これまでの街歩き

ハルビン/ 中国

2006年12月19日(火) 初回放送

語り:薬師丸ひろ子

撮影時期:2006年11月

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ロシア風建築の街をぶらぶらと

中国東北地方、ロシアとの国境に近いハルビンは、もともとロシア人によって作られました。街の中心には「中央大街(ちゅうおうたいがい)」というロシア風建築が建ち並ぶ通りがあります。この長さ1.45キロの「中央大街」をじっくり歩いてみることにしました。きれいな石畳の広い通りは一直線。両側にはアールヌーボー建築のお洒落な洋館が並んで、まるでヨーロッパの街に迷い込んだよう。ロシア風のパンを買い求める人の長い行列もあって、暮らしの中にもロシアが息づいているようです。
中央大街の突き当たりは「白鳥が舞い降りる」といわれる松花江(しょうかこう)。冬は一面凍るという川沿いでは、柔らかい日差しの中、ご夫婦が恋の歌を熱唱していたり、お年寄りたちが大きな筆で地面に(!)書を書いていたり…。わずかな太陽の光を大切に、でもたくましく生きる北国の人たちの心にふれて、こちらの心までほんわか暖かくなるような街歩きでした。

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