いま学びを守るために何ができるのか?
さまざまな視点から番組を放送

いま、学びを守ろう。キャンペーン

▶︎ キャンペーンサイト

新型コロナウイルスは子どもたちの学びに大きな影響を与えています。とくに以前から困難な環境にあった子どもたちがさらに追い詰められ、「学びたいのに学べない」教育機会の喪失が広がりつつあるという状況が見えてきました。

各地で再び緊急事態宣言が出る中、教育へのさらなる影響が懸念されます。NHKは、こうした課題と向き合い、子どもたちの将来の選択肢が狭まることのないよう、公共メディアキャンペーン「いま、学びを守ろう。」を1月から展開しています。

キャンペーンのナビゲーターである柳楽優弥さんも出演する特集番組や関連番組の放送、ホームページなどで情報を発信していくほか、「#学びたいのに」をテーマに子どもたちの声を募集。いま学びを守るために何ができるのか、視聴者の皆さんとともに考えていきます。

◆ 特集番組「学びたいのに学べない」

【放送予定】
2月13日(土)[Eテレ]後9:00~9:54 

コロナ禍による子どもたちの学びへの影響を取材するなかで、シングル家庭や外国ルーツの家庭の子どもなど弱い立場にある子どもたちが特に大きな影響を受けており、「教育格差」が顕在化していることが見えてきました。育つ家庭や地域によって生じる「教育格差」の実態と課題をデータをもとに明らかにします。また学校やNPOで行われている取り組みを紹介し、「学びたいのに学べない」子どもたちを置き去りにしないために何ができるのか考えます。

【出演】
柳楽優弥(俳優/いま、学びを守ろう。キャンペーンナビゲーター)、松岡亮二(早稲田大学准教授)ほか

◆ 3月には、全国の大学生以下の視聴者とオンラインでつなぐ参加型の番組収録を実施

「いま、学びを守ろう。」キャンペーンの締めくくりとして、全国の大学生以下の視聴者に参加してもらい、キャンペーンで放送された番組や反響をどう受け止めているのか? これからの教育に何を期待するのか? そして教育の「地域格差」などの現状とこれからについて語り合います。

【実施日】
3月7日(日) 募集対象:大学生以下

【参加方法】
「いま、学びを守ろう。」特設サイト内の応募フォームより応募

【放送日時】
イベントの模様は「ウワサの保護者会」(3月27日(土)[Eテレ]後9:30)で放送予定。

「いま、学びを守ろう。」
キャンペーン関連番組
おもな一覧(放送順)

あさイチ「コロナから“学び”を守ろう!」

【放送予定】
1月20日(水)[総合]前8:15 

いま、子ども時代を過ごしていることを恨んでほしくない…。「あさイチ」では、地域の大人たちが楽しみながら子どもの心の支えになっている無料塾の現場や、「本当に必要とされているもの」を寄付できる新たな支援の方法、そして家族で参加できる人気のオンラインイベントなどを紹介。どうしたらコロナ禍で子どもたちの“学び”の機会を守れるのか、私たちができることを考えます。

▶︎ 番組ホームページ

国際報道2021
「パキスタン『シンドのマララさん』の挑戦」

【放送予定】
1月21日(木)[BS1]後10:00
※変更の可能性あり

パキスタンでは人口の1割、2000万人以上の子どもが貧困などから学校に通えていません。この現状を変えたいと南部シンド州のアースー・コヒリさん(26)は寄付金を募り学校を建設しました。自らも貧困地区で生まれ育ち、小児マヒを患いながら高校を卒業。児童教育の大切さを訴えたマララさんにちなんで「シンドのマララさん」の愛称で知られています。コロナ禍の中、教育改革に取り組むアースーさんの活動を伝えます。

▶︎ 番組ホームページ

逆転人生
「貧困の連鎖を断て!西成高校の挑戦」

【放送予定】
1月25日(月)[総合]後10:00 

親から子への貧困の連鎖が問題となっている大阪・西成。この地域の子どもが多く通う府立西成高校の取り組みが、熱い注目を集めています。その名も「反貧困学習」。貧困の現実と向き合い、そこから抜け出すための具体的な術を学ぶ特別授業です。かつて深刻な教育困難校だった西成高校は、この取り組みをきっかけに非行や中退が激減し、生まれ変わりました。驚きの授業風景、そして先生と生徒の涙の逆転を描きます。

