これまでの街歩き

ブダペスト・ブダ編/ ハンガリー

2007年1月23日(火) 初回放送

語り:工藤夕貴

撮影時期:2006年12月

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ブダの丘と午後3時半からの夜景

ドナウ川に架かる「くさり橋」からブダの街を歩きます。歩きがいのある長さのくさり橋を渡りきると、すぐ目の前が王宮の丘。見晴らし台からは、ドナウ川と対岸のペストの街が一望できました。
丘の尾根沿いの住宅街では、学校の昼休みに散歩している女の子たちと出会ったり、赤いコートがステキなおばあさんにお庭を見せてもらったり。公園のフリーマーケットでは、朝5時から店を開いているという父子が古着やテニスボールなど「それ、家の押入れから出してきたの?」というようなものを売っています。お父さんは「家計も助かるし、社会主義時代より今の方がいいよ」と張り切っていました。公園の先にはル・カーチ温泉。ブダペストは世界でも有数の温泉都市なんだそうです。
気がつくと、あたりはすっかり夕闇。でもまだ午後3時半!ここからがお楽しみ。ドナウ河岸の建物や、くさり橋がライトアップされ、本当に幻想的。冬のブダペストではこの時間から夜景が楽しめるんですね。長い間、歴史にほんろうされた街をようやく自分たちの手に取り戻したブダの人たちの誇りと、温かさを感じる街歩きでした。

※NHKサイトを離れます
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