・西村克重さん、5番機・藤縄 忠さん

私たちが何を継承し、この先の未来へと受け継ぐべきか──。
1964年を見ていくことで見えてくるかも!? みなさんも一緒に考えてみませんか?


BS1スペシャル
「1964 TOKYO 知られざるオリンピック」

【放送予定】3月30日(土)[BS4K]後4:00
3月31日(日)[BS1]後10:00
4月13日(土)[BS1]前0:40(再)※金曜深夜

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