▶︎ 番組ホームページ

ニュース シブ5時
「キニナル:コロナ禍で注目
 教育系YouTuber(仮)」

【放送予定】
1月27日(水)[総合]後4:50 

経済的な事情で塾に通えない生徒の学習手段として、授業動画を無料で配信する「教育系YouTuber」に注目が集まっています。中でも、チャンネル登録者数128万人(1月20日現在)の葉一さんは先駆け的存在で、どこからでも勉強をやり直せるようにと、小3~高校までの学習内容を解説しています。新型コロナを機に新たに始めた取り組みも紹介しながら、思うように学べない子どもたちへ、葉一さんからのメッセージをお届けします。

▶︎ 番組ホームページ

ママ☆深夜便「ことばの贈りもの」

【放送予定】
1月29日(金)[ラジオ第1・FM]前4:05

放送から1週間は
NHKラジオ らじる☆らじる
で聴き逃し配信あり

真夜中の子育て応援団「ママ☆深夜便」の午前4時台に放送している「ことばの贈りもの」のコーナーに、尾木ママこと、教育評論家の尾木直樹さんが登場します。コロナ禍で見えてきた、“子育て”や”学び”の環境にまつわる新たな課題や希望の光とは?そして、失敗続きだったというご自身の半生、際立った個性を育む原動力となった両親の教え、自身の子育てなどから学んだことをたっぷりお話しいただきます。

▶︎ 番組ホームページ

ハートネットTV
「コロナで取り残される子どもたち」

【放送予定】
[Eテレ]後8:00 

2月2日(火)第一夜 教育の機会を守りたい
2月3日(水)第二夜 私たちの声を聞いてほしい

ハートネットTVは2夜連続で、“コロナで取り残される子どもたち”を考えます。コロナ禍の今、保護者の年収や家庭環境の違いで、勉強のサポートやオンライン教育を受ける機会に大きな格差が生まれています。第一夜は、学びの機会を守ろうと奮闘するNPOの活動から格差是正に何が必要かを探ります。第二夜は、子どもたちの声を生放送で紹介。基礎疾患があり感染リスクから「自主休校」している中学生など、当事者のリアルな心の叫びに耳を傾けます。

▶︎ 番組ホームページ

クローズアップ現代+
「コロナ禍の高校生はいま(仮)」

【放送予定】
2月3日(水)[総合]後10:00 

家庭環境や学習困難などから、小中学校で実力を発揮できなかった生徒の再チャレンジを目指す、神奈川県の高校に密着します。授業料減免の困窮家庭の生徒も多い、いわゆる“課題集中校”。「少人数編成のきめ細やかな指導」「キャリアカウンセラーが常駐する“校内ハローワーク”設置」などの試みを行っていますが、コロナ禍の今年度、新入生の3割が既に教室から姿を消したといいます。経済的困窮や虐待、家族の介護などに追われ、学業の継続が困難な高校生の今を見つめます。

▶︎ 番組ホームページ

おはよう日本 祝日特集
「進学にも就職にも結婚にも影響!
 全国の“ヤングケアラー”の心の叫びを聞く」

【放送予定】
2月11日(木・祝)[総合]前7:30
(コーナー開始時間)

家族の介護のために夢を諦めざるをえない若者が続出!?18歳未満で家族の介護などを担う“ヤングケアラー”の問題が深刻化しています。埼玉県の調査では高校生の25人に1人がヤングケアラーという衝撃の実態が。取材を進めると、支援が十分に届かず、進学や就職、結婚など、その後の人生にも多大な影響があることが判明しました。当事者の座談会に加え、全国のヤングケアラーの声もたくさん募集し紹介していきます。私たちができることは?

▶︎ みなさんの体験やご意見を
募集しています

▶︎ 番組ホームページ

所さん!大変ですよ
「街から大学生が消えた!?
『ワセメシ』が大変ですよ」

【放送予定】
2月11日(木・祝)[総合]後7:30 

早稲田大学の近くで営業する飲食店、通称「ワセメシ」の多くがいま、苦境に立たされています。原因は、街から大学生が消えたため。新型コロナの影響で多くの授業はオンラインで行われるようになり、学生が大学に来る必要がなくなってしまったのです。番組ではすべてが変わってしまった大学生たちに密着。通常のキャンパス・ライフが送れず、アルバイトの機会も奪われているコロナ禍の学生たち。苦悩の先に、希望はあるのか?

