女性をも魅了する峰不二子の魅力を深掘り!

セカンドの美学

9月21日(土)[BSプレミアム]後10:00

主人公の影で独特の存在感を放つ脇役=“セカンド”の魅力に迫る「セカンドの美学」。

9月21日(土)の放送は、「ルパン三世」の紅一点、峰不二子を取り上げます! 敵か味方か恋人か!? 決して憎まれることのないそのキャラクターを、さまざまな角度から徹底分析。V6の井ノ原快彦さんが“番組スタッフ”となり、1977~2011年まで不二子の声を担当した声優・増山江威子さんにも取材しちゃいます!

神﨑裕子プロデューサー、黒瀬敦子ディレクター、宮良純子ディレクターに番組のみどころを聞きました。女性3人が語る、峰不二子の魅力とは?

 「謎の女」不二子の深掘りは一筋縄ではいかない!?

──「ルパン三世」の“セカンド”だと、相棒の次元大介も浮かびますが、今回なぜ峰不二子を取り上げたのでしょう?

神﨑:番組としては、峰不二子か銭形警部のどちらかでやろうかなと考えていたんです。不二子が“セカンド”かどうかという意見もあるかもしれませんが、これまで“力石徹”“ラオウ”と男臭いキャラクターを取り上げてきたこともあり、女性をやってみたいと思いました。しかも、不二子は主人公・ルパンに欠かせない女性ですよね。そういった視点でも取材してみたいなと思いました。

──アニメ作品、原作コミックすべてに目を通したそうですね。

神﨑:テレビシリーズだけで6723分、それから、映画、スペシャル、スピンオフまで全327話を全て見ました(笑)。

黒瀬:今回もマンガやアニメの“不二子だけのセリフ”を全部書き起こしたのですが、実は彼女には統一性がないんです。番組では、12月に公開される3D映画の山崎たかし監督にもお話を聞いたのですが、やっぱり“不二子らしさ”をつかむまで頭を悩ませたそうです。

宮良:いろいろな要素があって、1つにしぼれないんです。

黒瀬:峰不二子はどんな女性なのかを知るために、彼女を生み出したアニメのスタッフに話を聞いたり、特徴的なバストやチラッと見える下着を探ったり、いろいろな角度からも探りましたが、つかみどころがなさすぎて、我々取材陣も手玉に取られているんじゃないかと思うほどでした(笑)。さすが「謎の女」でしたよね。

神﨑:そうなんです! 前回取り上げた「北斗の拳」のラオウは、作業をしていくうちに「ラオウってこんな人なんだ」と理解できたのですが、今回は「これは不二子っぽい」「いや、不二子らしいって、こういうことでは?」と意見が分かれたりもしたんです。スタッフの中でとらえ方に違いが出たのもおもしろいなと思いました。

黒瀬:彼女がよく乗っているバイク、そしてセクシーな胸元から、家族について、家庭環境などが浮かび上がってきました。ルパンファミリーの一員だけど、その一方で男たちを翻弄している不二子。その理由にも迫ります。

また、原作マンガを改めて掘り起こしてみると、マンガでは不二子のことが思ったよりも多く描かれていることが分かりました。それをもとに、「なぜ不二子が泥棒の世界に入ったのか」を、犯罪心理学の方と検証しました。

──V6の井ノ原快彦さんが“番組スタッフ”として、一緒に取材したんですよね?

黒瀬:井ノ原さんはアニメのパート2を見ていたそうで、すごく思い入れがあるとおっしゃっていました。「このシーン覚えてるわ~!」と、好きなシーンを見直していたほどです。

宮良:一緒に取材をする中で、私たちが“このシーンは〇話”“この服装は〇話”と答えられるほどになっていたのを見て、「みんな、なんでそんなに詳しいの…変態だよ…」とおっしゃっていました(笑)。

 常に先端を行く、ブレない生き方が不二子の魅力!

──2代目の不二子の声優である増山江威子さんへの取材も行ったそうですね。

神﨑:ご本人が「不二子のイメージを崩したくない」ということでお顔を出されないのですが、いろいろなことに答えていただきました。もちろん、井ノ原さんも取材に同行しました。

黒瀬:増山さんは、“不二子そのもの”という感じの上品な方で、声を聞いていてすごく気持ちがドキドキしたりワクワクしたり。井ノ原さんも私同様、メロメロになっていましたよ(笑)。その増山さんの“不二子の話し方”を、音声研究をしているところで分析した結果、声の高低差にすごく意味があることが分かってきました。増山さんご本人は、「それは不二子が考えて身に付けた手段じゃないか」とおっしゃっていて…。どんな結果になったかは番組をご覧ください!

──ほかにはどんな取材や検証を?

黒瀬:「ルパン三世」の原作者・モンキー・パンチさんが描いた、不二子の原画も登場します。カッコよかったですね~。スタイルやファッションもですが、すごく現代的な女性に見えましたし、今見ても古くない。時代が変わってもすごく“いい女”でした。

神﨑:原作コミックが生まれてから50年を超えても、常に最先端を行っているんです。すごい女性ですよね。

黒瀬:それから、あのバストの構造はどうなっているのか乳腺科の医師に話を聞いたり、下着の色を分類して、その色の下着を着る意味などを、色彩心理の専門家に話を聞いたりしています。

宮良:下着のシーンを見つけるは楽しかったですね(笑)。

黒瀬:また、ファッションという視点からもちょっと深掘りをしています。

神﨑:さらには、ルパンシリーズを制作しているアニメ会社にも取材をしています。モンキー・パンチさんがおっしゃった一言で“不二子像”が広がりをみせたというお話を伺いました。

宮良:今の女性がカッコイイと思える女性像を、すごく意識されているんだなということが分かりました。

──不二子は女性人気も高いキャラクターですし、どう深掘りされるのか楽しみです。

黒瀬:彼女にはブレないカッコ良さから、ルパンとの近すぎない距離感まで、絶妙なステキさがあるんですね。セクシーだけではない、強さと優しさを併せ持った自立した女性というか。そういった女性像が改めて分かると思いますので、男性はもちろん、女性の方にも見てほしいですね。“愛される秘密”が分かるかもしれません!

神﨑:彼女の自立した生き方は、ぜひ若い人にも見ていただきたいですね。

2代目声優の増山江威子さんのほか、現在不二子の声を担当する、声優の沢城みゆきさんも登場! 謎多き女・不二子の秘密がついに明かされるので、お楽しみに~!

取り上げた番組はこちらです!

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