栄一 × 慶喜の人生が交わる舞台
〜江戸・京で出会う人々〜
2021年大河ドラマ(第60作)「青天を衝け」

主演  吉沢 亮
作 大森美香  音楽 佐藤直紀  題字 杉本博司

血洗島の百姓として育った渋沢栄一は
やがて江戸そして京へ飛び出し、徳川慶喜の家臣へ。

攘夷と倒幕に揺れる政治の中心地、
江戸・京で活躍する主な登場人物をお知らせいたします。

[江戸幕府]

第十四代将軍
徳川とくがわ家茂いえもち
磯村いそむら勇斗はやと

江戸幕府第14代将軍。将軍継嗣けいし問題で徳川慶喜の対立候補となるも、大老・井伊直弼なおすけの計略によって、若くして将軍の座についた。公武合体のため皇女・和宮かずのみやと結婚。やがて将軍後見職に付いた慶喜に支えられるが、自身の無力さを嘆き、発奮する。

家茂の正室
和宮かずのみや
深川ふかがわ麻衣まい

孝明天皇の妹宮。幼いころより許婚いいなずけがいたにもかかわらず、幕府が目指す公武合体の象徴として、将軍・家茂との縁組みが浮上。和宮は固辞するもかなわず、泣く泣く降嫁こうかした。しかし、家茂の誠実な人柄に触れ、次第に心を開いていく。

[水戸藩・一橋家]

慶喜の兄
徳川とくがわ慶篤よしあつ
中島なかじま あゆむ

第9代水戸藩主・徳川斉昭なりあきの長男。父・斉昭が隠居を命じられたことで家督を相続するも、老公として君臨する父に振り回されがち。安政の大獄では登城禁止に処された。後に藩内で巻き起こる、天狗てんぐ党の乱を抑えることができず苦心する。

慶喜の弟
徳川とくがわ昭武あきたけ
板垣いたがき李光人りひと

第9代水戸藩主・徳川斉昭の十八男。慶喜の異母弟にあたり、幼名は松平昭徳あきのり。将軍となった慶喜の名代としてパリ万国博覧会へ出向くことになり、随行した栄一と特別な絆を結んだ。大政奉還によって帰国を余儀なくされ、最後の水戸藩主となる。

一橋家家臣
猪飼いかい勝三郎かつさぶろう
遠山とおやま俊也としや

一橋家の側用人。若かりし小姓時代、慶喜に怪我けがをさせるという失態をおかすが、戒めることなく寛容に受け入れた慶喜にほれ込む。いかにも人のよい性質で、一橋家に仕官したばかりの栄一や喜作の世話をあれこれと焼く。

一橋家家臣
川村かわむら恵十郎えじゅうろう
波岡なみおか一喜かずき

慶喜の側近・平岡円四郎の部下として柔軟に動き、鋭い目つきで情報収集に努める。江戸の酒場で見かけた、威勢のいい栄一と喜作に最初に目を付けた。攘夷派から命を狙われる円四郎のそばに付き、護衛を務める。

[薩摩藩]

国父
島津しまづ久光ひさみつ
池田いけだ成志なるし

息子である薩摩藩主・茂久もちひさの後見となり、「国父」として藩政を動かす。公武合体を推進するため、薩摩より兵を率いて上洛した。雄藩による政治参画を実現するため「参与会議」を発足させる。参与メンバーである慶喜とは横浜鎖港をめぐって対立する。

薩摩藩士
西郷さいごう隆盛たかもり
博多はかた華丸はなまる

久光が目指す公武合体実現のため、流罪るざいを赦免されて藩政に復帰。大坂にある薩摩藩士・折田おりた要蔵ようぞうの塾に、一橋家の命で偵察に来ていた栄一と出会う。周りの薩摩藩士たちは栄一に不信の目を向けていたが、西郷は共に豚鍋をつつきながら栄一を見定めようとする。

薩摩藩士
大久保おおくぼ利通としみち
石丸いしまる幹二かんじ

薩摩藩の実権を握る国父・久光の側近として、公武合体を実現するために上京。裏工作に奔走しつつ、腹の内が読めない慶喜を強く警戒する。やがて、明治新政府では大蔵卿に就任するが、部下となった栄一とは近代化をめぐる路線の違いで対立する。

