あっと驚かせるかぶりものを!
なりきりグッズの制作秘話

なりきり!む〜にゃん生きもの学園

毎週土曜[Eテレ]前7:15
7月6日(土)「なんと羽毛が?! 恐竜になりきり!」前編
7月13日(土)「大きくてしなやか! 恐竜になりきり!」後編

土曜の朝に放送中の「なりきり!む~にゃん生きもの学園」は、生きものに“なりきる”ことで、動植物の魅力を体感しながら学べる番組です。なりきるためには、その特徴をとらえた“なりきりグッズ”を装着! でもこれって、どうやって作られているの~?

ということで今回は、7月6日、13日放送の「恐竜」のかぶりものを中心に、“なりきりグッズ”制作者の浅利真友子さんにインタビュー。制作秘話などを聞いてきました!

ほかにも、なりきりグッズで生きものになりきる、まさるくん(濱口優)、しょうまくん(山本匠馬)、まるちゃん(木内舞留)にも、思い出のかぶりものを教えてもらいましたよ~!

サイや、マメコブシガニ(?)になりきり!

 “なりきりグッズ”制作者の浅利真友子さん

──番組に登場する“なりきりグッズ”の制作は、いつからやっているんですか?

もともとは、「いないいないばあっ!」の美術制作をやっていたのですが、そこで声をかけていただき、2014年からこの番組でずっと美術小道具を作っています。最初のころは、“ザ・工作”といった感じのものだったんですけど、放送回を重ねるごとに手に何か持ってみたり、しっぽを付けたり、全身をくるむようになったり、パワーアップしています(笑)。

──どのような工程で制作しているんですか?

サイクルとしては、2週間に1回程度の打ち合わせ後、すぐに制作にとりかかるといった感じです。そこでは、どのような仕上がりにするのか、素材は何を使うのかなど、簡単なイラストを描いたりして相談しています。もう丸4年担当しているので、細かい造形の設計は任せてもらって作っているんです。

──制作過程で苦労していることはありますか?

基本は全部一人で作っていますが、実はそこまで苦労だと思うことがなく…(笑)。しいて言うと、素材をたくさん確保しておきたいので、自分の足で布屋、資材屋によく行くことですかね。発想の引き出しを増やしておこうと思って、ふだん行かないようなお店にも行くようにしています。そうやって、作る過程より、材料を探すことに時間をかけているところが唯一の苦労でしょうか(笑)。

マテガイやイタチにも!

 今回は、恐竜になりきります!

──7月6日、13日は、「恐竜」の回です。どのように作ったのですか?

特別な作り方はしていなくて、実はいろいろなティラノサウルスのぬいぐるみを調べて、パーツの縫い合わせ方などを参考にしました。基本の素材はウレタンです。ウレタンの気泡部分をボンドで下塗りした上からペンキを塗って乾かしただけで、つるっとした皮膚を表現することができました。あとは、まさるくんはピンク、しょうまくんは黄色、まるちゃんは水色という出演者3人のカラーで皮膚の模様を塗って、フェルトで目を作って完成です。

左から、まさるくん、まるちゃん、しょうまくんのかぶりもの

今回はほかにも、ティラノサウルスには羽毛があったという最新の研究内容に基づいた実験をするんですね。羽毛がある恐竜と、ない恐竜の違いを、どう見せるか。

そこで、羽毛の付いたものと付いていない“恐竜ペットボトル”を制作。羽毛の恐竜を表現するために、1つはダウンジャケットのように中に綿を詰めて毛で覆いました。もう1つはウロコ肌のようなツルツルのもの。これで、体温調節はどうしていたのかが分かるような実験をします。

このほかにも、今回はたくさんの実験をするそうで、私も放送が楽しみです。これからも、みなさんをあっと驚かせるような“なりきりグッズ”を作っていきますので、ぜひ、そこも注目していただけたらと思います!

 まさるくん、しょうまくん、まるちゃんからメッセージ!

続いては、恐竜回のロケで大はしゃぎだったまさるくん、しょうまくん、まるちゃんの3人に、ロケのお話や、かぶりものの感想を話していただきました。

まさるくん
恐竜は子どものころからフィギュアを持っていて好きでしたね。今回のロケは、肉食恐竜の骨格標本が見れたり、その噛む力を体感できたり、巨大恐竜にもなれたり、すごく楽しかったです。本当の恐竜にますます会いたくなりますよ!
かぶりものは毎回ピッタリのサイズで作ってくれて、今回も楽しみでした。すぐ写真撮っちゃいましたね(笑)。ナマコの回も僕のSNSに投稿したら、リアルすぎて反響が大きかったということもありました(笑)。次の投稿で、「作り物ですよ」ってちゃんと説明しましたが、そのぐらい毎回ディテールが細かくて感心しています。このなりきりグッズもふくめて、番組を楽しみにしてほしいですね!

しょうまくん
「恐竜」の回ということで、図鑑を見ていた子どものころのようにワクワクしながらロケに来ました! 今回僕は、恐竜の噛む力のすごさを体感するために“しょうまサウルス”になりきって、空き缶つぶしに挑戦します。また、巨大恐竜の体の秘密も探っているので、そこも必見です。
なりきりグッズも毎回楽しみで、いつもリアルとかわいらしさの絶妙なところをついてくるんですよね。僕が印象に残っているのは、サイの回(6月8日放送)。その強じんな皮膚を再現するために、段ボールで僕の体までガチガチにされたのはいい思い出です(笑)。イルカの回(5月16日放送)では、実は僕、本当に泳げなくて…。その後、必死で泳ぐ練習をしたので、海の生態系になりきる回があったら、ぜひ期待していただければ!(笑)

まるちゃん
今回のロケのために、動画サイトで恐竜の研究をしてきました(笑)。私も今回初めて知ったんですけど、あのティラノサウルスには実は羽毛があったんだとか! そのほかにも、恐竜はどんな歯でどんなものを食べて生活していたのか、大きな体をどうやって支えていたのかなど、たくさん実験をしました。知っているようで知らないことがたくさんあって、とっても勉強になりました!
かぶりものに関しては、私はタケノコの回(2015年5月放送)がいまだに印象的で、イスに乗ってびょ~んと伸びたりして楽しかった~(笑)。今回の恐竜のかぶりものは、私たちのテーマカラーで色付けされているところに注目ですよ~!

子どもも大人も大好きな「恐竜」の回、ぜひお見逃しなく!

なりきり!む〜にゃん生きもの学園

毎週土曜 前7:15 NHK Eテレ
(再放送)毎週木曜 後3:45 Eテレ
7月6日(土)「なんと羽毛が?! 恐竜になりきり!」前編
7月13日(土)「大きくてしなやか! 恐竜になりきり!」後編

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