▶︎ 番組ホームページ

のマークのある番組は、放送から1週間、まとめてプレイリストでご覧いただけます。

各地の放送局での取り組み・放送

<山形放送局>

やまコレ「学校に行かなくていいよって言えない」

【放送予定】
1月22日(金)[総合]後7:30
※山形県のみで放送

「学校へ行きたくない」という子どもの選択を受け入れられない親たち。我が子に寄り添いたい思いと、「行かせなくてはいけない」という責任感との狭間で苦しみ、周囲に相談もできずにいます。学校へ行くことが親子を苦しめているという皮肉な現実をどうすれば変えられるのか。番組では、学校以外の居場所など多様な学びの形を取材。コロナ禍で、学習意欲の喪失なども懸念されるいま、地域全体で学びを守り、家庭を支える仕組みを考えます。

▶︎ NHK山形放送局ホームページ

<秋田放送局>

きんよる秋田「学び場は学校だけじゃない!(仮)」

【放送予定】
2月19日(金)[総合]後7:30
※秋田県のみで放送

秋田県内ではおよそ1000人の小中学生が不登校の状態で、年々増加傾向にあります。全国的に見ると割合としては小さいものの、フリースクールなどの選択肢が少ないことや、同じ悩みを持つ親同士のつながりが少ないなど、不登校の子がいる家庭の悩みは少なくありません。番組では五城目町で「ホームスクーリング」で子育てをする一家などを取材。視聴者の体験談なども交えつつ、いま子どもたちの学びを守るため何ができるかを考えます。

▶︎ NHK秋田放送局ホームページ

<千葉放送局>

「コロナ禍の新しい授業の模索」を取材中

千葉大学教育学部附属小学校のコロナ禍の1年を取材中。随時放送予定。

▶︎ NHK千葉放送局ホームページ

<静岡放送局>

「新型コロナとひとり親家庭」を取材中

ひとり親家庭と、学びの場が失われつつある子どもたちを継続取材中。随時放送予定。

▶︎ NHK静岡放送局特設ページ

<名古屋放送局>

子どもを取り巻く課題解決のため、継続取材中

オンラインと対面の併用を模索する大学の今、ICT教育先進校などを継続取材中。「#わたしにできること~未来へ1歩~」。

▶︎ NHK名古屋放送局特設ページ

<広島放送局>

特集番組「ポストコロナの学校を描け!(仮)」

【放送予定】
2月11日(木・祝)[総合]後6:05
※中国地方のみで放送

去年実施された全国一斉休校。その期間の学習などに関する調査で、子どもの6割以上が「何をして過ごせばよいのかよくわからない」と感じていて、学習時間は1日約2時間にとどまっていたことが分かりました。中国地方では学びを守ろうとオンラインの活用が進む一方で、子どもからは「オンラインで学習できるのに学校に行く必要はあるのか」という声も。模索を続ける教育現場への取材から、ポストコロナの学校はどうあるべきか考えます。

▶︎ NHK広島放送局ホームページ

NHKの学び支援
コンテンツ・サイト

NHK for School

2000本以上の学校教育向けの番組と7000本の動画クリップを掲載。「教材・資料」や「授業プラン」など、授業に役に立つコンテンツもあわせて提供しています。新型コロナによる休校を受け、家庭での学びを支援する特設ページ「おうちで学ぼう!」を立ち上げ、おすすめ番組・動画や、家庭での効果的な使い方を学年ごとに紹介しています。

NHK高校講座

通信制高校向け(全日制高校等でも利用されている)放送講座の番組サイト。Eテレおよびラジオ第2で放送の12教科37番組、年間およそ1500本の動画を掲載しています。高校生の自学自習の手助けとして、いつでもどこでも見ることができます。

◆ キャンペーンサイトでも皆さんの声を募集。取材記事や支援情報を掲載しています

「#学びたいのに」をテーマに子どもたちの声を募集し、番組や関連サイトで紹介。さらに、NHKのさまざまな番組や各地の放送局で日々取材している「学びたいのに学べない現状」「学びを守るための先進例・ヒント」情報を掲載していきます。

▶︎ キャンペーンサイト

取り上げた番組はこちらです!

関連記事

その他の注目記事