薩摩藩士
折田おりた要蔵ようぞう
徳井とくい ゆう

昌平黌しょうへいこうで蘭学を学び、兵学に通じる。迫りくる異国の脅威に備え、大阪湾に砲台を築造するため、幕府から御台場おだいば築造掛ちくぞうがかりに抜擢された。栄一はその人となりを探るという命を受け、大坂にある折田の塾へ潜入捜査することになる。

[諸藩]

宇和島藩主
伊達だて宗城むねなり
菅原すがわら大吉だいきち

第8代宇和島藩主。将軍継嗣問題では慶喜擁立に関わったことから、安政の大獄では隠居謹慎に処された。島津久光の公武合体運動によって政界に復帰し、朝議参与に任命されるが、久光や松平春嶽しゅんがくらと共に開国の道を唱え、慶喜と衝突する。

土佐藩主
山内やまうち容堂ようどう
水上みずかみ竜士りゅうし

第15代土佐藩主。安政の大獄では、将軍継嗣に慶喜を推したことで隠居謹慎を命じられたが、その後、朝議参与に任命される。容堂の酒好きは有名で、伊達宗城からは酔狼君すいろうくんとあだ名されたほど。容堂が慶喜に建白したことで、大政奉還が実現した。

[京]

第百二十一代天皇
孝明天皇こうめいてんのう
尾上おのえ右近うこん

異国を毛嫌いし、攘夷の決行を幕府に迫る。とはいえ倒幕を望んではおらず、公武合体に理解を示し、妹・和宮の家茂への降嫁も認めた。攘夷派の公家たちが長州藩と手を組むようになると、三条実美さねとみ七卿しちきょうを京より追放。禁裏御守衛きんりごしゅえい総督となった慶喜を頼みとする。

公家
岩倉いわくら具視ともみ
山内やまうち圭哉たかや

朝廷改革を志す公家。桜田門外の変で井伊直弼が殺害された後、公武合体を計画する幕府と交渉する立場にあった岩倉は、和宮降嫁を後押しした。しかし尊王攘夷派から佐幕派とみなされ、排斥の圧力によって孝明天皇からも疑われるようになり、やがて蟄居ちっきょを命じられる。

公家
中川宮なかがわのみや
奥田おくだ洋平ようへい

公武合体派の中心の一人。安政の大獄で一橋派として処分されるが、井伊の死後に赦免される。孝明天皇の信頼を厚くし、薩摩藩や会津藩と手を結んで、急進的な攘夷・倒幕を唱える長州派の公家を京都から追い出した。やがて孝明天皇の死によって求心力を失う。

公家
三条さんじょう実美さねとみ
金井かない勇太ゆうた

攘夷派の公家。長州藩の尊攘派と手を結び、攘夷祈願のための孝明天皇の行幸計画を主導するが失敗。中川宮らが主導した八月十八日の政変で京都から追放され、長州へと逃れることになる。明治維新後、官位が戻され、明治新政府の議定に岩倉具視ともみと共に就任する。

[江戸の商人]

武具商
梅田うめだ慎之介しんのすけ
渡辺わたなべ とおる

江戸の武具商。横浜焼き討ち計画を実行するため、栄一と喜作が武器の調達に梅田の店を訪れる。百姓の姿をした二人を見ていぶかしがるが、武士顔負けの心意気と金払いのよさにほれ込み、力を貸すことを決める。

出演者発表にあたって

制作統括・菓子 浩

渋沢栄一は卓越した記憶力の持ち主でした。晩年に語ったエピソードの数々は、日付や場所も正確なうえ、細かな描写もあふれていて臨場感があります。一橋家の家臣となった栄一は、京でさまざまな幕末のヒーローたちと出会います。西郷隆盛もその一人。鹿児島名物豚鍋をつつきながら、未来を語り合った2人は意気投合しました。そして、この時期、慶喜は幕府と朝廷、雄藩の思惑が入り乱れるなかで、ひとり奮闘していたのです。そんな手に汗握る展開を、すばらしいキャストの皆さんに演じていただけることとなりました。物語としてはちょっと先の話になりますが、「青天を衝け」、見ごたえのあるシーンが続きます。どうぞご期待ください。

2021年 大河ドラマ「青天をけ」

【放送開始予定】2021年2月14日(日)

[総合]後8:00~9:00
[BSプレミアム・BS4K]後6:00~

※15分拡大版(「青天を衝け」紀行含む)

【制作統括】菓子 浩、福岡利武

【演出】黒崎 博、田中健二、村橋直樹、渡辺哲也、川野秀昭

【プロデューサー】板垣麻衣子

【広報プロデューサー】藤原敬久

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