シリーズ初の “海外特別編”! あの暗殺事件の闇に迫る

NHKスペシャル「未解決事件 File.08 JFK暗殺」

■episode Ⅰ “はめられた“男
4月29日(水・祝)[総合]後7:30~8:30
(4月29日[総合]後8:30~「ケネディとその時代」)
■episode Ⅱ 浮かび上がる“黒幕”
5月2日(土)[総合]後9:00~9:54

国家は真実を隠した──

新たなスクープをもとに、ドキュメンタリーと実録ドラマで、未解決事件の真相に迫るNHKスペシャル。File.08はシリーズ初の「海外特別編」!

アメリカの大統領、ジョン・F・ケネディが白昼狙撃され、暗殺された世紀の事件。

「犯人は?」「暗殺の目的は?」

世界中が真相追求を続ける中、2017年、数万点の機密資料が公開されました。トランプ大統領は、残るファイルの公開も明言しましたが、なぜか撤回。「“国家安全保障上の懸念”」が理由とされました。

今回、NHKは、CIAの元調査員や米軍関係者、JFKのおい、映画監督のオリバー・ストーン氏ら66人のチームと共同で、機密文書の一部や非公開ファイルを入手し、分析。その結果、「暗殺は元海兵隊員・オズワルド単独によるもので、黒幕はいない」と、アメリカ政府が断定してきた“定説”が根底から揺らぎ始めました。「私ははめられた!」と逮捕直後に言い残し、射殺されたオズワルド。彼は操られていたのでしょうか? オズワルドの足跡をたどると、戦後の日本で、“ある組織”と関わりを持つ人間が接触していた実態や、ケネディが暗殺される前に、全く別の「暗殺未遂事件」を起こし、それが“カギ”となった可能性が明らかに…。

番組では、日本~旧ソ連~アメリカとオズワルドの足跡をドラマ化。さらに、これまでメディア取材に応じてこなかった元軍人やCIAの幹部らも初証言。オズワルドを事件へと導く“壮大な策略”も浮かび上がってきました。大統領暗殺という衝撃的事件、その闇に迫ります。

■episode Ⅰ “はめられた“男 あらすじ

1963年11月22日、第35代アメリカ大統領 ジョン・F・ケネディが何者かに狙撃され、暗殺された。その2日後、凶弾に倒れたもう1人の男がいる。リー・ハーヴェイ・オズワルド。事件直後に逮捕され、“暗殺犯”とされた人物だ。犯行を否認したまま暗殺されたオズワルド。実は彼は殺される直前にある言葉を残していた。

I’m just a patsy !
「俺は はめられたんだ!」

オズワルドは、なぜ「はめられた」と叫んだのか? 誰かに操られていたというのか?
今回、ケネディ暗殺を追い続けてきた66人の専門家とともに、新資料を発掘し、証言を集めていくと、オズワルドが事件へと導かれる知られざる“原点”が浮かび上がってきた。その現場は、日本。

海兵隊員だったオズワルド。今回の取材で、“ある組織”と深い関わりをもつ謎の人物がオズワルドに接触をはかっていたことが分かってきた。共産主義へのあこがれをみせる一方で、幼少期からスパイ映画を好むなど、情報機関の仕事にも興味を抱いていたオズワルド。旧ソ連に亡命を試みるが、そこにも組織の影が…。そして、ちょうどそのころ、若きケネディが大統領に就任する。

オズワルドの運命の歯車が、
破滅へと回り出す──。

■episode Ⅱ 浮かび上がる“黒幕” あらすじ

旧ソ連から妻マリーナと娘を伴い帰国したオズワルドは、明らかにその様子が変わっていた。
そして、マリーナの証言記録からは、オズワルドが、大統領が暗殺される半年前に、別の「暗殺未遂事件」を起こしていたことが明らかになった。今回、CIAの元調査員など専門家たちに取材すると、この事件がJFK暗殺とオズワルドをつなげる重要な“結節点”となっていた可能性が浮かび上がってきた。

オズワルドは、本当に、
JFK暗殺の“単独犯”なのか?

1963年11月22日の暗殺当日。オズワルドは、ダラスにある教科書倉庫ビルにライフルを持ち込んだとされている。そして、政府の公式見解「ウォーレン報告」によると、ビルの6階から、3発撃ったと結論づけられている。今回、番組では、事件の目撃者の供述内容を洗い直し、66人の専門家の分析も加えて暗殺当日を検証する。果たして“真相”はどうだったのか──?

浮かび上がってきたのは、
ある“ストーリー”だった。

制作者メッセージ

ディレクター・高比良健吾

なぜ今、JFKなのか? 多くの人に聞かれた質問です。
明確な答えを持って始めたわけではないですが、2年半、このテーマと向き合い感じるのは、JFK暗殺が、現代にも通じるさまざまなテーマが内包された、まだ終わっていない事件だからだと思います。

取材のきっかけは、トランプ大統領がケネディファイルを全公開するとしながら直前で撤回したことでした。「公文書」については、ちょうど日本でも話題になっていた時期で、JFK暗殺の真相を追い求める戦いが、アメリカ国民にとって「知る権利」を勝ち取ってきた歴史でもあることに気付かされました。
さらに研究者の話を聞くうちに、いまだに一部の組織が「うそ」や「隠ぺい」を続けていること、世界の研究者たちが、1人1人の「民主主義」を本気で守ろうと、その強大な力に挑み続けていることにも気付かされます。

そして、国家と個人とは何か──。なぜ「世界の真の平和」という理想を語った若きカリスマが暗殺されなければならなかったのか──。ケネディは国家の上層部と決して折り合いが良かったとはいえません。しかし当時の時代を考えると、そうした人々も、決して卑劣な人たちではなかったことが良く分かります。皆、その時代を必死に生き、彼らなりの「愛国心」を持って国家を守ろうとした。その自国を守ろうと必死になるが故に、道筋が異なり争いが泥沼化していくことも、時代は変われど、今も変わらないことなのだろうと、感じます。

魑魅魍魎ちみもうりょう」「あり地獄」「羅生門」、、、

どこに進んでも底なし沼が広がっているような、
同じ事象も見方によって見解が異なり、
何が事実で何が嘘かも徐々に分からなくなる、
そんな感覚がJFKワールドにはあります。

その奥深さの一端を、少しでも追体験いただき、今を考えるきっかけになればうれしいです。

NHKスペシャル「未解決事件 File.08 JFK暗殺」

■episode Ⅰ “はめられた“男

4月29日(水・祝)[総合]後7:30~8:30

(4月29日[総合]後8:30~「ケネディとその時代」)

■episode Ⅱ 浮かび上がる“黒幕”

5月2日(土)[総合]後9:00~9:54

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